
日本のディスカウントストア「ドン・キホーテ」、通称「ドンキ」は、日本国内だけでなく、海外でもその勢いが止まりません。
特にタイ・バンコクでは、ここ数年で急激に店舗数を増やし、地元タイ人や在タイ日本人の間で人気を集めています。かご一杯に買い物するタイ人の姿もよく見かけます。
この記事では、バンコクにあるドンキの店舗情報とその魅力を紹介します。
バンコクにある主なドンキ店舗一覧(2025年現在)
タイにはかなりの数のドンキがありますが、日本人が利用しやすい主なバンコクのドンキの店舗を以下にてご紹介いたします。
ドンキモール・トンロー(DONKI Mall Thonglor)
・場所: スクンビット・ソイ63(エカマイ通り)
・特徴: 初のタイ進出店舗。D-Sports Stadiumやレストランも併設された大型モール。
ドンドンドンキ・MBKセンター
・場所: BTSナショナルスタジアム駅直結
・特徴: 旅行者にもアクセスしやすい好立地。日本のお菓子や雑貨が豊富。
ドンドンドンキ タニヤプラザ
・場所: サラデーン駅直結のタニヤビル内にある便利なお店
・特徴: 家族連れに人気。週末はタイ人客で大混雑。
ドンキは日本の商品が充実!
タイで日本の食材を買うお店と言えばFUJIスーパーもありますが、商品ラインナップに関してはドンキモールの方がかなり充実していると思います。
価格は当然日本と比べてかなり高いですが、掘り出し物を探しに時々行きたくなるお店です。最近は日本人よりもタイ人のお客さんの方が多い印象でタイに馴染んでいると思います。
トンローのドンキモールを簡単にご紹介
ドンキモールの1階を入ると、まず目に入ってくるのがお菓子コーナーです。価格は当然日本と比べると高いですが、食べたいお菓子があるとついつい買ってしまいます。

次に野菜や果物のコーナーも、イチゴやシャインマスカットなどおいしそうな物が揃っています。
以前は少し傷んだ物を見かける事もありましたが、最近は見かけなくなり管理が良くなったのを感じます。

次に総菜コーナーも充実しています。写真はお弁当コーナーですが、お寿司のセットもタイ人がどんどんカゴに入れて買っていくのを見かけました。お弁当は結構コスパが良いです。

その他にもインスタント食品や冷凍食品もかなり充実しているので、夜食用についつい買いすぎてしまいます。聞いたことのないメーカーの日本で100円くらいで売られていそうなカップラーメンなどもあるので、買う物はしっかり選びましょう。

■ドンキとフジスーパーどう違う?
食材の種類に関しては、FUJIスーパーの方が優れているので夕食の食材選びに行くのであればドンキよりFujiスーパーでしょう。ただ美味しいお惣菜やお弁当が多いので、お弁当を買って手抜きをしたい日にドンキに行くのはおススメです。
2階をブラブラ
次に2階ですが、2階は色々なカテゴリーの商品が並んでいます。
まずは美容関連の商品ですが、ツルハドラッグやマツモトキヨシと比べても遜色のない品揃えです。

日用品に関してもかなり揃っています。シャンプーやボディーソープなどのバスグッズや、ラップなどのキッチン周りのグッズもかなり揃っています。

ホビー系も充実しており、ガンプラやフィギュアなども並んでいます。
コスプレ衣装なども売っており、タイの他の雑貨屋にはない商品が並んでいるので見ているだけで楽しいです。

■他では見つからない商品も
日本のドンキと比べると当然品揃えは良くないですが、タイ国内でここまで色々な日本の商品が揃っているお店があるのは結構助かります。他の日系のお店では見つからない商品がかなり揃っています。
ポイントが貯まる会員システムも

ドンキで買い物をするとポイントが貯まる会員アプリがあります。
アプリをダウンロードして、名前や電話番号、メールアドレスを入力して簡単に登録出来るので登録しておいて損はないです。
ドンキのレジでスマホの画面を提示してポイントを貯める事が出来ます。
ポイントが貯まるのは会員ステータスによって異なります。
会員ステータス | ポイント |
Bronze | 1point/25THB |
Silver | 2Point/25THB |
Gold | 3Point/25THB |
Platinum | 4Point/25THB |
ポイントを貯めるとアプリ内で割引クーポンに交換することが出来ます。
交換ポイント数 | 割引金額 |
500Point | 125THB |
1000Point | 250THB |
2000Point | 500THB |
その他にも会員割引が適用される商品もあるので、ドンキに行く際にはアプリをダウンロードしておきましょう。
なぜタイ人にもウケているのか考える
ドンドンドンキで取り扱っている商品の多くは、日本からの輸入品。特に食品や化粧品、日用品などは「Made in Japan」というだけで、品質の高さと安全性を感じるタイ人も多いです。特にタイでは日本ブランドへの信頼が厚く、贈答用やプレゼントとしても人気があります。
他では手に入りにくいユニークなアイテム
ドンキの魅力といえば、ちょっと変わった面白グッズ。キャラクターグッズ、バラエティ雑貨、期間限定のスナック菓子など、他のスーパーやコンビニでは見かけないレアアイテムが満載。思わず買ってしまいたくなる“掘り出し物感”がタイ人の購買欲を刺激しています。
24時間営業(一部店舗)やお得な価格設定
ドンキモール・トンロー店をはじめ、バンコクの一部店舗は24時間営業。深夜にふらっと立ち寄れる気軽さや、仕事終わりにも買い物できる便利さが魅力です。しかも、日本のディスカウントストアのスタイルをそのまま持ち込み、価格も比較的リーズナブル。定期的に開催される「セール」や「お楽しみ袋」も大好評。
インスタ映えする店内装飾やPOP広告
ドンキといえば、あの派手な手書きPOPやカラフルな陳列。バンコクの店舗でも日本式のポップ広告や商品紹介がそのまま再現されていて、タイ人から見ると“異国感があっておしゃれ”と話題になっています。思わず写真を撮ってSNSにアップしたくなる、そんなワクワク空間も人気の秘密です。
バンコクにおけるドンドンドンキの存在は、今や「日本の文化を体感できるスポット」として定着しつつあります。日本製品の信頼性はもちろん、ユニークな商品ラインナップや楽しい売り場づくりが、タイ人・日本人問わず多くのファンを惹きつけています。
観光でバンコクを訪れる人も、在住者も、日々の買い物からお土産探し、さらにはちょっとしたレジャー気分まで楽しめる“日タイ融合”のショッピング空間として、ドンドンドンキはこれからも注目の存在になりそうです。