7月末まで延長されていた滞在期限の自動延長。
新型コロナウイルスによって、空路が運休になったりしてタイを出国できなくなった外国人が多く、入管窓口が混雑したこともあり、ビザの有無や種類に関わらず、7月31日まで自動で滞在期間が延長されていましたが、7月も半ばを過ぎた現時点で延長の話は出てきていません。
自動延長措置で滞在している人は、この滞在期間が8月も自動で延長されるのか、かなり気になるところだと思います。
現状、日本人は日本に帰国できるのか?
滞在期間の自動延長の理由として帰国便が無く帰れない人がいるためと言う事ですが、現状、タイから日本への便はどの程度出て居るのでしょうか?
状況を確認するために各社サイトでバンコク→東京便を調べてみました。
まずは、JALの羽田便を調べてみました。
毎日ではないですが、JALであれば帰れる便はあるようです。価格もエコノミーであれば、20,000THB程度と高くありませんでした。もっと高くなっているのかと思っていたのでいい意味で驚きました。
続いてANAを見てみます。
ANAは見る限り1日1便程度の帰国便が飛んでいるようで、問題なく帰国の為の航空券が購入できそうです。ただ、価格はJALより若干高いようです。
JALとANAしか調べていませんが、どうやら現状は帰国便がなんとか飛んでいるようなので、自動延長が無い場合にも日本への航空券は予約出来そうですね。
自動延長が終ったらどうなる?
仮に自動延長が終った場合には、早急にチケットを手配してタイを出る必要がでてくるでしょう。出なければオーバーステイとなり、罰金を支払う必要がでてきます。
罰金はそこまで高い金額ではないですが、違法なので注意が必要です。
オーバーステイの罰金
オーバーステイになった場合の罰金は1日あたり500バーツで、上限は20,000THBとなっています。
上限は20,000THBですが、90日を超えるとオーバーステイしている日数に応じて、タイへの入国が禁止されることがあるので注意が必要です。
現状は日本へ帰国後すぐにはタイには戻れない
現状、日本からタイへの入国はかなり限定的なため、たとえワークパーミットを持っていたとしても日本からタイへ入国する事はかなり難しいでしょう。
私の知り合いのMDも日本にどうしても帰る必要があり帰国したが、タイへの入国が全くできずかなり困っています。
その理由としては、日本からタイへの飛行機は基本的に運休となっており、タイ行きの飛行機は、週に1便ほど運行されているタイ人向けの帰国便のみとなっており、その少ない便に東京のタイ王国大使館へ問い合わせて席を確保する必要があるようですが、問合せが多いのか、なかなか連絡が取れないようです。
どちらにしても早く決めて欲しい。
延長するのかしないのか、どちらにしても自動延長で滞在している人にとってはかなり重要な事項なので早く決めて発表して欲しいですね。
7月29日頃に延長しないと発表があり、8月1日からオーバーステイになりますと言われてもチケットの手配や、日本の空港への送迎の依頼など色々準備が必要なので、自動延長で滞在している人は、一応帰国に向けて動き始めた方が良いと思います。
また、最新の情報が発表されたらブログに書いていこうと思います。
あと、まったく関係ないですが新型コロナのタイ国内での感染は過去51日間確認されていないとの事ですが、昨日の記事で紹介したラヨーンのホテルや、Soi26のコンドでも新規の感染者は出なかったのでしょうか?
また、ロックダウンになったら、さらに失業者や倒産する企業が増えると思うので、感染0が本当かどうかは一旦置いておいて、このまま落ち着いて再度ロックダウンにならないようにして欲しいです。