タイに赴任が決まったら気になるスマホ事情
タイへの赴任が決まって、引っ越し準備や現地の生活の情報収集などをスタートされると思いますが、そんな中で一番気になるのが生活の必需品「スマホ」「SIM」カードです。
今回はタイのスマホやSIMカードなどの携帯電話の事情をご紹介します。
来タイ前に!日本の携帯電話の契約はどうする?
まずはタイに来る前に日本の携帯電話の契約をどうするかという疑問が出てくると思いますが、2つのパターンのうちのいずれかになると思います。
日本での契約を残したままにする
今使っているスマホの契約を残すというパターンです。月額費用が掛かるので、月額費用無料で使える楽天モバイルへのMNPをして来タイするのがおススメです。
番号保管サービスを使って保管
今使っている電話番号を失効しないように、保管する方法です。キャリアによって多少異なりますが、大体月に400円程度費用が発生し、一切使用できません。
解約する
日本で使っていた携帯電話の電話番号を解約するという方法です。意外と海外生活で日本の電話番号が必要となる場面は多いので、IP電話アプリを準備しましょう。
どれがオススメ?
ポイントとしては、タイで日本の電話番号が使えるかという部分になるので、解約や電話番号保管サービスを利用する際にはIP電話アプリなどで日本の電話番号を確保するのがおススメです。
タイで使うスマホの端末はどうする?
日本の携帯電話の契約をどうするかが決まったら次はタイで使うスマホ本体をどうするかを決めていきましょう!基本的には「日本のスマホをそのまま使う」か「タイ用のスマホを新しく買う」かの2種類になります。
タイで使うSIMカードはどうする?
タイで使うSIMカードを決める際に知っておきたいのがタイと日本のSIMカードを契約する際の違いです。このポイントを知ってSIMカードの契約をどうするか決めていきましょう!
日本では皆さん、NTT DOCOMOやSoftbank、AUといった通信キャリアが展開している携帯ショップに契約に行くと思いますが、それはタイも同じでAIS、True、Dtacといったキャリアが展開している携帯ショップに行って契約を行うのが一般的です。
ここでの大きな違いは契約時の言語の壁です、日本では当然日本語で丁寧に受けることが出来た事もタイでは「タイ語」もしくは「英語」にて契約を行う必要が出てきます。
タイの契約形態は大きく分けて2種類
日本では基本的には後で請求書が届く、ポストペイド(postpaid)での契約が基本だと思いますが、タイではポストペイド(postpaid)とプリペイド(prepaid)の2種類がメインで提供されています。
プリペイド(prepaid)での契約
プリペイド(prepaid)での契約の際には先払いしておいた残高から利用した分がどんどん引かれていき、なくなったら追加していくようなイメージです。
パスポートの登録が必須なので、キャリアショップでの契約がスムーズです。ポストペイド(postpaid)と違い、必要書類(パスポート)とSIM購入代金さえあれば入手可能で、購入後はアプリやコンビニなどで残高をチャージしていく事が可能です。
パスポートを出すだけで即日SIMカードがもらえるのでタイに赴任される方でも最初はプリペイドを契約する方も少なくないです。
ポストペイド(Postpaid)での契約
ポストペイド(PostPaid)は後払いという形で日本と同様に1ヵ月分がまとめて後請求される形になります。
基本的には請求書領収書が送られてくるのでプリペイド(Prepaid)と違い、請求内容の詳細を確認する事が出来る為、法人での契約はポストペイド(PostPaid)での契約となります。
ポストペイドでのご契約は個人の場合にはパスポート(Passport)とワークパーミット(WorkPermit)の2つの書類が必要となり、タイに来た直後はワークパーミット(WorkPermit)が手元にない事も多い事がまずは、プリペイド(prepaid)での契約して後で契約を変更する人が多いです。
タイの3大キャリアと契約の必要書類。
タイは現在、以下の3大キャリアでスマホ市場のシェアを分け合っています。
AISが現在、市場シェアNo.1なのですが、Trueとdtacの2社の合併が発表され今後はタイのスマホ市場は大手2社の寡占状態になる見込みです。
契約に必要な書類 | |
パスポート | ワークパーミット |
大手3キャリアで契約する際には、キャリアショップに足を運んで「パスポート」と「ワークパーミット」の2種類を持っていけば即日契約が出来ます。
以前、TrueにSIMカードを契約に行った際にはワークパーミットの提示を求められなかったので、ワークパーミットがまだ手元に無い場合にはTrueでの契約にチャレンジしてみるのをお勧めします。
大手3キャリア以外での契約の選択肢
日系の携帯ショップで契約するという選択肢
タイは日本人数が約10万人ともいわれており、携帯電話サービスも日系の企業が進出してきています。その中で使っている人が多いのがベリーモバイルです。
ベリーモバイル(berrymobile)
WEB:https://www.berrymobile.jp/thailand/
ベリーモバイル(berrymobile)を選んでいる人に理由を聞いたところ以下の3つがポイントのようです。
①英語力に自信がないので日本語という安心感。
②店舗を覗いた際に日本人が複数人いて安心。
③日本で受け取れた。
ただ、友達でベリーモバイルを使っていない人もいるので、理由を聞いてみたところ、「価格がローカル価格より少し高い」「携帯代金は300バーツくらいが上限」といった金額面での理由が大きいようです。
タイに来る時はプリペイドSIMを持って来よう
タイに赴任する際には、到着直後はバタバタするのでAmazonで最低でも1週間程度使えるSIMカードを持ってくるのがオススメです。
1000円以内で買えるSIMカードもあるので、安いSIMカードを買っておきましょう。