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バンコク移住の生活費は月いくらかかる?現地在住者がリアルな生活費を徹底解説!

海外で働きたいと思った場合や、そう思った時まず最初に考えたこと。それは、そこで暮らすために生活費は一体いくら必要なんだろう?ということでした。

バンコクで暮らしてみたいけど、生活費ってどれくらいかかるの?というのはどういった生活をするのかによって大きく変わってくるので一概にいくらとは言えませんがこの記事では、バンコク生活でかかるタイでの生活費を一例としてご紹介します。

知り合いに聞いた生活費イメージ

実際にバンコクで生活している知り合いに話を聞いてみると、ライフスタイルによって生活費はかなり幅があることがわかりました。

例えば、ローカルエリアで暮らす単身者なら、月5〜6万バーツ(約20万円前後)でも快適に生活できるそうです。一方で、日系スーパーやデリバリーを多用したり、日本と同じような生活レベルを維持したい夫婦なら、月8〜10万バーツほどかかるケースも。

「家賃を抑えて、その分グルメや旅行に回している」人もいれば、
「便利さ重視でBTS駅近・新築の物件に住んでいる」という人もいて、
価値観や優先順位によって支出のバランスが大きく変わるのが印象的でした。

リアルな声を聞くことで、自分の理想の暮らし方と照らし合わせながら、より現実的な予算感がつかめてきますよ。

20代 / 男性・現地採用 (単身)

まずは、20代の現地採用男性の生活にかかる費用を聞いてみました。
タイにこれから来ようと思っている20代の方は参考にしてみてください。

項目 金額(バーツ) 備考
家賃 15000 1ベッドルーム(プロンポン)
水光熱費 1200 直接支払い
食費 10000 自炊を時々、デリバリー活用
通信費 1300 携帯:800/WiFi:500
交通費 900 タクシーやBTS・Grab利用
交際費 10000 飲み会を数回程度
貯金 5000 最低この金額を貯金
合計 43400 余ったお金は貯金

上記の通り、43,400バーツは基本的にかかる金額としてあり、後は服や雑貨などを購入する際に、余ったお金が減っていくという形との事でした。

この方の給与は手取りで53,000バーツくらいとの事なので、まだまだ余裕がありますね。

30代 / 男性 ・現地採用(夫婦)

次に、30代の現地採用男性で日本人の奥様がいるご家庭の毎月の費用を聞いてみました。
この方は手取りが12万バーツ程度という事で現地採用としては比較的貰っている方だと思います。

項目 金額(バーツ) 備考
家賃 22,000 1ベッドルーム(プロンポン)
水光熱費 1,900 サービスアパートに支払い
食費 25,000 ほぼデリバリーか外食
通信費 500 奥様用携帯:500THB
交通費 1,500 タクシーやBTS・Grab利用
交際費 20,000 飲み会やゴルフなど
お小遣い 10,000 奥様用のお小遣い
貯金 20,000 最低この金額を貯金
合計 100,900 余ったお金は貯金

夫婦二人の場合にはこのくらいが目安になるかと思いますが、食費や交際費などはもう少し抑える事が出来るかなという印象です。

ここまで給料を貰えなくても、夫婦二人で働けばこのくらいの生活が出来るという事です。

40代・男性 ・現地採用 (夫婦+子供)

最後にお子様がいるご家庭ではどんな感じなのかを見ていきましょう。
この方は手取りで14万バーツほど貰っているとの事です。

項目 金額(バーツ) 備考
家賃 25,000 1ベッドルーム(プロンポン)
水光熱費 1,900 直接支払い
食費 20,000 自炊メイン
通信費 900 奥様用携帯:900THB
交通費 1,500 タクシーやBTS・Grab利用
交際費 15,000 飲み会やゴルフなど
学費 15,000 日系
貯金 20,000 最低この金額を貯金
合計 99,300 余ったお金は貯金

家賃は過去最大ですが、3人で食費2万バーツは自炊メインだからという事でしょう。タイは日系のスーパーやローカルマーケットなどを活用して自炊をするというご家庭も多いようです。

生活費は「どんな生活をしたいか」で大きく変わる!

タイでの生活費は、日本と比べて大幅に抑えることも可能です。特にバンコクでは、「暮らし方次第」で月々の支出が大きく変わるのが特徴。

例えば、贅沢を控えつつローカルな生活を楽しむスタイルを選べば、日本の半分以下の生活費で十分に暮らせることもあります。

ポイントは「家賃」「光熱費」「食費」

中でも大きく差が出るのが、「家賃」「光熱費」「食費」の3つ。

・コンドミニアムに住むか、サービスアパートを選ぶか
・エアコンの使い方や電気代の節約方法
・外食中心か自炊中心か

など、選択肢によっては月に数万バーツ単位で変動します。

まずは「毎月どれくらい貯金したいか」を決める

生活費を考えるうえで重要なのが、「毎月どのくらい貯金(もしくは余裕資金)を確保したいか」という視点です。

この目標が明確になれば、家賃・食費・交際費などにいくら使えるかが逆算しやすくなり、無理のない生活設計ができます。

夫婦2人で月10万バーツは簡単

今回ご紹介している事例では、夫婦2人で月10万バーツ(約40万円弱)の生活費を使っています。これは決して贅沢すぎるわけではなく、適度に快適で、趣味や食事にもある程度ゆとりを持たせた暮らしです。

この金額があれば、家賃3〜4万バーツの物件に住みつつ、日系スーパーでの買い物や週末のお出かけ、外食もある程度楽しめる水準。タイ生活をストレスなく楽しみたい方にとって、現実的な一つの目安となるでしょう。

共働きでバランスを取るという選択肢も

特にお子様がいない夫婦の場合、現地での共働きというスタイルも視野に入ります。
タイには外資系企業や日系企業も多く、語学力や専門スキルがあれば就労のチャンスも十分にあります。夫婦で収入源があることで、生活費に余裕ができ、より安定した生活基盤を築くことができます。

収入の目安を立ててから移住準備を

「まずタイに来てから仕事を探す」というケースも少なくありませんが、移住前に収入の目処を立てておくことが何よりも大切です。

現地での生活は楽しい反面、仕事が見つからないまま生活費だけがかかってしまい、「お金が足りない」「帰国を検討しないといけない」という状況になってしまう人もいます。

タイでの生活をスタートさせる前には、現実的な収入・支出のバランスを想定し、無理のないプランを立てることが成功のカギと言えるでしょう。