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「ゲーム障害」に関する投稿を批判が集まり削除、鹿児島県警

鹿児島県警が「ゲーム障害」に関する投稿を批判が集まり削除した。

鹿児島県警のサイバー犯罪対策課の担当者が公式Twitterにて、2月日に以下の投稿を行った。

スマホでゲームをする時間を自分でコントロールできますか?

日常生活よりゲームを優先していませんか?

社会生活に問題が生じているのにゲームを続けていませんか?

それが「ゲーム障害」という精神疾患です。

大切な人間関係、仕事、人生を失う前にゲームを止めましょう。

上記の投稿に関して、社会生活に問題が生じているのにゲームを続けていつ人を「ゲーム障害」という精神疾患だと決めつけている点、証拠が不十分という旨の批判が集まった。

2月12日に県警は問題の投稿を削除し、謝罪の投稿を行いました。
尚、謝罪の投稿は以下の通りです。

先日発信したスマホゲームに関するツイートを削除致しました。 当該ツイートにおいて不愉快な思いをされた方については誠に申し訳ありませんでした。

県警としては、長時間のゲームにより「ゲーム障害」のリスクが高まるという意図のツイートをしたかったようすが、【「ゲーム障害」という精神疾患です。】と断定してしまっているのは確かに問題視されそうだなという印象です。

ゲーム障害の注意喚起は悪くない。

ゲーム障害については、以前から話題に上がる事も多く、今年の2月6日に厚生労働省が「ゲーム依存症対策関係者連絡会議」を開催して、中央省庁・医療団体・ゲーム関連団体とゲーム依存症の現状や課題について話し合いを行っています。もちろん投稿に一定の問題はあったが、この注意喚起に関しては非常に素晴らしいと個人的には思います。

WHOによると、以下の3つの条件に当てはまる状態が1年以上続くとゲーム障害の可能性が高いとしているようです。ただ、正直ここまでの人はそこまで居ないのではないかと思います。

WHOが示したゲーム障害の主な診断基準
1ゲームをする時間・頻度を自分でコントロールできない。
2日常生活でゲームを他の何よりも優先させる。
3生活に問題が生じてもゲームを続け、エスカレートさせる。


確かに上記の状況が1年以上続いている状況は正常な状況とは言えない気がしますね。

スマホを手放せない生活に

先日、ご紹介した「仕事関係の連絡ツール、男女、世代間でLINEや固定電話の利用に大きな違いが。」の記事を読んでいただければ分かる通り、スマホは仕事にも欠かせないツールとなっているので、スマホを使わない生活はなかなか難しいです。

先日、休日に1日スマホ(携帯電話)を持たない生活をしてみたのですが、「情報を調べられない」「詳しい地図を見れない」「時間をつぶせない」「食べるご飯の写真が撮れない」など結構不便な1日でした。ただ、仕事で使うスマホのアプリも多くあるので、私生活は問題ないですが仕事の日にスマホを手放すのは実質むりですね。

さいごに

ゲーム障害が病気なのかどうかは置いて置いて、ゲームにハマって借金をする人は、ギャンブルにはまって借金をするギャンブル依存症の人と同じような物でしょう。

スマホは生活の一部になっていますし、スマホゲームも気分転換には良いと思います。

何事も適度に使うのが良さそうですね。