タイの有給休暇について
タイでは1年以上勤務すると、有給休暇が6日間貰えるようになります。自分が勤めている会社では四半期ごとに2日の合計8日間に四半期毎に皆勤であれば1日の有給休暇が貰えるので年間に最大で12日間の有給休暇が貰えます。
消化しなかった有給休暇は持ち越しや買取を行う企業も多く、私が勤めている会社では20日まで持ち越し可能、超過分は買い取ってくれます。
今年は有給休暇を使うタイミングが無い
例年は日本への一時帰国やタイ国外の旅行等で有給休暇を消費しますが、今年は一時帰国も海外への旅行もなく有給休暇を消費することなく溜まっている人が多いのではないでしょうか?
タイ国内への旅行であれば3連休もあれば十分楽しめますし、そんなに休んでもする事もないので私も1日も有給休暇を消費することなく過ごしています。
もちろん買取になってもいいのですが、出来ることなら使った方がいいと思い、知り合いに今年有給休暇を使って何をしたかを聞いてみました。
週末にプラスして旅行に行く
一番多かったのは週末に有給休暇をくっつけて、タイ国内旅行に行ったという人でした。
最近は国内線も便数も増えており、ホテルもプロモーション価格で提供しているのでお得にいいホテルに泊まれるので今がチャンスという事です。
また、今まで行った事のない地域に旅行したという人も多く、やはり旅行が一番の有給休暇の活用方法になっていました。ただ観光地に人は少なく閉まっているお店も多かったようです。
中にはバイクでバンコクからタイ北部まで旅したという人もいましたが、確かに観光客も少ないこの時期にバイクでタイ北部を目指す旅面白そうですね。
家でのんびり過ごす
次に多かったのが家で過ごしたという人でした。「連休に追加して家でのんびりゲームをして過ごした」という人や「家族でのんびり家で過ごした」「今まで読もうと思って読めなかった本を読んだ」という人などがいました。
週末にプラスで1日付けて自由に過ごす時間を増やしたそうで、確かに家でのんびり過ごすというのは魅力的ですね。
自分や家族のための時間を取るのには今年の有給休暇はぴったりかもしれません。
のんびりではないですが、資格の勉強やプログラミングの勉強に有給休暇を有効活用しているという向上心の高い方も中にはいました。
全く使っていない、溜めている。
最後に多かったのが、今年は使わずに溜めるという人でした。
来年タイと海外が自由に行き来できるようになることを信じて、それまでは使わずに溜めて海外に行けるようになったら長期休暇を取得するという人が溜めている理由では多かったです。
日本は年5日の時季指定義務がありますが、タイは特に決まりはないようなので、会社の持ち越しルールによっては確かに溜めておくという方法も良いですね。
さいごに
最近は自由に日本と行き来できない事を除けば普通に生活できるようになってきているように感じます。今年はソンクランの振替休暇などで連休がいつもより多く、特に有給休暇を使わずに過ごしたという人も多いのではないでしょうか?
気付けばもうすぐ10月になるので、今年も残り3ヵ月となります。
今年は3月頃からコロナの影響で様々変化があり、有給休暇などと考える余裕が無かったという人も多いと思いますので有給休暇をどう使うか考えてみても良いと思います。
私も使っていない有給休暇をどう使うかそろそろ考えようと思います。