
タイ入国の規制緩和で旅行者増加!
タイの入国の規制も2022年4月から緩和されて、タイへの旅行もかなり簡単になってきつつあります。
特にタイ入国時のPCR検査が不要になったのはかなり大きく、街中でも旅行者を見かけるようになってきました。
今回は、タイ旅行に来る際に使えるプリペイドSIMやeSIMについてご紹介しようと思います。
タイで使えるプリペイドSIM 3選
タイではプリペイドSIMは一般的に使われており、旅行者もパスポートの提示で街中のキャリアショップなどでも気軽に購入可能です。ただ、最近は日本のAmazonでもかなりの数のプリペイドSIMが販売されており、価格も実は日本のAmazonで購入したほうが安い金額で購入できます。
今回はAmazonで販売されているタイで使えるプリペイドSIMの価格をチェックしてみようと思います。
❶ 価格が一番安いタイのプリペイドSIMカードはコレ!

タイのAISのSIMカード、高速データ3GBで7日間であれば使い切っても低速になり使い続けられるというタイプのSIMカードです。株式会社 ワイズ・ソリューションズという会社が販売を行っているようですが、かなりの国のSIMカードを取り扱っている会社のようです。
詳細 | |
利用可能日数 | 7日間 |
価格 | 84円 |
高速データ | 3GB |
無料通話 | 100バーツ |
GB単価 | 約280円 |
1日あたり | 約120円 |
価格は840円と安いですが、高速データは3GBなので動画を現地で沢山見るような使い方をする人は注意が必要です。1GBあたり約280円となります。
とりあえず安いSIMを探しているという方にオススメです!
❷ 今一番売れているタイのプリペイドSIMカードはコ レ !

タイのAISのSIMカード、 こちらは16日間で15GB、無料通話100分分というタイプのSIMカードとなります。販売しているのは株式会社 ワイズ・ソリューションズという先程のSIMカードと同じ会社です。
詳細 | |
利用可能日数 | 16日間 |
価格 | 1250円 |
高速データ | 15GB |
無料通話 | 100バーツ |
GB単価 | 約83円 |
1日あたり | 約78円 |
先ほどのSIMカードと比べるとギガバイト単価は安く15GBとデータ容量も増えるので、短期滞在の方でもこちらのSIMカードを購入する事が多いようです。無料通話が100分ついているSIMカードで、通話もする予定のある人は選択肢に入れてもいいでしょう。
❸ 利用可能期間最長のタイのプリペイドSIMはコレ!

タイのAISのSIMカード、こちらは30日間有効期間があるというのが特徴なSIMカードで高速データは30GBと大容量となっています。超過後は低速になり30日間は使い続けられるということです。
販売している会社はAsia SIM (アジアシム)という会社で現状はこのSIMカード1本の販売のようです。
詳細 | |
利用可能日数 | 30日間 |
価格 | 2,980円 |
高速データ | 30GB |
無料通話 | 15バーツ |
GB単価 | 約99円 |
1日あたり | 約99円 |
ギガバイト単価は他の商品と比べるとかなり高いですが、1日あたりの金額は3種類の中で一番安い金額になっています。無料通話は15分ですが、AIS同士の通話が無料なのは高ポイントです!
今回紹介した3種類のSIMカードはそれぞれ特徴があり、自分に合ったものを期間やデータ容量で選ぶといいと思います。タイへの旅行者が減ってあまり売れなかったと思うので、SIMの有効期限は購入前にチェックして購入するようにしたほうが安心です。
タイで使えるeSIM 3選
次にeSIMですが、eSIM対応端末をお持ちの場合には、タイ旅行の際にeSIMを購入して使うという選択肢もあります。eSIMはオンライン申し込みの物がほとんどなので基本的には日本出発前でもタイ到着後でもどちらでも購入可能です。
今回はネット申し込み可能なeSIMの中から3商品をご紹介いたします。
TRAVeSIM

