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Facebookの社名がMetaに変更、盛り上がりを見せるメタバース。

Facebookの社名がMetaに変更

先月28日ににFacebookが「Meta」に社名を変更しましたが、これは同社がこれからFacebookなどのSNS事業を以外にもメタバース事業にも範囲を拡大している中で、Facebookという社名が幅広い現在の状況を表せていないことと、ザッカーバーグCEOが「これからはFacebookファーストではなく、メタバースファーストになる」いう発言をするように、この社名変更は今後メタバース事業に注力していくという決意表明ともいえるのでしょう。

メタバースとは?

まずはメタバースの簡単な説明ですが、メタバースとはデジタルの仮想空間内で様々なサービスやコンテンツを利用したり、人々と交流したりする空間の事で、ゲームで言うと、「あつまれどうぶつの森」や「Minecraft」などが挙げられています。

デジタルの世界でアバターなどを使い、ユーザー同士で交流したりできるゲームというとたくさんありますが、今後は仮想空間をリアルに感じるために、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(混合現実)などの利用により、よりリアルなデジタルの正解になっていくでしょう。

以前紹介したバーチャル渋谷などもメタバースの一つです。

Facebookだけではないメタバースが盛り上がる

Facebook以外にもメタバース事業に本格的に参入すると発表している企業が多くあります。
今回はそのうち2つをご紹介します。

MicroSoftもメタバースに参入!

2021年3月にMicrosoftはAzureを利用してVRやARでアクセスできるMRフレームワークの「Mesh」を発表していましたが、これにTeamsを組み合わせた「Mesh for Microsoft Teams」を発表しました。

2020年前半にプレビュー版を提供開始を予定しており、Teamsで3Dアバターの利用が可能になるようです。私はどのように活用できるのかいまいちイメージできませんが、アバターで会議に参加する時代になったら面白いですね。

グリー株式会社もメタバースに100億円規模の事業投資

グリーは子会社のREALITY株式会社が提供している バーチャルライブ配信アプリ 「REALITY」を中心にメタバース事業に参入すると発表しました。ここから2~3年で100億円規模の投資を行うとしています。

REALITYが作るメタバースでは、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」が提供してきた体験に加えて、仮想空間を自身の手で創造・拡張し、オリジナルアイテムの作成や販売をすることが可能になり、クリエイターが現実世界での収入を得られる仕組みを目指すとしています。

メタバースがなぜ盛り上がっているか?

メタバースという言葉自体は1992年にSF作家のNeal Stephensonが書いた作品の中に出てきた「メタ:超」と「ユニバース:宇宙」から作った仮想世界を指す造語です。

そのメタバースが今盛り上がってきているのに2つの大きな理由があります。

理由①:テクノロジーの進化

1つの目の理由は仮想空間を実現するための技術が進歩したという事です。

仮想空間にアクセスするための端末がハイスペックになったという事と、VRなどの技術の進化、VRデバイスなどの新たな端末の登場、通信の高速化・大容量化とった「テクノロジーの進化」が大きな理由の一つです。

理由②:コロナ禍での新しいコミュニケーションの形

世界的にコロナの影響で人との接触やコミュニケーションに制限が行われる中で、人との接触やコミュニケーションの手段としてメタバースを活用するという方法が盛り上がってきたというのも1つの理由です。

ビジネスにおいてもテレワークやECの活用が一気に進み、新しい形として色々な場面でメタバースの活用が進められました。

さいごに

日本はもちろんタイやアメリカ・ヨーロッパなど、新型コロナの影響を受けて一気にテレワークが普及しましたが、今までオフィスに出社することが当たり前だった時代からメタバースを使った働き方なども今後増えてくるのかもしれません。

また、買い物もECサイトで買い物をしたりフードデリバリーを活用する人が一気に増加しましたが、買い物の新たなとしてメタバースが活用される場面も増えてくるでしょう。

今後利用者が増加し、さらなる盛り上がりを見せていくのが楽しみです。