当ブログ内の記事にはプロモーションを含む場合がございます。

2024年タイのSIMカード・スマホ事情をまとめてみた!キャリア・eSIM・5Gなどの基本情報。

タイの通信キャリアはどんな会社があるの?

タイにはいくつかの主要な通信キャリアが存在します。
主な通信キャリアとしては、「AIS」「True」「Dtac」の3社が挙げられます。

これらの通信キャリアは、タイ国内で広く利用されており、留学生や観光客が利用する際にも便利なサービスを提供しています。

それぞれのキャリアには異なるプランやサービスが提供されているため、自分のニーズや予算に合ったプランを選択することが重要です。

日本の携帯キャリアと言えば、Docomo/Softbank/AUですが、タイの携帯キャリアと言えば「AIS」・「True」・「Dtac」の3つです。

3大キャリアと言っていますが、TRUEとDtacは合併し、TRUEが提供しているので2社の体制となります。AISとTrueのどちらかのSIMカードを契約するのがいいでしょう。

AIS|5G通信の快適さNo.1
引用: AIS

AISはタイで最大の通信キャリアの一つであり、タイ全土で通信サービスを提供しています。モバイル通信、固定通信、ブロードバンドなどの幅広いサービスを提供しています。

AISのプリペイドSIMカードなども旅行者から人気ですが、AISが提供している「SIM2Fly」という世界で使えるローミングSIMカードはコスパの良さから世界的に人気になっています。

また、AISの5G通信はTRUEやDtacの5Gと速度比較をした際に高速な場所が多いので、高速で安定したインターネットを求める方から人気のキャリアです。

個人的にも一押しのキャリアです。

True |AISより安いパッケージも用意
用:True

TRUEとDtacが合併したことによりAISを抜きタイのNo.1の通信会社となったTrueです。カバレッジもかなり広がり、AISと比べても遜色のない携帯キャリアです。先ほどのAISと併せてタイ人からもかなり人気があるキャリアです。

カバレッジを調査するサイトでは5Gのカバレッジも広く快適に使うことが出来ます。
会員向け特典にも力を入れており、そういった部分が人気の理由です。


Dtac|TRUEと合併して電波状況が改善!
引用: Dtac

AISやTrueと比べると少しカバレッジが狭いDtacでしたが、TRUEと合併したことによりTRUEの5Gなども利用可能になったため、一気に電波状況が改善されました。

ただ、月額プランはTRUEの方が金額が安いため、TRUEプランを選んでおけば間違いないでしょう。

各社、会員特典が充実!

タイの携帯各社は一定期間一定金額を使い続けてくれたユーザーに向けて特典を提供しています。

≫ AISの会員カード、セレナーデカードに関してご紹介します!

≫ TRUEの会員カードが結構使える!特にTrueカフェで使っています。

上記のような会員特典GETを短期間で目指すには、家族用携帯や自宅のWiFiなども同じキャリアで揃える事がポイントです。

タイには日本語サポートの携帯ショップもあります!

上記以外にもスマホプランを契約する際に、いくつか選択肢があるのでご紹介いたします。
自分に合ったものはあれば契約を検討してみても良いでしょう。

【日系携帯ショップNo.1】ベリーモバイル
引用: ベリーモバイル

ベリーモバイルは日本人が店舗に常駐している携帯ショップでAIS・Trueから回線を調達して提供しているMVNOです。日本で言うとIIJ mio や mineo のようなイメージです。

日本でタイのSIMを契約して受け取れるサービスや、45日間使えるプリペイドSIMなどを販売しているので、タイに赴任する際やタイに旅行にくる際に日本でSIMを調達できます。

berrymobile(ベリーモバイル)のスマホ・SIM・携帯電話サービスおすすめできる?実際の口コミと評判を調べてみた。
「タイに赴任・移住する際、携帯電話の契約やスマホ・タブレットの購入についてどうすれば良いのか?」という悩みを抱える方は多いでしょう。特に、言語の壁や現地の通信事情に不安を感じる方にとって、日本人が安心して対応してくれるサービスがあると心強いものです。タイでは、さまざまな携帯電話サービスが利用可能ですが、信頼できるサポートを提供する企業を見つけることが重要です。 そこでおすすめするのが、日系企業の「berrymoible(ベリーモバイル)」です。ベリーモバイルは、タイ在住の日本人向けに携帯電話やタブレット端末の販売、SIMカードやモバイルWiFiの契約サービスを提供している企業です。日本語でのサポートがあり、現地の言葉に不安がある方でも安心して利用できます。 私自身も妻のスマホ回線をベリーモバイルで契約していますが、日本語でのサポートがあるため、困ったときには直接ショップに行くだけで問題を解決できるのが非常に便利です。さらに、ポイントや会員特典も充実しており、例えば家族用のスマホ契約においても非常に役立ちます。 この記事では、ベリーモバイルの基本情報やユーザーからの口コミを詳しく紹介し、タイでの携帯電話サービス選びの参考になるように情報を提供します。タイで快適な通信環境を確保するために、ぜひご確認ください。
【日本語対応の携帯ショップ】ユアモバイル
引用:Yourmobile

ユアモバイルもベリーモバイルと同様にタイのキャリアから回線を調達して提供しているMVNOです。
店頭には日本人や日本語の話せるタイ人の方が常駐し、サービスを提供しています。

日系の携帯ショップでの契約を検討する場所にはベリーモバイルとユアモバイルはかなり場所が近いので2つの店舗を覗いてみても良いと思います。

SIMカードの契約タイプ ( プリペイド / ポストペイド )

