タイで現地採用になる。
経済成長を続けるタイで働きたい、東南アジアの中だけでなく世界的に見ても日本人の多いタイのバンコクで自分も成長したい、東南アジアの流れを肌で感じたいと思う人も多いと思います。
タイはその中でも労働環境や住環境が整っているので多くの現地採用の方が働いています。タイで仕事を見つけて働くための方法をタイに住む私が紹介します。
タイで現地採用になるにはどうする?
タイで働く日本人の方は大きく分けで以下のどれかに当てはまると思います。
■駐在員・出向 / ■自分で起業 / ■現地採用
✅ 駐在員・出向
駐在員や出向でタイに来るには、働いている会社がタイにも拠点がありタイ赴任の事例が出た場合にのみタイに来ることが出来るのでなかなかハードルが高いです。ただ、駐在員としてタイに赴任出来た場合には現地採用と比べ物にならないくらいの好条件が貰えるでしょう。
✅ 自分で起業
タイで起業する事はそこまで難しくないと考える方も多いかもしれませんが、進出企業も多いですが撤退する事も多くコネクションや仕事受注の見込みがない限り簡単に上手くいくという事はないでしょう。
✅ 現地採用
タイで働きたいという人が現地法人に採用されてタイで働く事を言い、バンコクはかなりの数の求人があります。ただ、ちゃんとした会社に就職したい場合にはまず、人材紹介会社に登録をしておくと良いでしょう。また海外求人サイトはたくさんあるので求人サイトの海外求人をこまめにチェックするのも良いと思います。
タイの現地採用の仕事の探し方
まず、現地採用になるには仕事を探す必要がありますが、どこで仕事を探せば良いのか2つの方法をご紹介します。
タイの求人が多く掲載されているサイトで探す
一番多いのは求人サイトで探すという方法でしょう、タイの求人が多く掲載されているサイトを3つご紹介します。
コールセンターや飲食店などの求人以外にも、法人営業や法人サポートなど様々な求人が出ているのでしっかりと確認を行うようにしましょう。
カモメアジア転職
タイだけでなく、シンガポール・ベトナム・インドネシア・マレーシア・インド・フィリピン・香港・マカオ等東南アジアの求人が多く掲載されています。
WORLDPOST
世界中の色々な求人情報が掲載されています。タイ以外にもたくさんあるので海外で働きたいと思っている人は一度チェックしてみると良いでしょう。
Working Abroad
こちらも世界中の色々な求人情報が掲載されています。タイ以外にもたくさんあるので海外で働きたいと思っている人は一度チェックしてみると良いでしょう。
✅ 気になる求人を見つけたら応募してみる!
とりあえず海外での仕事探しは色々な情報を探すところから始まります。
色々なサイトから自分の気になる求人情報を見つけたら、とりあえず応募してみましょう。
色々な求人があり、入口として入りやすいのがコールセンターですが、給与などの条件はあまり良くないため、条件の良い求人を探してみましょう。
タイの人材紹介会社に登録して探す
タイにはかなり多くの人材紹介会社がありますが、自分でWEBサイトで探すのに加えて大手のいくつかに登録してみると良いと思います。
求人サイトには記載がないものの、人材紹介会社経由で求人募集をしている会社もかなりの数ありますので、人材紹介会社に登録しておくと選択肢がかなり増えます。
タイで働きたいと思ったら人材紹介会社に登録しておきましょう。
Reeracoen Recruitment
Reeracoenを逆に書くとNeocareerとなるのですが、日本のネオキャリアのタイ版というイメージです。対応も良いと好評です。
タイの人材紹介会社にいくつか登録する場合には登録しておきたい1社です。
Adeco Recruitment Thailand
日本でも人材紹介会社として有名なAdeccoですが、タイでもかなりの数の紹介案件を持っているので、登録して損はないでしょう。
対応もかなり丁寧で相談にもしっかり乗ってもらえるようです。
PERSONNEL CONSULTANT
タイ労働省職業斡旋局から表彰されている人材紹介会社です。ここも是非登録しておいた方が良いでしょう。
✅ いくつかの人材紹介会社に登録しておきましょう!
あまり登録している会社が増えても面倒なので、上記の3つの中から2つくらいに登録しておけば十分かなという印象です。
タイで働く前に準備が必要な物
採用が決まったらVISAとワークパーミットの手続きを行うので、あらかじめタイのビザやワークパーミット申請に必要な書類を用意しておくと良いでしょう。
■パスポート…当然必要になります。念のため期限や残りページもチェック。
■卒業証明書(英文)…卒業した学校に英文での卒業証明書を申請しましょう。
■写真(ビザ用)…3.5×4.5cm – 2枚
■職務経歴書(英文) …英文の職務経歴書を作成しましょう。
■雇用・職歴証明書 …前職の在職証明書を英文で貰っておきましょう。
✅ 英文の証明書は事前に準備を!
卒業証明書や職務経歴書の英文に関しては準備に時間がかかる可能性もありますので、事前に卒業した学校や以前の職場に発行に関して確認を行っておくと安心です。
タイの現地採用の収入相場
気になるのがどのくらいのお給料がもらえるかという所でしょう。
日本人の現地採用の収入相場は、当然入社する会社や仕事内容、自分の持っているスキルやキャリアによって違ってきますが、50,000バーツ~100,000バーツといったところです。
給料は基本的には5万バーツ~
日本語教師やコールセンターは最低賃金50,000バーツが適用されないので、それ以下の場合もありますが基本的には50,000バーツ以上になるかと思います。
英語が出来れば、75,000バーツ以上の求人も多くあるので、語学に自身のある方は色々な給料の良い仕事を探してみた方が良いです。
50,000バーツで生活できるの?と不安になる方もいると思いますが、まあまあ何とかなる金額だと思います。以下にて生活に必要な金額のイメージをご紹介いたします。
控えめなタイの生活費ざっくりどんな感じ?
上を見ればキリがないので、タイで控えめな暮らしをした場合の生活費の金額をざっくりご紹介します。
■家賃:10,000バーツ
頑張って探せば1万バーツでも中心部の物件もありますし、家賃10,000バーツはまあ何とかなると思います。オンヌット周辺であれば築年数の古い物件で8,000バーツくらいでも見つかります。
■食費:15,000バーツ
食費は、外食の回数やローカルフードを食べれるかにかかっていますが、15,000バーツに抑える事は簡単だと思います。ただタイ料理が無理だと一気に上がってしまうので食が合うかは結構重要です。
■水光熱・通信費…3,000バーツ
一人暮らしであれば3,000バーツを見ておけば余裕でしょう。電気代が高いので外出時にエアコンつけっぱなしにしていると超えてしまう可能性もあります。節電を意識すればもっと低く抑えられます。
■雑費…5,000バーツ
服や生活必需品も5,000バーツを見ておけばいいと思います。趣味が服という人はこの金額では厳しいと思います。
合計:33,000バーツ
上記のイメージで良ければ月に10,000バーツの貯金も可能かと思います。もっと過酷に切り詰めれば日本への一時帰国の費用もすぐに貯める事が可能です。
ただ、5万バーツで上記のような生活を一生できるかというとかなり厳しいです。
やはり最初に条件のいい会社を見つけられるかがポイントになってきます。
さいごに
タイはのんびり働けるイメージがあるかもしれませんが、日系企業で働いた場合には仕事はあまり日本と変わらない場合が多いと思います。
タイで生活するのは仕事だけではないと思うので、休みを有効活用してタイ生活を満喫するという気持ちでONとOFFの切り替えをちゃんと出来るようになれば楽しいタイ生活が待っていると思います。