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仕事関係の連絡ツール、男女、世代間でLINEや固定電話の利用に大きな違いが。

仕事の連絡ツール、男女、世代間で違い

2月15日にNTTドコモ モバイル社会研究所が、2020年1月に調査を行った「コミュニケーションツールの利用動向」の結果を報告しました。

今回の調査では各年代の男女、4105人に対して調査を行ったとの事ですが、まず全体の結果は以下の通りとなりました。

男女全体人数lineでのメッセージスマホ・ケータイでの通話 (LINE通話含む)直接会って 伝えるスマホ・ケータイでのメールパソコンでのメール家の電話での通話
410541.940.340.125.825.719.4

全体でも「LINEでのメッセージ」「スマホ・ケータイでの通話」「直接会って伝える」の3つの項目が4割を超える結果となりました。

一方で「スマホ・ケータイでのメール」「パソコンでのメール」の2つは両方とも25%程度に収まっており、LINEなどのメッセージアプリで済む業務上のコミュニケーションには積極的にそういったツールが使われており、メールの利用は減少しているようです。

次に性別と年齢別の数字を見てみましょう。

男性の場合

男性人数lineでの メッセージスマホ・ケータイ での通話 (LINE通話含む)直接会って 伝えるスマホ・ケータイ でのメールパソコン でのメール家の電話 での通話
10代9549.526.325.322.117.99.5
20代31448.135.438.920.425.213.1
30代42542.649.543.327.826.115.5
40代53334.948.447.529.336.222.5
50代42324.646.343.026.535.725.8
60代38316.246.034.528.736.032.1
70代14914.845.035.623.529.540.3
男性全体232232.444.340.926.531.622.7

上記が、男性に対しての調査結果ですが、年齢層によって「LINEでのメッセージ」の比率と、「家の電話での通話」に大きな差がありました。年代が低いほどLINEの利用率が高く、年代が高くなると、家の電話の利用率が上っています。

特に10代と20代では約半数がLINEでのメッセージを業務上のコミュニケーションで利用しており、逆に70代以上では家の電話での通話が4割りを超えています。

次に女性の調査結果を見てみましょう。

女性の場合

女性人数lineでのメッセージスマホ・ケータイでの通話 (LINE通話含む)直接会って 伝えるスマホ・ケータイでのメールパソコンでのメール家の電話での通話
10代9167.022.031.917.66.68.8
20代30166.134.643.921.919.68.3
30代35765.040.643.722.715.45.9
40代41853.333.737.624.917.917.9
50代31746.733.439.730.321.815.8
60代19939.238.233.227.119.125.1
70代10026.034.029.028.022.040.0
女性全体178332.435.139.025.018.215.1

女性の場合ですが、男性に比べると「LINEでのメッセージ」の利用率が高く、50代でも約半数の人が業務上のコミュニケーションにLINEを利用しています。女性の方が業務上のコミュニケーションにLINEを利用していると言えるでしょう。

こちらも男性同様に家の電話をコミュニケーションによく使っているのは70代の人たちとなりました。最近では家に電話を引く事も減ってきているので若年層で一人暮らしをする場合には固定電話は不要という人も増えてきているのでしょう。

業務でのコミュニケーション

コミュニケーションギャップを乗り越えて行くには、対話する機会を作って、考え方の違いや価値観の違いなどを対話で解消していく必要があるが、コミュニケーションツールを見てもギャップがある状況が伺えました。

あと、10年後にはまた新しいコミュニケーションツールが誕生し、今回の調査とは違う結果になっていくのだと思うので、年齢を重ねてくるとなかなか新しいツールを使うのに時間がかかるようになっていくのでしょうか。

自分も積極的に新しいツールを使いこなすように頑張っていこうと思います。