日本ではプリペイドは一般的でなく、ポストペイド(後払い式)が主流ですが、タイではプリペイドを使っているもまだ多いです。  

基本的にはキャリアショップで以下の書類を提示することで契約が可能です。

●ポストペイド(後払い方式)

必要書類…パスポート/ワークパーミット

契約方法…キャリアのショップに行き上記の必要書類を提出する事で契約が可能。

支払方法…請求書での銀行振込・コンビニ払い・アプリ払い等の色々な方法に対応。

私は大手3社とポストペイド契約をしたことがありますが、Trueだけワークパーミットの提示が不要でした。まだ不要か分かりませんが、観光客の方でポストペイドが欲しいという場合にはTrueが一番契約できる可能性が高そうです。

●プリペイド(前払い方式)

必要書類…パスポート

契約方法…キャリアのショップに行き上記の必要書類を提出する事で契約が可能。

支払い方法…事前にSIMカードにTOPアップした金額から利用。

※法人契約の場合にはプリペイドでの契約は出来ず、ポストペイドでの契約となります。
法人立ち上げ直後は個人名義でポストペイド契約をして後で法人名義に切り替えるのが良いでしょう。

プリペイドというと面倒な印象もありますが、アプリでチャージが出来たりと意外に使い続ける事はそこまで複雑ではありません。ただポストペイドの方が魅力的なパッケージが多い印象です。どちらも回線の速さなどには特に差がないので好きな方を選ぶと良いと思います。先程ご紹介した日系携帯ショップの場合にはワークパーミット不要で契約可能です。

タイの携帯電話はどこで買う?

■キャリアショップで購入

キャリアショップでも携帯電話端末の購入が必要、一定以上のプランに入る事で端末のディスカウントを受けられることもあるが、契約期間の縛りなどがある場合があるので注意。最近のスマホはほとんど日本語が初期で選択可能になっていますが、店頭にあるデモ機などで日本語が使える端末かチェックする事がおススメです。

■量販店で購入

量販店はSDカードやメーカーグッズなどの色々な特典を付けて販売している事が多いです。
携帯を買うごとにBluetoothスピーカーを貰っており、気づけばすごく溜まっていました。

販売価格はキャリアショップのように回線とセットで特別安いという事はあまりありませんが大きな店であれば品揃えはキャリアショップより多く、スタッフが丁寧に英語もしくはタイ語で説明をしてくれる。

■MBKで購入

MBKはバンコクの大きな電脳街でスマホやタブレットスマホグッズ等何でもそろう大きなショッピングモールです。ここでの購入も可能ですが、しっかりした店で購入する事をお勧めします。中には中古端末は開封済みの端末を販売しているお店も。

ECモールで購入

LAZADAやShopeeなどのECモールでスマホを購入することも可能です。
ただ、iPhoneに似せたAndroid端末が売られていたりと、ある程度端末の知識がないとスペックの低い端末を購入してしまう可能性があります。

※タイでの携帯電話の修理は「キャリア」「量販店」「MBK」で購入した場合もメーカー指定の修理センターに自身で持ち込んで修理を行う事が一般的です。信用できる店舗で購入して入れば初期不良の交換対応等をしてくれることもあるので、ちゃんとした店で購入しましょう。

タイのeSIMの提供はどう?

日本でもeSIMの提供が本格化していますが、タイも大手3キャリア全てがeSIMでの提供が開始されております。

タイで販売されている端末の多くは、SIMカードが2枚入るタイプの端末が多かったため、スマホに2枚SIMが入るというのはそこまで衝撃的なことはなかったのと、まだ廉価スマホにはeSIMが搭載されていないのでまだまだこれからという印象です。

iPhoneユーザーで2枚SIMを入れて使いたいという人はメインのSIMをeSIMにしておけば、SIMスロットを開けた状態で利用する事も可能です。

また、日本のSIMカードを楽天モバイルやpovoのeSIMに変更してタイに持ってくる方がかなり多くなっています。

タイではSMS受信の機能を活用し、一時帰国の際にはそれをそのままデータ通信を使えるようにしている人も最近増えてきています。

タイ国内でeSIMを使うというよりは、上記のように日本のキャリアのSIMをeSIMで保管したり、近隣国に旅行する際に、AISが提供しているSIM2FlyをeSIMで使ったりという使い方をしている人の方が多い印象です。

日本で販売されているeSIM対応端末でいうと、楽天のオリジナルスマホやGoogle PixelなどもeSIMに対応しているので、タイに来て気軽にeSIMで契約することが出来ます。

タイの5Gプランはどう?

日本でも5Gプランが続々出ていますが、タイの5Gプランはどうなのでしょうか?
先程も説明しましたが、大手3社は本格的に5Gプランを出しております。

最近のAISの5プランを調べてみたのですが、399バーツで20GBと日本と比べてもお得に5Gプランを契約できます。

5G対応スマホを使っている人は5G対応プランの契約がお得です。

5G対応スマホも1万バーツ以下のモデルも複数出ており、選択肢がかなり増えました。
新たに出るスマホの多くが5G対応している印象です。

また、5Gが使えるエリアもかなり広くなっています。

最近日本ではデータ利用料の少ないユーザー向けに格安プランがどんどん誕生していますが、タイでもAISのGOMOやDtac回線利用のFINN Mobileなどの格安プランを提供するMVNOが若干あります。
GOMOは契約時にタイのID番号が必要なため、外国人は契約できないですが、FINN MOBILEは外国人もオンラインで契約可能です。
ただ、FINN MOBILEはまだ5Gには対応していません。

さいごに

今回はタイのスマホ関連の基本情報をまとめてみましたが、これからタイに来るという方は是非この基本情報を活用していただければと思います。