タイ生活のスタートに欠かせないスマホ・SIMカードについてご紹介いたします。
タイ生活に欠かせない携帯電話契約
タイへの赴任や、ご家族の来タイが決まり、お住まいや、スマホの契約準備を進めている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
タイの通信事業者はAIS・Trueの2つの会社がありAIS・TRUE・Dtacと3つのキャリアがありますが、その中でも通信速度や通話品質が安定しているのはAISです、同じ5GでもAISの方が速度テストでも安定しています。
日本の携帯電話を引き続き使う方はSIMロック解除して、タイに持ち込んでキャリアでSIMカードを契約する事が可能です。
また日本の電話番号は電話番号保管サービスより海外でもお得に使える楽天モバイルやPovoに乗り換えてから来るのがおススメです。
タイに来る方が持ってくる日本の携帯キャリアは「povo」と「楽天モバイル」が大多数です。
今回はオススメのAISでタイのSIMカードを契約する方法についてご紹介いたします。
これからタイに来るという方は見てみてください。
タイでSIMカードを契約する前に
SIMカードを契約する前にタイで使えるスマホや携帯電話の準備が必要です。
方法としては、日本の携帯電話をSIMロック解除して持込む方法とタイで端末を購入する方法の2種類の方法があります。
また、日本のスマホも2021年10月以降は原則SIMフリーで販売されているのでそれ以降に購入した方はそのまま日本のスマホをタイで使う事が可能です。
iPhoneの場合はSIMカードを差し替えるだけでOK、Androidの場合にも簡単な設定だけでOKです。
ただ、日本で購入したスマホはタイではサポートが受けられないので、タイで携帯電話を購入した方がそのあとの端末サポートなどが充実していて安心です。
タイは日本と違って色々な携帯電話の種類が販売されており、ミドルスペックでもかなりお手頃な端末が多く販売されています。
✅ こだわりがないなら1万バーツ以下のAndroidでOK!
タイでスマホを購入する場合ですが、選択肢がかなり多くあります。基本的にはタイで購入したスマホは赴任期間中だけの利用という方が多いので、1万バーツ以下のAndroidスマホで十分です。
キャリアはAISがオススメ!契約する際の必要書類は?
キャリアを選ぶ上でデータ通信速度が一番重要ですが、AISが一番5Gのスピードが速いので、個人的にはAISをお勧めします。
タイではプリペイド(先払い方式)でチャージを行った金額から使って行く方法と、ポストペイド(後払い方式)で日本と同様に月々のご利用料金を後払いする方法の2種類の契約形態があります。
基本的に長期にタイに滞在される方であれば、ポストペイドでの契約になると思いますので、ポストペイドの契約時に必要な書類やお手続きに関してご案内いたします。
<AISでポストペイドで契約する際の必要書類>
■ パスポート
■ 労働許可証(ワークパーミット)
■ タイの住所
この労働許可証が結構ポイントで来タイ直後だと手元にない場合があります。
そういった場合は、まずはプリペイドでSIMカードを準備してその後ポストペイドに切換える事が可能です。※プリペイド購入時はパスポート必須
✅Trueだとワークパーミットなしで契約できる?
これは実体験ですが、エムクオーティエにあるTrueショップで契約する際にワークパーミットなしで契約することが出来ました。ワークパーミットなしでチャレンジしてみたい人はTrueに行くのがおススメです。
AISでの契約の流れ
タイでの通信サービスを利用するために、AISでSIMカードを契約する手順を詳しくご紹介します。スムーズな契約のために、以下の流れを参考にしてください。
① AISショップに行く
まずは、最寄りのAISショップを探しましょう。AISショップは、タイのショッピングモールやデパートの中に多く存在しています。Googleマップで「AIS」と検索すると、近くの店舗が簡単に見つかります。店内は明るく、親しみやすい雰囲気なので、安心して訪問できます。
② ポストペイドでSIMを契約したいと伝える
AISショップに到着したら、スタッフにポストペイド契約を希望する旨を伝えます。この際、必要書類として「パスポート」と「ワークパーミット」を準備しておきましょう。スタッフが書類を確認した後、手続きが進みます。あとはタイの住所が必要なので契約時の紙などを持っていくかメモに書いて持っていきましょう。
③ プラン選択をする
次に、契約プランを選ぶ段階です。AISでは、通常、通話とデータ通信がセットになったプランが推奨されますが、もし通話のみを希望する場合は、この段階でしっかりと伝えましょう。スタッフが最適なプランを提案してくれるので、自分のニーズに合ったプランを選びましょう。
④ 電話番号を選ぶ
プランが決まったら、次は電話番号の選択です。AISスタッフがいくつかの候補を提示してくれるので、その中から好きな番号を選びます。特に、タイ語の発音が難しい数字(7や8など)には注意が必要です。分かりにくい場合は、別の番号を選ぶことをお勧めします。
⑤ 用意したスマホにSIMを入れてもらおう
最後に、契約が完了したら、事前に用意していたスマートフォンをショップスタッフに渡します。彼らが新しいSIMカードを端末に取り付けてくれるので、手間いらずで安心です。スタッフがSIMの動作確認を行ってくれることもあるので、スムーズに利用開始できます。
以上が、AISでのSIMカード契約の流れです。この手順を参考に、タイでの通信サービスを簡単に契約しましょう。初めての方でも安心して手続きできるように、必要書類や希望するプランをしっかりと準備しておくことが大切です。何か不明な点があれば、AISショップのスタッフに気軽に相談してください。バンコクであれば英語を話せるスタッフの方がいるので安心です。
国際電話を使いたい場合
国際電話の設定はIDD(International Direct Dialing)と言えば通じますので、このIDDの設定をOPENにしてもらいましょう!
