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タイでモバイルバンキングを利用するには銀行口座とSIMカードの名義の一致が必須に!

以前からSIMカードの名義の登録の強化を行っていましたが、電話番号を使ったモバイルバンキングサービスの利用に関してルールが設定されたのでご注意下さい。

電話番号の名義の確認が強化

タイ国家放送通信委員会(NBTC)は、2024年5月27日より、タイ国内のモバイルバンキングサービスの利用者に対し、SIMカードに登録された名前と銀行口座の名義が一致していることを確認するよう義務付ける新たな規制を導入しました。

この取り組みは、詐欺や不正行為の防止を目的としており、これまでに100万件以上の不正なアカウントが確認されていることを受けて始まった新たな取り組みです。

口座と電話番号名義の一致が必須に!

今までは銀行口座の名義と異なる名義で登録されたSIMカードを使用することが可能でした。(会社名義の電話番号を個人の口座に使うなど)

ただ、このような仕組みを悪用し、金融詐欺や違法な資金移動が横行していたため、政府は新たな規制の導入を決定しました。

特に、犯罪組織が他人名義のSIMカードを利用し、不正な金融取引を行うケースが増加しており、これにより一般市民が知らないうちに犯罪に巻き込まれるリスクが高まっていました。

不一致だとモバイルバンキングが利用不可に

NBTCは、モバイルバンキングサービスを利用している全てのユーザーに対し、自身のSIMカードの登録情報を確認するようにアナウンスしています。

登録情報が銀行口座の名義と一致していない場合、修正が完了するまでモバイルバンキングサービスの利用が制限される可能性があります。

この規制の導入により、ユーザーは自身のSIMカードと銀行口座の名義が一致しているか事前に確認し、不一致があれば早急にサービスセンターで修正手続きを行う必要があります。

これにより、金融取引の透明性が向上し、不正行為のリスクが低減すると期待されています。

政府およびNBTCは、市民の安全を確保するためにこの新ルールを厳格に適用していく方針で、銀行と通信事業者が協力してかなり早いスピードで対応が進んでいるようです。

こんな人は注意が必要!

今回の規制では以下のような人は注意が必要です。

① 知人の名義で用意して貰ったSIMカードで口座開設した人
② 会社支給の電話番号で口座開設をした人
③ 日系の通信事業者でSIMカードを契約している人

上記に該当する方は、自分の名義で契約している電話番号に銀行に登録している電話番号を変更するか、契約している所に必要書類を準備して貰って銀行に行くかの選択肢のようです。

タイで暮らしていると、QR決済や口座からの引き出しにアプリを使っているという人も多いのではないでしょうか。そういった方は早めに対応を行うのが良いでしょう。

タイの日系携帯ショップの対応について

ベリーモバイル
【重要】弊社ご契約番号を使用してMobileBankingをご利用いただくお客様へ 

・ユアモバイル
2025年2月7日20時時点で特にお知らせは出ていないようです。