海外滞在中の日本のスマホコストいくらかかる??
海外生活を開始する際に、「スマホを普通に使えるプランで契約したまま」という人や「電話番号保管サービスにする」、そしておススメしている「日本の格安プランに切り替える」という人がいますが、それぞれ3年間の赴任期間と仮定した場合どのくらいの費用が掛かるのでしょうか?
普通に使えるプランで置いておく方法。
どのプランにするかですが、今回はAhamoの通常プランで3年間置いておいた場合の料金を計算します。
Ahamo | 2,970円(税込) |
毎月2,970円×36ヵ月となるので、106,920円となります。
この方法のメリットは日本に帰国の際にそのまま使えるという点ですが、3年間トータルで106,920円かかるので一時帰国の際に 「レンタルWi-Fi」や「プリペイドSIM」を利用した方が圧倒的にお得です。またAhamoは海外で15日以上使うと海外で使うには128Kbpsに速度制限がかかり日本で通信を行うまで速度が戻らないので海外生活に持っておくのは不便です。
■DOCOMOで電話番号・メールアドレス保管する方法。
電話番号保管 | 440円(税込) |
メールアドレス保管 | 110円(税込) |
合計金額 | 550円(税込) |
毎月550円×36ヵ月となるので、19,800円となります。
3年間で2万円程度の費用なので、料金としては全く問題ない金額ですが日本一時帰国時に一時的に使えるようにプラン変更してまた保管サービスに戻す必要があるのですが、プランを戻すタイミングなどが難しく現実出来ではなく、日本一時帰国時は「レンタルWi-Fi」や「プリペイドSIM」を利用する必要があります。
■楽天モバイルに切り替えて電話番号をキープする方法。
楽天モバイルは1ギガまで無料というプランは無くなりましたが、基本料金の最低価格は1,078円で電話番号をキープして、日本に一時帰国の際には利用することが出来ます。
月額基本料金 | 1,078円 |
Rakuten Linkで30秒タイに電話 | 68円 |
無料が終わりましたが、まだ3年間の利用料金はかなり安いです。
毎月1,078円×36ヵ月となるので、38,808円となります。
毎月タイの自分のスマホの電話番号に対してRakuten Linkアプリで発信した場合の料金は毎月68円となります。
毎月68円×36ヵ月となるので、2,448円となります。
今回比較した3つの方法で一番安く日本の電話番号をキープしておくことが出来るのが楽天モバイルで日本の電話番号をキープするという方法になります。日本に帰国時にはそのまま楽天のSIMを使って月の最大利用料金2,980円(税別)で使えるのでかなり便利です。
電話番号のキープは楽天モバイルが一番お得!!
上記の比較の通り、使える状態で電話番号をキープする方法として、楽天モバイルに切り替えて海外赴任に持ってくるという方法が一番お得という結果になりました。
海外赴任する際に、現在使っているキャリアから楽天モバイルに変更するか、タイ赴任後の方も楽天モバイル以外のキャリアと契約している人も、楽天モバイルに切り替えることをおススメします。
使っているスマホがeSIM対応スマホの場合には同時にeSIMに切り替える事もお勧めします!
Ahamoを契約してキープし続けるより楽天モバイルに切り替えた方が
3年間で最大68,112円お得という事になります!
日本一時帰国の際にスマホをそのまま使える!
海外赴任をしている人は、年に1~2回は日本に帰国すると思いますが、その際に色々役立つ場面が出てきます。
■予約の際に電話番号が使える!
最近はLINEなどの通話アプリの登場で、日本の実家との連絡もLINEで無料に通話やビデオ通話できるので、日本の電話番号をタイで使う機会はかなり減りましたが、日本の一時帰国時などに飲食店を予約する際などに海外の電話番号は断られたり、入力できなかったりするので日本の電話番号をもっておくのはかなり便利です。
日本の電話番号を持っておく方法として、050PlusなどのIP電話アプリを申し込むという方法もあります。050Plusを3年間持っておくだけで以下の料金が必要です。
毎月300円×36ヵ月となるので、10,800円となります。
050Plusを契約してキープし続けるより楽天モバイルに切り替えた方が
3年間で最大8,352円お得という事になります!
■レンタルWiFiよりお得!
日本に一時帰国の際にレンタルWiFiを借りて使うという方も多いと思います。1~2ヵ月間の一時帰国の際にレンタルWiFiを借りた場合の料金ですが、タイでレンタルWiFiを1ヵ月パッケージでレンタルした場合の料金は、1ヶ月:2,000THB-(6,000円)程度かかります。
■Wi-Fiレンタルを利用の場合
・12月25日~3月2日(67日間)利用する
6,000円×2 + 300円×7日=14,100円
■楽天モバイルを利用の場合
・12月25日~3月2日4ヵ月利用する
4ヵ月間(3~20GB利用):1,980円×4ヵ月=7,920円
楽天モバイルを4ヵ月という計算をした場合でも
最大6,190円お得という事になります。
上記の通り、日本への一時帰国の利用の際にも楽天モバイルの方がお得という計算になります。
ますます海外赴任の際には楽天モバイルに変更しておくメリットがありますね。
楽天モバイルは海外旅行で使える?
電場番号をキープしておくという目的でも、日本への一時帰国という目的でも楽天モバイルがお得という事は間違えないですが、海外生活をしていると近隣の国への旅行の機会も多いと思います。
結果から言うと、楽天モバイルは国際ローミングで2GBまでデータ通信が利用可能です。
料金(1日あたり・税込) | 無料 |
対象の国・地域 | 66の国と地域 |
通信容量 | 2GBまで(1ヶ月間) |
その他 | 1GB/500円で追加可能 |
上記の通り、月に2GBまででしたら対象国で利用可能です。
利用可能な66の国と地域は以下の通りです。
アメリカ(本土) | エストニア | ポルトガル |
アラスカ | オーストリア | マルタ |
カナダ | オランダ | ラトビア |
グアム | キプロス | リトアニア |
サイパン | ギリシャ | リヒテンシュタイン |
ハワイ | クロアチア | ルーマニア |
インド | サンマリノ | ルクセンブルク |
インドネシア | ジブラルタル | ロシア |
韓国 | スイス | オーストラリア |
カンボジア | スウェーデン | ニュージーランド |
シンガポール | スペイン | グアドループ島 |
タイ | スロバキア | プエルトリコ |
台湾 | スロベニア | 仏領ギアナ |
中国 | チェコ | 仏領サン・マルタン |
フィリピン | デンマーク | ブラジル |
ベトナム | ドイツ | 米領バージン諸島 |
香港 | トルコ | ペルー |
マカオ | ノルウェー | マルティニク |
マレーシア | バチカン | メキシコ |
ミャンマー | ハンガリー | マイヨット島 |
アイスランド | フィンランド | 南アフリカ |
アイルランド | フランス | モロッコ |
アンドラ | ブルガリア | レユニオン |
イギリス | ベルギー | |
イタリア | ポーランド |
楽天モバイルの180日利用に関しても海外で使って、1GBの追加して500円利用するという方法もおススメです。
さいごに
楽天モバイル以外にpovoという選択肢もあり、こちらは月額料金が0円です!
楽天モバイルをpovoよりオススメする理由として、「タイでも日本の電話番号でSMSが受信できる」という点と「一時帰国時に利用する際も面倒なデータチャージが不要」という2つのポイントがあります。
日本のサービスを利用する際に、本人確認の目的で日本の電話番号でのSMS認証を利用する機会が意外に少なくありません。
電話番号保管だけという用途としてはpovoがNo.1ですが、180日ルールがあるので、そこだけご注意ください!