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楽天新プランで日本の格安キャリアの時代は終わるか?生き残る方法はあるのか。

楽天モバイル新プランでMVNOピンチか。

楽天モバイルが発表した新プランでは、携帯電話のデータ使用量が1GBまでは無料となり、2台持ちの人は1台を楽天モバイルに変えようかなと思う人も出てきているのでは無いでしょうか。また3GBまでは980円となり、ライトユーザーで格安キャリアを使っている人も乗り換えても損はなさそうに思える。いくつかの格安キャリアの価格を見てみると以下の通りです。

HISモバイル100MB180円
2GB700円
イオンモバイル1GB528円
3GB748円
IIJmio1GB528円
UQモバイル3GB1078円
OCNモバイル3GB968円
y.u.mobile3GB990円
LinksMate0.1GB275円
1GB418円
nuroモバイル2GB770円
BIGLOBE3GB990円

IIJmioですら、楽天モバイルと比較してもメリットをあまり出せていない状況で、キャリアからの仕入れを大幅に値下げしてもらうしか生き残る道はなさそうな気もするが、仕入れが発生する以上、0THBで1GBは難しいでしょう大容量では戦えず、低価格帯で大手と戦うにはかなり厳しい戦いとなりそうな気がする。

楽天モバイル新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」詳細はコチラ

これ以上下がるとMVNOは全滅?

少し前までは、DOCOMO・Softban・AUの電話料金というと6000~9000円程度が一般的であったが、ぐらいかかるところ、格安スマホなら月額3000~4000円で提供しても低価格であったため十分利益を確保する事が出来たが、今では大手がその価格帯以下の20GB-2980円まで下がってきて、さらには楽天モバイルが20GB-1980円まで下げてきたので厳しい状況になったと言わざるをえないでしょう。
格安キャリアを使わないと損をする時代がしばらく続いており、現状のプランのままでは早く格安スマホから抜け出さないと損をする状況である。

価格では戦えない時代に

大手各社は20GB-2980円という価格を出したが、まだジュニアブランドを出してくる可能性は十分考えられると思います。楽天を除けば通信品質に差はそこまで無いので大手3社であれば安い物を選ぶという人も多いと思います。大手と比較するとまだ楽天モバイルは弱いと言わざるをえないでしょう。

ただ、格安キャリアは20GB-1980円の楽天モバイルと戦わなければいけず、かなり厳しいです。
例え、20GB-1,480円のプランを出したとしても利益が残らない状況であれば事業を継続する意味がなくなります。

何となく生き残る戦略を考えてみました。適当に考えたので参考にはなりませんが。

・「買い物をすればするほどGBをプレゼント」
AEONモバイルが500MBのSIMカードを無料で配付し、AEONで買い物をした金額2,000円につき高速データ1GBを配付するという事をすれば普段AEONを使うユーザーの囲い込みが出来るかもしれない。

・「逆に高級路線で攻める」
HISは旅行会社なので、HISモバイルのSIMカードを持っているユーザーは海外旅行の際のラウンジが使い放題、パッケージツアーのホテルが自動でランクアップする「VIP向けプラン」を出せば、特典目当てのユーザーが一定数集まりそうな気がする。

・「自社のサービスを使ってくれればSIMを無料で配布」作戦
例えば、OCNのIP電話サービス「OCNドットフォン300」を申し込むとOCN mobileの日本を含む、世界中で使える2GB程度のSIMがセットについてくればOCNモバイルを使うという人は一定数残るような気もするし、IP電話ユーザーも増える気がする。

上記は適当ですが、こんな感じでメインの事業と絡められるところはやり方次第で、通信事業を本業に生かす取り組みは出来そうな気もします。

さいごに

大手キャリアも格安キャリアも楽天モバイルもしばらくは価格競争を行いそうな気がしますね。おそらくそうなると格安キャリアは大半が無くなるような気がします。生き残りをかけて仕入れを下げる交渉が続きそうですね。

このプラン発表でどのくらいシェアが変るのか楽しみですね。そこまで変わらなさそうな気もしますが。

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