お店が開いていないのでネットショッピングが増加
バンコクではショッピングモール内のお店が開いておらず、ネットでの買い物が増加しています。
これはタイに限らず世界中で増加しており、コロナの影響で買い物という物が新しい形になったと言えるでしょう。特にタイなどの外出自粛や営業制限などが行われている国では買う手段が限定されるので仕方ないでしょう。
日本では2020年のネットショッピング利用率が50%以上になったようです。
ネットショップを見ているとついついそこまで欲しくない物も買ってしまいます。
最近私がLazadaで購入したものをご紹介いたします。
座椅子
最近、使っていないのに場所を取っていたソファーを撤去してもらって猫のくつろぐ場所がなくなったので、そこ代わりに座椅子を購入してみました。価格も安く大きさもちょうど良さそうなのでこれに決めました。
買って設置してみたところ、早速ベッドのように寝ていました。
気に入ってくれたようでよかったです!
人用に使うには結構薄いので、もう少し良いやつを買った方が良いと思います。
エアフライヤー
タイに来てから家で揚げ物をする事がなくなりましたが、冷凍のフライドポテトなどをおやつに食べたいと思い、油を使わず揚げ物が出来ると噂のエアフライヤーを購入してみました。
LAZADAを適当に見ている時に見つけて思わず衝動買いしてしまいました。
値段も安く、口コミも323件の口コミで評価も高いのでエアフライヤー入門用に良さそうです。
大きさは2.5リットルと小さめを選びましたが届いてみたら思ったより大きかったので、大きい容量の物を買う場合にはサイズに注意してください。
まだ使っていませんが、そのうち使ってみようと思います。
他にも細々したものを購入
センサーで開くゴミ箱
猫が中を覗いてゴミ箱をよく倒すので、中が見えないようにセンサー付きのゴミ箱に変えてみました。
試しに1つ小さめのゴミ箱を買ってみましたが、猫が倒さなくなったので、キッチンなどのメインのゴミ箱もこのタイプに変えていこうと思います。
モップ付きスリッパ
最近、そこにモップが付いているスリッパを多用しているのですが、使っている物が古くなってきたので新しく安い物を購入しました。価格は1つ89バーツと安かったので満足です。
エアフライヤー用の紙
エアフライヤーを使うときに中に敷く用の紙も購入してみました。
種類や価格帯も様々でしたが、価格が100枚で50バーツとかなり安かったです。
個人的に使うECモールをご紹介
タイはコロナ前からECサイトが盛り上がってきていましたが、コロナかで一気にECサイトを使う回数が増えたという人も多いと思います。自分が使うタイのECサイトを少しご紹介します。
Lazada | https://www.lazada.co.th/ |
Shopee | https://shopee.co.th/ |
Homepro | https://www.homepro.co.th/ |
Central | https://www.central.co.th/th |
Uniqlo | https://www.uniqlo.com/th/en/ |
個人的にはLazadaをメインで使って時々Shopee、後は欲しい物があった時だけそのサイトを使うというイメージでECサイトを使い分けています。
コロナの長期化で変わる消費行動
2020年3月頃にはコロナは数か月で収束すると思っていましたが、気づけば2021年8月になりましたがまだまだ収束の見込みは立っていない状況です。タイでは飲食店の店内飲食の禁止や特定の業種の営業制限、夜間外出禁止など様々な事業に制限が行われている状況です。
仕事も在宅勤務になり今までとライフスタイルが変わりましたが、今まで実店舗を訪れて商品を見比べて購入していた買い物の形も大きく変わりました。外出を控えて人との接触を避ける中でネット消費の比率が高まっています。
スマホで何でも売れる時代
タイでもコロナ前からECサイトは成長を続けていましたが、コロナの期間を経て、世界のモバイルトラフィックは2020年第二四半期で46%ほど増加し、スマホを使っての注文件数も12.5%増加し、PCでの買い物を上回りました。
また、販売チャンネルとしてECサイトではなく、SNSの利用が増加しています。こちらはSalesforceが実施した調査結果ですが、全体で55%のユーザーがSNS経由で買い物を行っているという結果に。
SNSというと顧客とのコミュニケーションやブランディングという意味合いで利用されることが多いですが、販売チャンネルとしても利用できるという事でSNS運用がコロナ禍またはアフターコロナを見据えて重要と言えるでしょう。
また、今使っている紙媒体やWEBサイトの広告費をSNSに上手く分配していく事が非常に重要でしょう。
売れる物も大きく変化
以下の図は日本の総務省の家計消費状況調査の結果ですが、ゲーム機やパソコン、在宅勤務で使う家具、テレビなどの家で使うための物の消費が大きく伸び、衣類やホテル・旅行などは大きく消費が減少しています。
タイでもコロナにより観光業がダメージを受けており、コロナで売れている物と自社の今までのノウハウを組み合わせた新たな商品を検討していく必要があります。
コスパも大事だが、社会的価値も重要
コロナにより上記のとおり、消費行動が変化していますが、商品を購入するときの審美眼が高まっており、コスパはもちろん重要ですが、社会への貢献やサスティナブルかどうかなど色々な視点でサービスや商品を見るようになっています。
これは製品の品質や耐久性や生産場所、配送日程のコミットなどにも注目するようになっており、安い商品を作れば売れるという時代ではなくなりつつあります。ただクーポンやディスカウントは依然効果的なのでこのあたりを上手く組み合わせて商品やサービスを設計していくと良いでしょう。
また、企業は社会貢献の姿勢も見られており、このあたりにも注力していきましょう。
また日本ではクラウドファンディングでの商品を上手く販売するショップがあるようにあらゆるチャンネルで販売を行う取り組みも検討する価値はあります。
消費者分析がコロナ禍を生き抜く鍵
消費者分析というと、多くの費用をかけて調査を行う必要があるように思う人も多いと思いますが、コロナの影響で減少した理由の分析や、顧客の現在の行動分析はそこまで費用をかけなくても行う事が出来ます。
また、他業種の成功の流れや現在のトレンドを早期に発見することで顧客を獲得できるチャンスでもあります。目まぐるしく変わる消費行動を分析し続け、顧客の求めている商品やサービスを提供していく事がコロナ禍を生き抜き成長をするのに重要な鍵です。
また、コロナ禍では外的要因による変化や顧客トレンドの変化が非常に速いので準備に時間をかけているとあっという間にトレンドが変わっているという事もあります。そのためスピード感が非常に重要です。
さいごに
コロナの影響で様々な業種が影響を受けていますが、すでに多くの企業でコロナやアフターコロナを見据えた取り組みを行っています。
その中でDXやチャットbot、デジタル接客などののキーワードもいくつか出てきているのでそういったところで自社に生かせるものは積極的に取り入れていきましょう。