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バンコクに赴任が決まったら予防接種をまずやっておきましょう!

事前に予防接種で安心

タイ・バンコクへの赴任が決まったら受けておいた方が良い予防接種。

タイは野犬が多いので狂犬病の予防接種をしておいた方が良いなど、日本で受ける予防接種との違いが色々あります。

今回は、タイ入国前やタイ入国後に受けた方が良い予防接種もご紹介いたします。

タイで注意すべき主な感染症

■デング熱

蚊に刺されることによって感染する疾患。急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。

狂犬病

動物に噛まれたり引っかかれたりした際に感染する疾患。発病すると治療方法がなく、神経症状を示してほぼ100%死亡する極めて危険なウイルス性の人獣共通感染症。

B型肝炎

ウイルスに感染している人の血液や体液を介して感染します。

■A型肝炎

感染したヒトの便や尿に汚染された水、氷、食べものを取ることで感染します。性交渉時にも感染します。

■日本脳炎

日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、蚊を介して感染します。

■マラリア

病原体であるマラリア原虫を持つハマダラカに媒介されて人に感染する寄生虫症です。

■破傷風

破傷風菌が産生する神経毒素により強直性痙攣をひき起こす感染症。


■腸チフス

サルモネラの一種であるチフス菌によって引き起こされる感染症。

タイ赴任前に行える予防接種

■大人に推奨される日本で受ける予防接種■

・A型肝炎 ・B型肝炎 ・破傷風

・腸チフス  ・狂犬病   ・日本脳炎

■子供に推奨される日本で受ける予防接種■

・水痘  ・おたふく風邪 ・A型肝炎 

・狂犬病(2歳以上) ・腸チフス(2歳以上)

上記はあくまで目安となり、すでに接種している場合もありますので、赴任前に一度病院に相談される事をお勧めします。

タイで行った方が良い予防接種

■デング熱

デング熱は日本国内で利用可能なワクチンがないため日本で予防接種を受けることが出来ません。タイ入国後に予防接種を行う事をお勧めします。

忘れても大丈夫!タイでも予防接種は可能です。

日本での予防接種を忘れた、時間的に無理だったという場合はタイで予防接種を受ければ大丈夫です。

タイには日本語通訳がいる病院や日系のクリニックがあるので、そういった場所で上記で記載したような予防接種を受けることが出来ます。

上記の記事にていくつか日本語対応の病院やクリニックをご紹介しているので、そういった場所に問い合わせてみると良いと思います。

タイ生活で何に気を付けておけばいいの?

タイで今回ご紹介したような感染症にかからないようにするためにどんなところに注意しておくべきなのか少しご紹介します。

①蚊に刺されないように気を付ける!

タイは日本と比べて蚊が多いです。高層階であれば蚊は出にくくなってきますが念のため注意が必要です。特に動物園や国立公園などに行くような場合にはしっかりと虫よけ対策をしておくことがおススメです。また、蚊に刺されにくい服装を心がけて外出時は虫よけスプレーを常備しましょう。

②野良猫や野良犬には近づかない。

住む地域にもよりますが、野良犬や野良猫を見かける機会は多いと思います。基本的には野良犬や野良猫は病気を持っていると思い、可愛い子猫や子犬でも近づかないようにしましょう。特に夜間は野良犬が凶暴になっている場合もあり、見かけたら静かに後づさりして逃げましょう。

③屋台での食事は避けましょう。

最近は屋台も減ってきていますが、基本的には屋台は衛生面に不安があり特別においしいという屋台もあまりありません。タイでタイ料理を食べたい場合には屋台ではなくローカルレストランを選択するようにしましょう。

これらに注意しても100%防げるという事はないですが、頭の片隅に置いておくと良いと思います。

さいごに

タイでも日本と同様にワクチンの定期接種が行われていますが、内容や種類などに若干の違いがあるようです。

日系のクリニックでは日本の定期接種の内容に沿って、ワクチンの定期接種を行っているところもあるようなのでそういったところを事前に探しておくと良いでしょう。

また、お子様を帯同しての来タイとなる場合には、信頼できそうな小児科の病院が近くにある住居などを選ばれると良いと思います。