当ブログ内の記事にはプロモーションを含む場合がございます。

タイで携帯電話・スマホを紛失したらどうする?焦らず落ち着いて行動しましょう!

意外に多いタイでスマホ紛失

タイで携帯電話をどこかに忘れたり、盗まれたりした場合、迅速な対応が重要です。高額請求や情報漏洩などのリスクを回避するため、適切な手順を踏むことが求められます。

状況に応じた対応方法を具体的に解説します。バンコクでスマホを無くした場合、帰ってくる可能性は低いですが、諦めずに行動しましょう。

バンコクでスマホを無くした場合には帰ってくる可能性は低いですが、高額請求や情報漏洩に繋がらないように迅速に対応していきましょう。

まず最初に確認すること2点

まず携帯電話・スマートフォンを無くしたと思ったら以下の2つを行いましょう。

電話をかけて確認する
まずは自分の携帯電話番号に電話をかけてみましょう。レストランやカフェなどに置き忘れた場合、スタッフが気付いて電話に出てくれることがあります。

また、タクシーなどの乗り物に忘れた場合、運転手が電話に出てくれることもあります。その際には、引き換え金額を提示される場合があるので、冷静に交渉しましょう。

落とした場所を特定する
最後に携帯電話を使った場所や、カバンにしまった記憶がある場所を思い出し、そこを中心に探しましょう。

特に観光地やショッピングモールは人通りが多く、落とした場合すぐに見つけることが難しいため、スタッフに尋ねることが重要です。

戻ってくるかは運次第
日本では、携帯電話を紛失しても高い確率で戻ってくることが期待できますが、タイでは状況が異なります。誰かに拾われている可能性があるため、早急に行動することが重要です。また、タイ語が苦手な場合は、知り合いのタイ人に協力を依頼して電話をかけてもらうと効果的です。

スマホの位置情報をを確認して追跡

スマートフォンに位置情報を確認する機能がありますが、それを使って位置を確認して行ってみるという方法もあります。

スマホの位置情報の確認は電源を切ったり、SIMを抜いたりすると位置情報が更新されなくなるので時間との戦いなので早めに位置情報の特定をしましょう。

Androidスマホの位置情報を確認する方法

Androidスマホでは、Googleアカウントを利用して端末の現在地や動作状態を確認できます。
スマホで使っているGoogleアカウントの情報が必要です。

以下の手順で進めてください。

Googleアカウントにログイン
自分のスマホに登録しているGoogleアカウントを、PCや別のスマホで開きます。

「端末を探す」ページにアクセス
Googleの端末を探すサービスにアクセスします。

スマホの状態を確認
現在の位置情報が表示され、スマホが近くにある場合には「音を鳴らす」機能を使って探すことができます。また、遠隔操作で端末をロックすることも可能です。

詳細な手順については、以下の記事で確認できますのでチェックしてみて下さい。

iPhoneの位置情報を確認する方法

iPhoneにはAppleが提供する「iPhoneを探す」機能があり、紛失時に大変役立ちます。

以下の手順で操作してください。

Apple IDにログイン
PCや別のスマホからiCloudにアクセスし、Apple IDでログインします。

・「iPhoneを探す」を開く
サービスにアクセスすると、iPhoneの位置情報が地図上に表示されます。

最後の位置情報を確認
電源がオフの場合でも、最後に記録された位置情報が表示されるため、紛失した場所を特定する手がかりになります。

詳細な手順については、以下の記事で確認できますのでチェックしてみて下さい。

情報漏洩を防止するため端末をロックしよう

位置情報を確認したら、端末を保護するためにロックをかけましょう。Android・iPhoneともに端末を探す一連の流れに沿って、端末のロックが可能です。

Androidの端末を探す画面で可能な操作。

・音を鳴らす…端末がマナーモードになっている場合でも、着信音を5分間鳴らします。
・端末を保護…端末をロックし、ロック画面にメッセージの表示が可能。
・端末データを消去…端末のデータを全て完全に消去可能。

iOSのiPhoneを探す画面で可能な操作。

・音を鳴らす…端末がマナーモードになっている場合でも、着信音を5分間鳴らします。
・端末を保護…端末をロックし、ロック画面にメッセージの表示が可能。
・端末データを消去…端末のデータを全て完全に消去可能。

