海外渡航時にローミングオフだけだと不安‼
海外渡航の際にローミングオフにしていれば大丈夫と聞いたけど、使っているキャリアからSMSがガンガン飛んできて不安になったという人も多いのではないでしょうか。
例えばAISの場合、海外にいるとSMSでローミングパッケージを使った方が良いよ!的なSMSがかなりの数飛んできます!
そこでローミングオフ以外に海外渡航時に有効な「モバイルデータ通信オフ」と「機内モード」の違いについてご説明出来ればと思います。
スマホの国際ローミングオフで防げるもの
ローミングオフにすると、海外でのデータ通信や通話が制限され、国際ローミングの料金が発生しないように設定できます。しかし、これだけでは完全に通信を遮断するわけではありません。ローミングオフに設定しても、時折キャリアからローミングパッケージに関する案内や広告がSMSで送られてくることがあります。これらのメッセージは、通信費の節約や追加料金の防止には直接関係しませんが、一定の通信が可能であるため、不安を感じることもあるでしょう。
端末の国際ローミングオフですが、どういった物を防ぐことが出来るのでしょうか。
・国際ローミングを利用しての「データ通信」
スマホの設定での国際ローミングで防げるものは上記の国際ローミングでのデータ通信のみです。
SIMカード側の設定が国際電話(IDD)と国際ローミング(IR)の設定がONになっている場合には海外にいる間にも「国際電話」「SMS」が利用可能な状態です。
当然WiFiも利用可能で、WiFiでのデータ通信は携帯電話側に費用が発生する事はありません。
✓ SIMカードの設定は旅行前にチェックしよう!
SIM側で「国際ローミング」と「国際電話」をONにしていればSMSでの連絡が可能になるのですが、日本からタイへのSMSは1通10バーツほどで利用できます。緊急時の連絡などに使えるのでSMSを使いたい場合にはこの設定をONにして、スマホの設定はOFFで使うのが良いでしょう。
モバイルデータ通信オフで防げるもの
モバイルデータ通信をオフにすると、インターネットを使ったデータ通信が完全に停止します。
これにより、アプリのデータ更新やメールの受信などが行われなくなり、データ通信料が発生しないことが保証されます。モバイルデータ通信オフは、特定のアプリケーションやサービスが不必要にデータを消費するのを防ぐため、海外渡航時に有効です。
次にモバイルデータ通信オフですが、どういった物を防ぐことが出来るのでしょうか。
・国内でのデータ通信
・国際ローミングでのデータ通信
国際ローミングでのデータ通信に加えて、タイ国内でのデータ通信も使用不可になります。
海外で利用する際には国際ローミングのオフだけでも問題ないと思いますので、保険的な意味合いが強いでしょうか。こちらもSIMの設定が問題なければ「国際電話」「SMS」が利用可能です。当然WiFiも利用可能で、WiFiでのデータ通信は携帯電話側に費用が発生する事はありません。
✓ 不安な人にはおススメ!
国際ローミングの設定だけでは不安、海外でモバイルデータ通信を絶対に使いたくない!という人はこの設定もOFFにしておけばさらに安心です。タイに戻ったら戻すのを忘れないようにしましょう。
機内モードONでで防げるもの
機内モードにすると、デバイスのすべてのワイヤレス通信が一時的に停止します。これにはモバイルデータ通信、Wi-Fi、Bluetoothなどが含まれます。機内モードは、飛行機に搭乗中や、通信を完全に遮断したい場合に便利です。海外渡航時に機内モードを利用すれば、ローミング費用やデータ通信費用を心配せずに、スマートフォンを使うことができます。
機内モードとは、飛行機内でスマホの通信を遮断するために使うための機能です。
機内モードをオンにすることで防げる機能は以下となります。
・国内でのデータ通信
・国際ローミングでのデータ通信
・通話
・SMS
コチラは、国際ローミングに加えて、「国際電話」「SMS」など機能が使えなくなります。この機能を使う事で海外渡航時に国際電話に出てしまって、高額な着信量を支払う必要が無くなります。海外渡航時にタイのSIMで通信をしたくない場合には機内モードでWiFiを使う方法が一番安心です。
✓ WiFi以外での通信をOFFにしたい人に
機内モードに設定すればSIMカードでの通信を一切使用しないようにすることが可能です。
ただ、ボタン一つで機内モードは解除されるので、国際ローミングの設定がOFFになっているのかも合わせて確認しましょう。
国際ローミングも低価格な時代に!