国際電話(IDD設定の重要性)
国際電話を利用する際にIDD設定がOPENであることは非常に重要です。設定がなされていない場合、海外の電話番号に直接電話をかけることができず、手間がかかることがあります。一方で、IDD設定をOPENにしておくと、必要な時にすぐに国際電話をかけられるため、ビジネスやプライベートでのコミュニケーションがスムーズに進みます。
国際電話のコストに関するポイント
国際電話は、実際に使用しなければ料金が発生しないため、IDDの設定をOPENにしておいても損はありません。むしろ、海外との連絡が必要な場合に迅速に対応できるため、安心感が増します。万が一、急に海外の取引先や友人と連絡を取る必要が生じた場合でも、すぐに電話をかけることができるので、設定しておくことを強くお勧めします。
また、AISの場合には003を使うことで国際電話料金を抑えることができます。以下の記事で詳細をご紹介しておりますので確認してみて下さい。
✅ 国際電話を使いたい場合には、このIDDの設定をOPENしてもらう必要があります。
国際電話は使わなければ料金がかかるものではないので、設定をOPENにしておいてもらって損はないと思います。
楽天モバイルユーザーはRakutenLink
楽天モバイルを使っているユーザーはタイに赴任してからもRakuten Linkのアプリを使って発信することで、日本あてに無料で国際電話をかけることができます。
楽天モバイルユーザーはRakutenLINKの利用条件等をしっかりと確認しておきましょう!
どんなプランがおススメ?
おススメに関しては、それぞれどのくらい通信を使うかによって変わってくると思いますが、499バーツ40GBもあれば普通の方であれば十分足りるデータ容量だと思います。
一定プラン以上を契約すれば、AISセレナーデ特典を受け取る事も可能ですが、そんなに魅力的な特典は無いかなと個人的には思うのでこだわりがなければ安いプランで良いでしょう。
各社のプランはほとんど変わらない!
以下にてタイの最新プランをご紹介していますが、大手3社のプランはほとんど変わりません。個人的にはAISが一番快適なのでおすすめですが、自分の好きなキャリアで契約してしまっていいでしょう。
基本的には10~20GB程度あれば一般の利用であれば問題ない、スマホで動画をかなり見るという方は40GB以上のプランを契約すれば問題ないでしょう。
以下の記事にて簡単にタイの5Gプランをご紹介しています。
英語での契約が面倒という方は日系を!
契約時の流れは非常にシンプルです。入店時に「SIMカードが欲しい」と伝えると、スタッフが対応してくれます。その後、必要な書類(パスポートやワークパーミット)を渡し、「ポストペイド」と伝えるだけで手続きが始まります。プラン選択の際には、指差しで希望するプランを選ぶことができるため、言語の壁を感じることも少ないでしょう。そして、契約後は、事前に用意したスマートフォンをスタッフに渡すことで、SIMカードを簡単に取り付けてもらえます。
Google翻訳の活用
もし英語に自信がない方でも、Google翻訳を活用すれば問題ありません。必要なフレーズや単語を翻訳アプリで確認しながら、スムーズに契約を進めることが可能です。事前に必要なフレーズをメモしておくと、さらに安心です。
アフターサポートの選択肢
契約後のサポートを重視する方には、日系携帯ショップを利用するのも一つの手です。ここでは日本人スタッフが常駐しており、言葉の不安が少なく、より手厚いサービスが受けられます。料金プランはAISよりも高めですが、タイに住む日本人向けの特化したサービスを提供しているため、非常に便利です。
日本語のメリットもある!
日系携帯ショップでは、国際ローミングやSIMカードの再発行など、さまざまなサービスを日本語で依頼できます。特に、家族用や奥様用のSIMカードを契約する際には、細かな要望にも応じてくれるため、安心して利用できるでしょう。たとえば、特定のアプリの使用制限やセキュリティ設定についても、日本語で相談できるため、コミュニケーションがスムーズです。
バンコクでのAISショップでのSIMカード契約は、英語が話せるスタッフのおかげで非常に簡単です。Google翻訳を駆使すれば、言語に自信がない方でも契約が可能です。さらに、アフターサポートを重視する方には日系携帯ショップがおすすめです。自分のニーズに合ったサービスを選び、タイでの通信ライフを快適に楽しんでください。
さいごに
タイに赴任する際の携帯電話についてご紹介してきましたが、やはりタイで生活する上で携帯電話は欠かせないツールです。
事前に契約方法を調べておくとタイの生活がスムーズにスタートできます!
店頭ではそこまで英語のレベルが高くないという方でも意外に契約できるので、一度チャレンジしてみてもいいでしょう。