タイの日系通信事業者で現地ではベリーモバイルというブランドで通信サービスを展開しているa2networkという会社が提供するサービス「TRAVeSIM」。先ほどのプリペイドSIM「ベリータイSIM」を製造している企業でもある。
詳細 | |
利用可能日数 | 8日間 |
価格 | 1,490円 |
高速データ | 6GB |
GB単価 | 約248円 |
TRAVeSIMはプリペイドSIMと同等の金額で提供されているeSIMといったイメージです。タイ以外の国への周遊も可能で日本でも利用可能です。AISが提供しているSIM2FLYはタイでは500MBしか使えない仕様になっていますが、こちらはタイ国内でも6GB使えるということで、SIM2FLYの強化版と言ってもいいでしょう。
trifa(トリファ)

trifa(トリファ)というアプリを聞いたことが無いという人も多いと思いますが、東京に本社がある株式会社ERAKEという日本の会社が提供しているサービスです。
eSIMというと海外の会社がサービスを提供している事が多いですが、日本の会社が提供しているのでサポートも日本語で安心という点が安心できますね。
詳細 | |
利用可能日数 | 8日間 |
価格 | 1,280円 |
高速データ | 15GB |
GB単価 | 約280円 |
実際に使ってみましたが、アプリ上ですぐにeSIMが購入出来て便利でした。
興味がある人はアプリを除いて価格をチェックしてみてください。
ワールドeSIM

Wifiレンタルどっとこむなどを運営している日本の大手WiFi提供業者の株式会社ビジョンが販売しているeISMサービス「グローバルeSIM」、通信事業を長く行っている会社なのでサポート面などは安心でしょう。
詳細 | |
利用可能日数 | 1日間 |
価格 | 1940円 |
高速データ | 1GB |
GB単価 | 約1,940円 |
1日1GBで1,940円と金額は高めなので、どちらかというと緊急時に申し込むというイメージでしょうか。ローミングよりは安いですが。今後の値下げに期待しましょう。この金額であれば同社が提供している無制限のWiFiをレンタルしたほうがかなりコスパがいいです。
国際ローミングも選択肢に??
国際ローミングというと高額なイメージがあると思います。大手3社のローミングパッケージはあまり変わらないのですが、最近出始めた各キャリアのオンライン限定プランや楽天モバイルなどの国際ローミングは低価格なものもあるのでご紹介いたします。
ahamo

ahamoは追加料金なしで利用可能、契約している20GBをそのまま対象国で利用可能です。
アジアの利用可能国にはタイも含まれております。追加料金なしで20GBを海外で使えるのはかなりすごいですね!
韓国 | カンボジア | ベトナム |
香港 | シンガポール | マカオ |
台湾 | ☆タイ | ミャンマー |
中国 | バングラディシュ | ラオス |
インド | フィリピン | |
インドネシア | ブルネイ |
ただし、15日間海外で通信を行うと、一度日本に帰って通信を行うまで通信速度が128kbに制限されるので、中長期滞在したい人にはあまり向いていません。
ただ、旅行で1~2週間滞在するという場合にはかなり良いプランです!
楽天モバイル

楽天モバイルは追加料金無料で国際ローミングが高速データ容量は2GBまで利用可能となっており、2GB利用後は通信速度が128kbpsとなります。
超過後は1GB500円で追加することで高速データの追加利用が可能です。
対象国にはタイも含まれています。
韓国 | インドネシア | ベトナム |
台湾 | カンボジア | マカオ |
中国 | シンガポール | マレーシア |
香港 | ☆タイ | ミャンマー |
インド | フィリピン |
ahamoと比べるとデータ容量が少ないのが気になりますが、とりあえず追加料金なしで2GB使えるので楽天モバイルを使っている人はとりあえず無料で2GBは使えるのでお得といえるでしょう。
現状、上記の2社に関しては国際ローミングがお得に使えので、海外旅行や海外出張によく行くという人はサブ用として契約するというのもありかもしれません。
特に楽天モバイルが月額0円から契約できるので、サブ用SIMとして最適です。
また、海外赴任が決まったという人にも楽天モバイルはおすすめです
さいごに
今回は「プリペイドSIM」「eSIM」「国際ローミング」の3種類をご紹介しましたが、国際ローミングがお得なプランが登場し、海外旅行の際の通信が今後変わっていく可能性を感じました。
今までは1人1SIMが当たり前でしたが、月額を抑えたプランをサブで契約して、メインのデータ容量がなくなったら使い、海外旅行の際にもサブを使うという人も出てくるような気がします。
タイ旅行に行く際には上記の方法から自分に合った方法を選んで利用してみるといいと思います。