以前は国際ローミングというと高額なイメージでしたが、最近では国際ローミングの価格もかなり下がり、特にAISの国際ローミングはかなり安くなっています。
AISが提供しているSIM2FlyというプリペイドSIMカードはローミング通信を使って、低価格で海外通信を行う事が出来るので大人気です。
海外旅行に行くならSIM2Flyがお得に!
東南アジアに10日間旅行に行くならSIM2Flyがコスパが良いのでオススメです。
レンタルWiFiのように受取・返却の手間も無くて便利!
タイの場合は、AISショップで購入する事が出来るSIM2Flyですが、日本からAmazonで購入する事も可能です。
eSIMも便利!
海外旅行や長期滞在を計画している際に、eSIM(組み込み型SIM)という選択肢が増えてきています。eSIMは、従来の物理SIMカードとは異なり、スマートフォンやデバイス内に内蔵されたデジタルSIMです。これにより、物理的なSIMカードの交換や挿入が不要になり、さまざまな利便性が提供されます。
TRAVeSIM
まずはタイの日系携帯ショップベリーモバイルが提供しているeSIMサービスです。現在のSIMカードの種類は2種類でアジア30か国で使える周遊タイプと世界140ヵ国で使えるグローバル版があります。
短期のアジア旅行や日本へ一時帰国される際に選択肢の一つになると思います。
日本語のサポートも付いているので、初めてeSIMを使うという方も安心して使えると思います!
Holafly
Holaflyは海外で使える無制限タイプのeSIMを豊富に取り扱っているサービスで、データ容量を気にせずデータ通信を利用したいという方に最適です。
海外向けの無制限タイプのSIMカードはなかなかないので、Holafly一択です。
価格もレンタルWiFiと比較すると安いので、スマホ1台で現地で動画関連サービスをよく使う予定という方にオススメです。
以下のリンクから購入すると10%割引が適用されます。
Airalo
Airaloは世界200以上の国と地域のeSIMを取り扱っており、日数やデータ容量などがかなり豊富です。
短期間の商品も多いので、短期間の旅行で安いeSIMを探しているという方にはairaloはかなりおすすめできるサービスです。
AISのSIMを契約している人はReady2Flyが便利!
AISを使っている人は、自分のタイで使っているSIMカードにSIM2Flyのパッケージを適用することが出来るのでSIMカードを入れ替える必要が無いので、Ready2Flyという国際ローミングを使いましょう。
間違って国際ローミングを使わないように注意!
