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タイの飲酒運転の罰則について調べてみたら、ちゃんと厳罰だった。

最近の酒気帯び運転のニュース

最近では、元TOKIOの山口達也容疑者が酒気帯び運転で現行犯逮捕されましたね。
基準値を大きく上回る1リットルあたり約0・7ミリグラムのアルコールが検出され逮捕というないようでした。蛇行運転している映像などもあり、誰も怪我しなかったのが救いですね。

以下が日本の飲酒運転となる基準と罰則と行政処分の内容となります。

酒気帯び運転 1 判断 呼気1リットルのアルコール濃度 0.15mg以上0.25mg未満
罰則 3年以上の懲役または50万円以下の罰金
行政処分 点数13点、免停90日
酒気帯び運転 2 判断 呼気1リットルのアルコール濃度 0.25mg以上
罰則 3年以上の懲役または50万円以下の罰金
行政処分 点数25点、免許取り消し、欠格期間2年間
酒酔い運転 判断 客観的にみてお酒で酔っているかどうか
罰則 5年以上の懲役または100万円以下の罰金
行政処分 点数35点、免許取り消し、欠格期間3年間

また、日本では飲酒運転ほう助者に対する罰則もあり、飲酒運転の可能性がある人に車を提供した人、お酒を提供した人、飲酒運転と知りながら同乗した人へも罰則があります。

次は、タイの飲酒運転の罰則を見ていきましょう。

タイの飲酒運転の罰則

タイの飲酒運転の罰則は以下の通りです。
血中アルコール濃度が1ミリリットル中0.5mg、呼気1リットルのアルコール濃度0.25mgでタイでは飲酒運転となるようです。

飲酒運転 判断 呼気1リットルのアルコール濃度 0.25mg以上
罰則 1年以内の懲役、または1〜20,000バーツの罰金
行政処分 免許停止6か月間
飲酒運転で 怪我をさせた 場合 判断 呼気1リットルのアルコール濃度 0.25mg以上
罰則 1年以上5年以下の懲役、または2〜100,000バーツの罰金
行政処分 免許停止1年間
飲酒運転で 重大な事故を 起こした場合 判断 呼気1リットルのアルコール濃度 0.25mg以上
罰則 2年以上6年以下の懲役、または4〜120,000バーツの罰金
行政処分 免許停止2年間
飲酒運転で 死亡事故を 起こした場合 判断 呼気1リットルのアルコール濃度 0.25mg以上
罰則 3年以上10年以下の懲役、または6〜200,000バーツの罰金
行政処分 免許停止6ヵ月

タイは罰金が安く、交通違反をしても高額な罰金が請求されることはないと思っている人も多いですが、飲酒運転はタイでも厳罰です。

タイで飲酒運転で捕まるとどうなるのか?

タイで飲酒運転で逮捕されるのは、検問でのアルコールチェックか、事故を起こした場合くらいでしょうか。私も検問で何度かチェックを受けたことがありますが息を機械に吹きかける検査を行います。

飲んでいなくても機械が壊れて反応したらどうしよう。という不安な気持ちでチェックを受けています。笑

身柄を確保、警察署の留置所に移送される。

まずは基準値を超えるアルコールが検出されると、警察署の留置所に移送されます。

その後は「保釈金:20,000THB」と「身元引受人のお迎え」を用意できるかどうかにかかってくるのですが、用意できればその日は家に帰って翌日簡易裁判所へ出頭で大丈夫ですが、それが用意出来ない場合には留置所で1泊して簡易裁判所に行く事になります。

基本的には警察署に連れてこられた時点で翌日の簡易裁判所への出頭が必須になります。

最近はあまり聞きませんが、検問で捕まった際に車から降りて袖の下の交渉をして、見逃してもらうなんてこともあるとかないとか。

基本的には執行猶予が付く事が多いらしいですが、飲酒運転で捕まって翌日家庭裁判所に行くとなれば解雇は間違いないでしょう。

さいごに

タイで運転したことがある人であれば、高速道路を走っていて、方向指示器を出さずに車線変更する車や、すごいスピードで走ってくる車など、なかなか交通ルールが守られていないように感じる人も多いと思います。
中には居眠りなのか、飲酒なのか薬物なのか分かりませんがフラフラ蛇行している車もいたりするのでなかなかスリリングです。

ただ、車があると近隣の観光地に気軽に遊びに行けるので、あるとやはり便利です。車を買うより使いたい時だけレンタカーを借りた方が断然コスパが良いです!