
トルコ旅行を計画する上で、「通貨は何?」「どこで両替すればお得?」「現金はどれくらい必要?」といったお金に関する情報は重要なポイントです。
ここでは、トルコの通貨「トルコリラ(TL)」に関する基本情報や、両替方法・おすすめの両替場所・必要な現金の目安についてわかりやすく解説します。
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トルコの通貨単位は「トルコリラ(TL)」
トルコの通貨はトルコリラ(Turkish Lira:略号TL)です。補助単位はクルシュ(Kr)で、1TL=100Krです。現在流通している通貨は以下の通りです。
紙幣(6種類)
5リラ | 10リラ | 20リラ |
50リラ | 100リラ | 200リラ |
硬貨(6種類)
1リラ | 50クルシュ | 25クルシュ |
10クルシュ | 5クルシュ | 1クルシュ |
トルコではリラ以外の通貨も使える?
観光地や高級ホテル、一部のレストランやショップでは、米ドル(USD)やユーロ(EUR)が使えることもありますが、基本的にはトルコリラでの支払いが一般的です。特にローカルなエリアでは現地通貨のみ対応というケースが多いため、現地でリラへの両替は必須です。
トルコでお得に両替する方法は?

両替可能な主な場所と為替レートの比較
トルコ国内で日本円や米ドルからトルコリラへの両替が可能な場所は次の通りです。レートが良い順に並べると、以下のようになります。
両替場所 | レートの目安 | 特徴 |
---|---|---|
私設の両替所 | ◎ | 街中や観光地にあり、レートが比較的良い。グランドバザール内などが有名。 |
空港の両替所 | ○ | 到着直後の利用に便利。ややレートは下がるが安心感あり。 |
銀行 | △ | 信頼性は高いが、待ち時間が長く手数料もやや高め。 |
ホテル | × | 最もレートが悪く、手数料が高い場合も多い。緊急時以外は避けるのが無難。 |
チェックポイント
・「NO COMMISSION」表記の両替所は手数料無料。レートも良心的な場合が多いです。
・場所によっては両替手数料が別途発生するため、事前確認を忘れずに。
日本での両替はおすすめしない理由
日本の銀行でもトルコリラへの両替は可能ですが、レートが非常に不利なため、現地で両替した方が断然お得です。事前に少額を両替しておくのは安心材料になりますが、本格的な両替は現地空港や市内の両替所で行いましょう。
日本からユーロを持っていくのが便利な理由

トルコ旅行の際、日本から持参する外貨としてはユーロ(EUR)をおすすめします。その理由は以下の通りです。
・トルコの両替所ではユーロのレートが安定している
日本円よりもユーロや米ドルのほうが、トルコ現地の両替所では一般的に好レートで両替されやすく、手数料も割安です。
・ユーロはトルコ国内でも広く認識されている通貨
観光地やホテル、ツアー会社、土産物店などでは、ユーロがそのまま使える場合もあります(特にイスタンブールやカッパドキアなどの観光地)。
・日本国内でのユーロ両替が比較的容易
三菱UFJ銀行、みずほ銀行などの大手銀行や空港の両替所では、ユーロへの両替サービスが整っており、事前準備がしやすいのもポイントです。
ユーロからトルコリラへの両替がスムーズ
トルコ現地の空港や市中の両替所では、ユーロ→トルコリラの換金をスムーズに行うことができます。特にイスタンブールのグランドバザール周辺などでは、ユーロからの両替に対応した両替所が豊富。
トルコ旅行で必要な現金の目安

ホテルや観光を除けば、1日あたり2,000円相当(約400〜500TL)を目安に現金を用意すると安心です。8日間の旅行であれば、20,000円分(約4,000TL)前後の現金があれば、ほとんどのシーンに対応できます。
トルコではクレジットカードの普及率が高く、主要都市や観光地ではほとんどの店舗で利用可能です。現金はチップ、屋台、地方の買い物など限定的な用途に留め、その他はカードを活用すると便利です。
トルコの物価は安い?旅行者にとってのメリット
現在、トルコリラは通貨安の影響で日本円の価値が高くなっており、観光客にとってはお得感のある旅行先です。外食や買い物、交通費も総じてリーズナブルで、日本の約半額〜1/3程度の価格で楽しめる場面も多くあります。
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