携帯電話回線を停止しよう

契約キャリアに行き、携帯電話を無くしたので回線を停止「Suspend」したい旨伝えましょう。
たいの回線の場合には手続きには契約名義のパスポートが必要になります。

・DOCOMO:海外旅行中にスマホを無くした際の問合せ先
・Softbank:海外で携帯電話を盗難・紛失した場合
・au:海外で安心してご利用いただくために

回線を停止した時点では着信は可能ですが、インターネットの利用は不可になるため位置情報の取得は不可になります。

■回線停止をすれば有料の作業は不可に
電話回線を停止すると、データ通信や発信といった機能を停止出来るので、不正利用される心配がなくなります。ただ先述した通り位置情報の取得が出来なくなるのでご注意ください。

SIMカードを発行しよう

 契約キャリアに行き、携帯電話を無くしたのでSIMカードを再発行(Reissue)したい旨伝えましょう。再発行する事で以前使っていた電話番号がそのまま使用可能です。

手続きには契約名義のパスポートが必要になりますが、パスポートを持ってReissueと伝えればすぐに同じ電話番号で新しいSIMカードが使えるようになります。

SIMカードの名義が自分でない場合(会社契約・知人のタイ人・Amazonで買ったSIM)の場合には再発行が面倒なのでご注意ください。

■再発行で同じ電話番号をそのまま使える
SIMカードを再発行すれば、使っていた電話番号をそのまま使えるので電話番号が変わる心配はありません。ただ、スマホに入っているデータは戻ってこないので、しっかりとバックアップなどを取っておきましょう。

重要なアカウントのパスワードを優先的に変更

スマホには色々なアプリやサービスを登録していると思います。
全てのアカウントのパスワードを変更するのはなかなか難しいと思いますので、まずは銀行やクレジットカードを登録しているアプリやサービスのパスワードの変更、SNSのパスワードの変更などを行いましょう。

重要度の高い物から初めて、徐々に優先度の低いアプリやサービスのパスワードを変更していきます。

海外旅行保険加入ならポリスレポート

スマホが見つからない場合、現地警察に紛失または盗難の届け出を行います。

この届け出は、保険金の請求に必要な書類を発行してもらうためにも重要です。

届け出を出す手順

ツーリスト・ポリス(観光警察)
まずはツーリスト・ポリスに相談するのがおすすめです。タイ語または英語で対応可能で、24時間体制のホットライン「1155」に電話すると、最寄りの警察署や次の行動についてアドバイスを受けられます。

現地警察署での届け出
紛失または盗難が発生した地域の警察署で、正式に届け出を行います。この際、以下の情報を伝えると手続きがスムーズです。

・紛失または盗難の日時と場所
・スマホのメーカーとモデル
・IMEI番号(事前にメモしておくと便利)
・パスポート

警察の手続きは大都市や観光客の多いエリアであれば比較的スムーズですが、地方の場合は時間がかかることもあるため、余裕を持って対応してください。

保険の申請手続き

警察で発行してもらった紛失(盗難)証明書を使い、旅行保険に申請することで補償を受けられる可能性があります。以下の書類を揃えて保険会社に連絡してください:

・紛失(盗難)証明書
・保険契約書または証券番号
・被害状況を詳しく説明した書類(必要に応じて)

スマホの紛失は大きなストレスですが、適切な対処を行うことでトラブルを最小限に抑えることが可能です。また、旅行前に予防策を講じておくことで、万が一の際にも冷静に対応できるようになります。旅行を楽しむためにも、事前準備をしっかり行いましょう!