海外渡航時の国際ローミングは高額なので、繋がらないように皆さん気を付けると思いますが、特にポケットWiFiをご利用の場合に間違って国際ローミングに繋がるケースは以下のようなパターンが多くあります。
☑ 海外について Pocket WiFiに繋ぐまでの通信
☑ Pocket WiFiの電池が切れていていつの間にか国際ローミングに繋がっていた。
上記のいずれも機内モード、もしくは国際ローミングオフに設定していれば大丈夫なので、海外渡航時には端末の設定から国際ローミングがOFFになっているか再度見直しましょう。
さいごに
最近では、国際ローミングの料金もかなり改善されてきました。以前は「国際ローミング=高額」とのイメージが強かったですが、現在では多くの通信キャリアがリーズナブルなプランを提供しています。定額制のローミングプランや、データ通信量に応じた柔軟な料金プランが増えてきたため、旅行や出張の際には、自分のキャリアの国際ローミング料金を事前に確認しておくことが重要です。
まず、自分のキャリアが提供する国際ローミングプランや料金表を確認し、どのような料金体系が適用されるのかを理解しておくことが大切です。特に、データ通信、通話、SMSなど、それぞれの料金がどうなるのかを把握しておくと良いでしょう。また、キャリアが提供するローミングプランには、事前に契約しておくことで割安になるものや、現地で購入できるプリペイドプランなどがあるため、自分の旅行先や使用目的に応じて最適なプランを選ぶと良いでしょう。
さらに、利用限度額や制限についても確認しておくと安心です。一部のキャリアでは、国際ローミングの利用に制限を設けていることがあり、たとえば月ごとの利用上限額や特定のデータ量を超えた場合の追加料金などがあります。これらの制限についても把握しておくことが大切です。
また、海外滞在中にトラブルが発生した場合、カスタマーサポートに連絡する必要があるかもしれません。国際ローミングサービスを提供するキャリアのサポート体制や、サポート連絡先についても確認しておくと良いでしょう。
要するに、国際ローミングの料金が以前ほど高額でない今、適切なプランを選ぶことで、海外旅行中の通信費用を大幅に節約することができます。自分のキャリアの料金体系やプランを事前にチェックし、旅行中にどのような通信手段を利用するかを検討しておくことで、安心して海外旅行を楽しむことができるでしょう。
旅行に役立つ記事をご紹介!
当ブログでは海外旅行に役立つ様々な情報をご紹介しておりますので、いかの記事も併せてご確認ください。
最近増える海外旅行にeSIMという選択肢
最近の海外旅行では、eSIMという新しい選択肢が注目されています。eSIMは、現地でSIMカードを購入する手間がなく、事前にオンラインでデータプランを購入して利用できる便利な通信手段です。特に対応スマホが増えてきたことで、旅行先に到着してすぐにインターネットが使えるのも大きなメリットです。これからの海外旅行では、eSIMが主流の選択肢としてますます普及していくかもしれません。
≫ 海外旅行にeSIMという選択肢!メリット・デメリットや実際に使ってみた商品のご紹介!
日本でも海外ローミングや安いキャリアも登場
最近、日本でも海外ローミング対応の格安キャリアが登場しています。これにより、海外でもお得な料金で通信ができるようになり、旅行や出張の際に便利です。特に、データ通信を中心としたプランが充実してきており、従来の高額なローミング料金に比べて大幅にコストを抑えることが可能になっています。手軽に使える新しい通信手段として、今後さらに普及が進むでしょう。
≫ Ahamoと楽天モバイル海外旅行によく行く人はどちらがお得?
レンタルWiFiのメリットデメリット
レンタルWiFiのメリットは、データ通信量を気にせず安定したインターネット接続が可能な点です。また、複数のデバイスを同時に接続できるため、家族やグループ旅行にも適しています。デメリットとしては、事前予約や受け取り、返却手続きが必要で、旅行中に紛失や破損のリスクがあることです。さらに、使用する場所によっては接続速度が不安定になることもあります。
≫ レンタルWiFiを借りる前に!メリットデメリットをよく理解してから借りましょう!
海外旅行にモバイルバッテリーはいる?
海外旅行にモバイルバッテリーは必須です。長時間の移動や観光中にスマートフォンやその他のデバイスのバッテリーが切れることを防ぐために、モバイルバッテリーを持っていくと安心です。充電の心配をせずに旅行を楽しむために、予備のバッテリーを用意しておくことをおすすめします。
≫ 旅行の際に!モバイルバッテリーの機内持ち込みに関して知っておこう。
海外旅行でかなり役立つGoogleレンズ
海外旅行でGoogleレンズは非常に役立ちます。言語の翻訳、物体の識別、観光名所の情報など、多くの機能が搭載されており、旅行中の困った時に即座にサポートしてくれます。特に言語の壁を越えるのに便利なツールです。使った事が無い人は是非チェックして下さい!
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