当ブログ内の記事にはプロモーションを含む場合がございます。

タイで買った携帯電話って日本で使っても問題ないの?技適マークについて知ろう!

タイで使っている携帯電話を本帰国後に日本で使える?

 タイで買った携帯電話端末を日本で使えるかどうか、日本への本帰国が近づいてくると皆さん気になるところだと思います。特に来タイ時にタイで携帯電話を買ってそこから2~3年で大体の方が機種変更をしているのではないでしょうか?

それが本帰国の前に機種変更した端末であれば、やはり日本に帰国直後は使いたい!と言うのが本音だと思います。

では、タイで購入した端末が日本で使えるかについてご説明しましょう。

まずは技適マークについて知ろう。

技適マークとは何のことか分からない人も多いのではないでしょうか?

詳細を知りたい方は以下にWikipediaのリンクを貼っておくので見てみてください。

ja.wikipedia.org

簡単に言うと、日本で使える無線機器は検査に合格した技適マークのあるものだけですよ。という感じの内容です。では、タイで販売されている端末に日本の「技適マーク」はついているのでしょうか?

f:id:yourmobile:20190825022932p:plain

上記のマークが日本の技適マークなのですが、基本的にはタイで販売されている端末にはついていません。なので、タイで購入した端末を日本で利用する事は不可!という事になります。

仮に技適マークのついてない端末を日本で利用した場合、電波法第110条にて「一年以下の懲役または100万円以下の罰金に処する」との事ですので注意が必要です!

ただ、上記が理由で捕まったという事は聞いたことがありませんので、販売目的などで大量に持ち込まない場合には特に問題はないのかと思います。

実際に電波法違反で摘発を受けるケースとしては、海外製のトランシーバやドローン、ハイパワーWiFiルーターなどが大半で、一般的に販売されているスマホ端末が摘発を受けたケースはないようです。

一般的に販売されているスマホが原因で、電波妨害・通信障害が発生するケースは基本的にはないと思いますので、あまり気にしなくてもOKです。

一時帰国の際に使っているのはセーフなの?

タイに住んでいる間の一時帰国で30日程日本でタイの端末を使っているけどこれはセーフなの?と思う人も多いでしょう。結論を言うと問題ありません。

何故セーフなのかと言いますと、電波法第4条第2項と電波法第103条第5項に定められている内容によってセーフなのですが、かいつまんで説明すると、「90日以内ならセーフ!」と言う事です。

なので、日本への一時帰国の際には安心してタイの端末を使ってください。

日本に本帰国前に携帯電話が壊れたらどうすれば良い?

 タイで端末を買っても日本で使えないんだったら困るんだけど!という場合にどうすれば良いのか方法をいくつかご紹介します!

① 日本のApple StoreでSIMフリー版を購入する。
日本のApple Storeで販売されているSIMフリー版は当然日本の技適マークを取得しているので問題ありません。ネットで購入して日本に来る友人に持ってきてもらうなどしてタイに持ち込めばOKです。

② 街中で格安の端末を購入して使う
タイはかなり安い端末もあるので、一時しのぎで安い端末を買って使うという方法もあります。最近であれば3000バーツも出せばそこそこ使えるAndroidの端末が購入できるでしょう。ただ、これも日本では使えないので注意が必要です。

③ 何とか修理する。
修理箇所にもよりますが、これも3000バーツ以内で治るかもしれないので、とりあえずメーカーの修理センターに持込んでみましょう。ただ、修理期間中は端末が無くなるのでどちらにしても端末が必要になる場合には格安端末を購入した方が現実的だと思います。

技適マークがあれば日本で端末持ち込み契約が出来るの?

これは基本的には出来ますが、契約する携帯ショップでは携帯電話を買わせたいために、「今なら新しく買った方がオトクですよ?」「恐らくすぐに壊れるので今買った方がいいです」と言うように端末購入を強くおススメしてくるのでオンラインショップなどで申し込むのがオススメです!

タイで買った端末は海外旅行の際に、各国のSIMカードを入れて使えるので海外旅行専用機として使うのも良いでしょう。

さいごに

タイで買ったスマホを日本で使えないともったいないと思いますが、音楽プレーヤーとして使ったり、何かのアプリ専用機にしたり、ゲーム専用機にしたりと結構使えるので以外に新しい端末を買っても活用方法はあるので、個人的には買っても問題ないかな?と思います。