当ブログ内の記事にはプロモーションを含む場合がございます

アメリカが12月に開催する 「民主主義サミット」、ミャンマー、タイ、中国は呼ばれず。

アメリカが12月に開催する 「民主主義サミット」

アメリカが12月に開催する「民主主義サミット」にバイデン大統領が111の国と地域を招待しており、国務省がウェブサイトでリストを公開している。

Summit for Democracy: Invited Participants

以下にもリストを掲載しているのでご確認ください。

民主主義サミット:招待された国と地域のリスト

1アルバニア57モルディブ
2アンゴラ58マルタ
3アンティグアバーブーダ59マーシャル諸島
4アルゼンチン60モーリシャス
5アルメニア61メキシコ
6オーストラリア62ミクロネシア
7オーストリア63モルドバ
8バハマ64モンゴル
9バルバドス65モンテネグロ
10ベルギー66ナミビア
11ベリーズ67ナウル
12ボツワナ68ネパール
13ブラジル69オランダ
14ブルガリア70ニュージーランド
15カーボベルデ71ニジェール
16カナダ72ナイジェリア
17チリ73北マケドニア
18コロンビア74ノルウェー
19コスタリカ75パキスタン
20クロアチア76パラオ
21キプロス77パナマ
22チェコ共和国78パプアニューギニア
23コンゴ民主共和国79パラグアイ
24デンマーク80ペルー
25ドミニカ81フィリピン
26ドミニカ共和国82ポーランド
27エクアドル83ポルトガル
28エストニア84大韓民国
29欧州連合85ルーマニア
30フィジー86セントクリストファーネイビス
31フィンランド87セントルシア
32フランス88セントビンセントおよびグレナディーン諸島
33ジョージア89サモア
34ドイツ90サントメ・プリンシペ
35ガーナ91セネガル
36ギリシャ92セルビア
37グレナダ93セイシェル
38ガイアナ94スロバキア
39アイスランド95スロベニア
40インド96ソロモン諸島
41インドネシア97南アフリカ
42イラク98スペイン
43アイルランド99スリナム
44イスラエル100スウェーデン
45イタリア101スイス
46ジャマイカ102台湾
47日本103東ティモール
48ケニア104トンガ
49キリバス105トリニダード・トバゴ
50コソボ106ツバル
51ラトビア107ウクライナ
52リベリア108イギリス
53リトアニア109ウルグアイ
54ルクセンブルク110バヌアツ
55マラウイ111ザンビア
56マレーシア

タイは招待されず

この民主主義サミットにタイは招待のリストに入っておらず、招待されていないようです。
タイは2014年5月に軍事クーデーターが起き、それ以降ずっとプラユット首相がトップなので7年以上国のトップにいて、反政府デモも継続して行われています。

タイは海外から見るといまだ軍の影響力が強く専制主義の印象があるのでしょう。

ミャンマーは招待されず

ミャンマーは2021年2月に軍事クーデータが起き、ミャンマー軍が政権を掌握している状況です。
人権団体によると、1000人以上がクーデーターで亡くなられており、まともな状態ではないと言えるでしょう。

ここは当然呼ばれないだろうなという国ですね。

台湾は招待され、中国は招待されず

中国は今回のサミットに招待されていないが、一方で台湾は招待されている。
これに中国の外務省は台湾招待に断固反対すると表明しており、対立がさらに激しくなりそうですね。

中国が呼ばれないのは中国とアメリカの関係を考えれば当然でしょう。

これらの3つの国は招待されなかったものの、フィリピン、インド、ポーランドなどの民主主義に問題があるとされている国も招待されているようです。

さいごに

タイでは反専制政治に対するのデモが、まだまだ活発に行われています。
プラユット首相は2023年の人気前は辞めないと言っているので、このままあと2年今の政権が続くのでしょう。