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本帰国前に5G端末を購入する際の注意点!そのスマホ本当に日本で5Gが使える?

タイでも増える5G対応の格安スマホ

最近では、バンコクはかなり5Gの利用可能エリアが増えており、先日バンチャック駅周辺に行った際にも普通に5Gの電波を掴むことが出来た。郊外はどうなのか微妙ですが中心部であれば問題なく5Gが使えるようになっています。

また、タイでは安い5G端末の選択肢が日本より多いため、本帰国前にスマホを買って日本でそのままSIMを入替えて使おうという人も意外に多い。せっかくなら5G対応スマホを買おうと思う人が多いと思うが、意外な落とし穴もなるので気を付けてください。

タイで安い5G端末を買っても日本で5Gが使えない可能性も?

タイ国内で販売されている端末は当然タイ国内での利用を前提に考えられているため、日本の各キャリアの5Gが使えるとは限らない。日本で使うために5G端末を購入するためには事前に日本で使う予定のキャリアの5G周波数帯を調べておくと良いでしょう。

NTT Docomo 5G周波数・バンド

NTT DocomoSub6n773.6~3.7GHz
n783.3~3.8GHz
n794.5~4.6GHz
ミリ波n25727.40GHz~27.80GHz

Softbank 5G周波数・バンド

SoftbankSub6n773.9~4.0GHz
ミリ波n25729.10GHz~29.50GHz

au 5G周波数・バンド

auSub6n773.7~3.8GHz
4.0~4.1GHz
n783.3~3.8GHz
ミリ波n25727.80GHz~28.20GHz

楽天モバイル 5G周波数・バンド

楽天Sub6n773.8~3.9GHz
ミリ波n25727.00GHz~27.40GHz
購入前に端末の対応周波数をチェック!

上記の通り、キャリアによって5Gの対応周波数帯が異なる。特にSoftbankと楽天モバイルを使おうと思っている人は注意が必要です。

☑ 5Gが使えてもプラチナバンドが使えないスマホが多い!
タイで販売されているAndroidのSIMフリースマホは4Gのメインとなっているプラチナバンドに対応していない場合が多いため、ネットが繋がりにくいという場合が多いです。しっかりとそのあたりも理解して購入するようにしましょう。

タイで売られている5G対応格安スマホをチェック!

次にタイで売られている5G対応格安スマホの周波数帯を何台か調べてみます。

Samsung GALAXY A42 5G(定価:11,900THB)

Galaxy A42 5GSub61 / 3 / 5 / 7 / 8 / 28 / 40 / 41 / 78
ミリ波非対応

Sub6のn77に対応しておらず、n78のみとなるので、Softbank/楽天モバイルの5Gには対応していない端末となりますのでご注意ください。またミリ波には対応していません。

OPPO Reno4 Z 5G (定価:12,990THB)

Reno4 Z 5GSub61, 3, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 40, 41, 77, 78
ミリ波非対応

こちらはミリ波には対応していませんが、Sub6のn77.n78には対応しています。スペックを見る限りでは全てのキャリアで5Gが使える可能性が高そうです。

Xiaomi MI10T 5G  (定価:12,990THB)

Xiaomi MI10T 5GSub61, 3, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 40, 41, 77, 78
ミリ波非対応

こちらもミリ波には対応していませんが、Sub6のn77.n78には対応しています。スペックを見る限りでは全てのキャリアで5Gが使える可能性が高そうです。

さいごに

今回はタイで5G対応の格安スマホを購入する際の注意点をご紹介いたしました。
一部スマホとキャリアの相性が悪いという物もあるため、やはり注意が必要なようです。

今回は5Gの周波数帯をご紹介しましたが、4Gの周波数帯の相性もあるので購入時にはきっちりチェックして利用予定の事前に確認をしておく方がいいでしょう。

個人的には、Androidスマホは日本で購入、タイから日本へ端末を買って帰るならiPhoneがオススメです!