
タイに赴任が決まったらスマホとSIMカードの準備を行わなければいけませんが、海外でSIMカードの契約をしたことがあるという方は少ないと思います。
ただ、タイの場合にはブログなどで結構色々な情報が日本語で紹介されているので世界的に見てもSIMカードの契約のハードルが低い国と言えるでしょう。
ただ、情報が多くて、どれが一番自分に合っているのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
今回は「コスパにこだわってSIMカードを契約したい」という方向けにタイでのSIMカードの契約と格安スマホ端末に関してご紹介いたします!
これからタイに来るという方は是非チェックしてみて下さい。
タイのSIMカードを契約する前の前準備!

タイでのSIMカードとスマホの話をする前に、日本でやっておくべき事を2つご紹介いたします。
これを忘れると面倒なので、しっかりと準備をしておきましょう!
日本で準備1:日本のSIMカードは格安プランに!
まず、日本で使っていた電話番号ですが、LINEや銀行など様々なサービスに登録していると思いますので、基本的にはキープしておくのがおすすめです。
解約すると色々なところに登録している電話番号を全部変更する必要があるので、結構面倒です。
そして以外にタイ生活中に日本のSIMカードを利用する機会もあるので、格安プランにしておくのがおすすめです。個人的には電話やSMSを使うなら楽天モバイル、使わないならpovoがオススメです。
スマホがeSIM対応スマホなら楽天SIMはeSIMにしておこう!
楽天モバイルは物理SIMでもeSIMでも申し込み可能ですが、使っているスマホがeSIM対応スマホの場合には楽天モバイルをeSIMにしておくのがオススメ!
日本で準備2:日本のスマホはSIMフリーに!
次に、日本で使っていたスマホをそのまま使うかどうかという点ですが、今回はコスパにこだわる方向けなので日本のスマホがSIMフリーになっているか事前に確認しておきましょう!
SIMフリーにしておけば日本のスマホをそのままタイのSIMカードを入れて使えるの、使い慣れたスマホを使って通信が利用できるのでかなり便利です!
SIMフリーにするのは各キャリアのオンラインページから簡単に行えます。
スマートフォンや携帯電話を購入したキャリアのWEBページから手続きを行ってください。
購入する場合には廉価スマホがオススメ!
日本のスマホはそのまま日本のSIMカードを入れておいておきたいという方は、安いスマホを購入するといいでしょう。Androidスマホで良ければ以下のような格安端末がおすすめです!
iPhoneは高いのでAndroidスマホで十分!
iPhoneはどんどん値段が上がり、タイでもかなり高価なスマホなので盗難の被害にも遭いやすいのでこだわりがなければAndroidスマホで十分でしょう!
タイで最も通信コストを抑える方法はコレだ!

では、本題のタイで最も通信コストを抑えてスマホを使う場合の料金プランに関してご紹介いたします。
プリペイドで一番安いのはNET MARATHON!

タイのSIMカードの契約プランですが、NET MARATHONというプリペイドSIMカードが一番コスパが良い商品として有名です。
✅ プリペイドSIMの契約に必要な書類
・パスポート
✅ プリペイドSIMのチャージ方法
・店頭で現金 or Card /アプリでチャージ
✅ 期間終了後
・アプリまたは店頭でパッケージを追加購入
このSIMカードは通信速度が少し遅いという点と、プリペイドなので有効期限や残高の管理が必要という点はあるものの、高速データを月に50GB使えることもあり、現状最もコスパの良いSIMカードと言えます。
2025年1月時点の価格は以下の通りです。
3ヶ月、6ヵ月、12か月のパッケージをご紹介いたします。
利用可能期間 | 金額 | 1ヶ月あたりの料金 |
3ヶ月 | 2,200 | 183.3バーツ |
6ヵ月 | 1,150 | 191.6バーツ |
12ヵ月 | 590 | 196.6バーツ |
以下の記事で簡単に内容をご紹介しておりますので、気になる方は詳細を確認してみて下さい。
途中でポストペイドへの変更も可能!
上記のNET MARATHONの最も短いパッケージは3ヶ月間となっており、例えば3ヶ月で使ってみて速度などに不満がある場合、電話番号継続利用でポストペイド契約への変更も可能です。
ポストペイドで一番安いのはtrueの月額399THB!

次にチャージ式のプリペイドが面倒という方は、月極契約のポストペイドプランがおすすめです。
タイにはAIS、True、Dtacという3つのキャリアがあり、AISかTrueで契約するのがおすすめです!
✅ プリペイドSIMの契約に必要な書類
・パスポート / ワークパーミット / 現住所
✅ ポストペイドの支払方法
・店頭で現金 or Card / アプリで支払い
✅ 契約期間
・特別プラン以外は縛りなし。
ますが、全キャリアのプランを確認したところ、Trueのプランが最安値でした。
簡単に以下にてプランをご紹介します。
月額料金(バーツ) | 高速データ | 無料通話(バーツ) | TRUE WiFi |
1,999 | 無制限 | 800 | 無制限 |
1,699 | 600 | ||
1,199 | 350 | ||
899 | 80GB | 300 | |
699 | 60GB | 300 | |
599 | 50GB | 300 | |
499 | 40GB | 300 | |
399 | 20GB | 100 | |
299 | 10GB | 50 |
上記のとおり、10GB使えるプランだと299バーツとなっていました。
以下の記事で2025年の各キャリアのプラン比較についてご紹介しておりますので、ご確認ください。
タイでの格安SIMと格安スマホはこれで決まり!

今回、色々なパッケージを確認した中で、タイに赴任・帯同される駐在員/駐妻の方向けの格安SIMの契約は上記の通りです。
・プリペイド|NET MARATHON
●NET MARATHON 12ヵ月プラン:2,200THB
– 50GB / 無料通話なし / 通信速度15Mbps
➡ 月額換算 :183THB
スマホの本体は日本のSIMフリースマホorSIMロック解除で無料!
・ポストペイド|true
●True 5G プラン 10GB
– 50GB / 無料通話100分 / 通信速度5G・4G
➡ 月額 :299THB
スマホの本体は日本のSIMフリースマホorSIMロック解除で無料!
日本語サポートにこだわるならベリーモバイル
今回はコストこだわって通信手段を確保されたいタイに赴任・帯同される駐在員/駐妻の方向けのプランをご紹介しましたが、英語・タイ語での契約やサポートに不安があるという場合にはベリーモバイルという選択肢もあります。
ベリーモバイルでの契約は日本語サポート以外にも、プランによってはNord VPNが無料になったり、一時帰国の際の通信がお得になったり、LINEで様々な手続きが行えたりとかなり簡単です!
ただ価格としては、今回ご紹介したプランより高いため、サービスで選ぶかコストで選ぶか考えて、SIMカードをどうするか検討しましょう!