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在タイ日本大使館よりタイにおけるテロ攻撃に関する脅威情報のお知らせ。

大使館よりタイにおけるテロ攻撃に関する脅威情報のお知らせ

在タイ日本大使館からのメールにて「タイにおけるテロ攻撃に関する脅威情報」というメールが来ましたので以下にて記載いたします。

タイにおけるテロ攻撃に関する脅威情報のお知らせ

タイにおいて、礼拝場等の人が多く集まる場所への自爆攻撃が発生する可能性が高まっているとの情報があります。

在留邦人の皆様におかれましては、引き続き、テロに対する警戒を強化し、以下の対応に努めてください。

(1)最新の関連情報の入手に努める。

(2)現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。

(3)やむを得ず、テロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。

テロの標的となりやすい場所

・日本を含む欧米等関連施設
・レストラン
・ホテル
・公共交通機関
・市場
・観光施設等不特定多数が集まる場所
・軍
・警察
・治安関係施設をはじめとする政府施設
・モスク
・教会
・寺院等の宗教関係施設等

上記がテロの標的となりやすい場所という事ですので、外出時には近づかないように注意しましょう。
人の集まりやすい場所全般という事かと思いますので、在宅勤務の人は家でのんびり過ごすのが安全そうです。

2015年エラワンでのテロを思い出す

バンコクでの自爆テロというと2015年8月に起きたエラワンの祠近くでの自爆テロを思い出します。
Wikipediaの情報によると事件の内容は以下の通りです。

バンコク爆弾テロ事件 (2015年)
2015年8月17日18時55分。バンコクの中心街、人通りの多いラチャプラソン交差点近くのエラワンの祠の構内で爆発が起こった。タイ王国国家警察庁によれば爆発は、祠の外縁のベンチの下に置かれていた3キログラムのTNTが詰め込まれたパイプによるもので、また起爆に使われたと思われる電子回路が現場から30メートル離れた場所で見つかった。

いかなる犯行声明もだされていない。攻撃はタイの観光と経済に打撃を与える目的で行われたものと考えられている。しかし逮捕者たちに関する情報と動機に関するタイ当局の発表には矛盾も存在する。タイ当局の発表は時々によって、犯人グループは彼らの人身取引ネットワークに対する当局の取締りに反発して、あるいは2015年ウイグル族の密入国者を中国へ送還したことに対する反発、さらにはタイ南部で繰り広げられている反乱の一環、タイの国内政治に反発して、などと二転三転している。タイ当局は他にも容疑者の存在をほのめかしており、軍事政権に反発する国内の勢力であると考えられる。

2015年8月29日、警察は28歳の男を事件に関与したとして拘束した。この男は実行犯だとは考えられていない。彼の国籍は不明だがトルコの偽造パスポートを持っていた。また、少なくとも11冊トルコのパスポートと200冊以上のパスポート、そして爆弾の製造に必要な材料とともに男のアパートから見つかった。トルコ大使館はこの逮捕された男はトルコの市民ではないと発表した。そして9月1日、カンボジア国境付近にて外国人が2人目の容疑者として逮捕された。この男について警察はDNA検査を実施し、犯人が利用したと考えられているトゥクトゥクから採取されたDNAと照合するとした。

9月26日、彼の証言とその他の証拠から、拘束されていたアデム・カラダグ(Adem Karadag)が実行犯であると特定された。

[引用]ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典:バンコク爆弾テロ事件 (2015年)

この事件ではタイに赴任してきたばかりの日本人も1名負傷して在タイ日本人の間でも衝撃が走ったのを記憶しています。また現場の写真もSNSなどで拡散されかなり悲惨だったことを覚えています。

今後上記のようなテロが起こる可能性もあるので危険な場所には近づかないように注意しましょう。

長期滞在者は在留届・短期滞在者はたびレジを登録しておこう

タイに3ヵ月以上長期滞在する人は在留届を大使館・領事館に出すように義務付けられておりますので、まだ提出していないという人はWEBから「オンライン在留届(ORRネット)」で簡単に提出できるので提出しておくようにしましょう。

短期で滞在する人は「たびレジ」に登録をしておきましょう。たびレジは強制ではなく任意ですが、安全に関する情報がメールで届いたり大規模な事件・事故、テロ、自然災害等緊急事態が発生した場合に支援を受ける事が可能になります。LINE連携も可能でLINEで情報を受け取ることも可能です。

さいごに

テロ攻撃に関する脅威の情報という事で、具体的な情報ではないですが事件が起きる可能性を考えて慎重に行動するようにしましょう。

尚、タイの深南部ではイスラム武装勢力が関係すると思われるテロが頻繁に起こっているので、タイでテロが起きるのはそこまで珍しい物ではありません。