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5Gってなに?何が変わるの?という質問に簡単にお答えします。

5Gって何?

5G(第5世代移動通信システム)とは何かと言う事ですが、5GのGとはGeneration(世代)という意味で通信規格の変化を表しています。今までの4Gは第4世代の移動通信システムで、5Gは第5世代移動通信システムという形です。

4Gを使った通信より、さらに高速で大容量のデータ通信を行えるようになっただけでなく、低遅延、多数接続の特徴も持っています。

5Gで何が変わるの?

4Gから5Gに変わると、通信の最大速度が10倍速くなり、同時接続台数も10倍に増加し、遅延も10分の1になります。それによりリアルタイムで多くの情報量のやり取りが可能になり、様々な産業革新に繋がる可能性があります。

4Gと5Gの比較表

5Gに変わると何が変わる?メリットは?

早くなって、いっぱい繋げて、遅延が少ない5G通信ですが、何が変わってくるのでしょうか?

より高画質の映像をリアルタイムで送受信可能に。

最大速度が20倍の速さとなり、Netflix 、Youtubeといった動画配信サービスを快適に利用する事が出来るようになるのが一番感覚的に得られるメリットだと思います。

■ より臨場感を得られるサービス
さらには現状より高画質の動画配信も可能になり、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)と合わせて、例えば日本にいながらメジャーの会場にいるようなイメージで観戦できたりするサービスの登場も可能でしょう。

■ 医療過疎地でのへき地医療に
高解像度の動画のやり取りが可能になれば、医療の診察や問診も遠隔で可能になりへき地に遠隔診察所を開設するというのはどうでしょうか?民間のタブレット診療のような物も増加して来るかもしれません。

現状はそこまで5Gでないと使えないサービスは出てきていませんが、通信速度はかなり早くなっています。

高速・低遅延の5Gで自動車を運転?

5Gの登場で注目されている一つに車があります。AIの進化も必要ですが、自動運転や運転者のサポートなどが可能になるでしょう。

2019年年10月に行われた、「東京モーターショー2019」にDocomoがブースを構えて、5G通信を使った車の遠隔運転のデモンストレーションが披露されてたのも記憶に新しいです。会場から離れた場所にある車を5G経由で遠隔操作するという未来を感じる物でした。こういったイメージで徐々に新しいサービスが生まれていくでしょう。

5G×IoTで生活が変わる?どんな暮らしになるのか色々想像してみました。

IoTとはInternet of Thingsの略で、インターネット経由で繋がっている「物」が様々な情報を発信するようなイメージで考えてもらえれば良いでしょう。

例えば、カバンが「ちゃんとチャックが閉まっていません!」と教えてくれたり、車が「今、この部分が調子悪いです」と教えてくれたりという事が出来ます。

また、この「物」同士が情報をやり取りする事も可能で、例えばコンビニの棚が「今、おにぎりの在庫が5個になりました」と情報を送りコンビニのおにぎり管理システムが「夜までにおにぎり5個をあそこのために準備」という作業を行い、自動運転の車が「コンビニまでおにぎりを納品する」という事も将来可能になるでしょう。

まだまだこれから開発が進む新サービス

タイでも徐々に商用化が進んできており、社会実装も徐々に見えてきている5G通信ですが、実際にどのように変化していくのでしょうか?ただ通信のスピードが速くなるだけではない5GとIoTによる暮らしの変化を予想してみました。

5GとIoTの関係は?なぜセットで語られる?

IoTという言葉を聞いた事がある人は多いと思いますが、Iotは”Internet of Things”の略でモノのインターネットと訳されています。今、家でインタネットに繋がっている物がどのくらいあるでしょうか?パソコンやスマートフォンはもちろんだと思いますが、エアコンや、スマートウォッチなど身近にどんどん増えてきています。

そのIoTに5Gの特徴である「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」により、今までのIoTの常識を覆す事となり急速に進化する事が予想されています。そのため、IoTと5Gが一緒に語られる事が多いのです。

5Gがもたらす常に自分とネットワークが繋がる世界

今はスマートフォンをみんなが持ち歩き、それを通しネットワークを利用するのが普通ですが、本当に全ての物がインターネットに繋がってしまえば、必ずしもスマートフォンを持つ必要もなくなるでしょう。

5Gは1㎢の範囲で100万台の機器の接続が可能になるので、スマホやタブレットなどのデバイスよりも他の”モノ„が繋がる事が増えていきます。これにより今まで想像も出来なかったことが可能になってくるでしょう。

例えば、自分の予定を共有しておけば、自動でホテルや交通手段、出張の場合には出張申請や経費精算まで全て行い、企業のマッチングを行い空いている時間のアポイントまで設定してくれてオンライン商談システムで商談をする。というような事も可能になるでしょう。

生活で言えば、奥さんの誕生日に普段の会話から割り出した最適なプレゼントを用意、レストランを予約してくれるような機能があれば利用したいという旦那さんも多いのではないでしょうか。

どこまで現実的は一旦置いておいて、常にネットワークと繋がり情報を共有する事で、AIが判断し、自動でアクションを起してくれたり、サジェストしてくれたりという世界になると今とは全く違う生活様式になるでしょう。

スマートハウス

部屋の温度は常に最適な温度に設定され、朝起きたらご飯の準備が出来ている。洗濯物にはアイロンがかけられており、自分の持っている服の中からその日の予定に合わせて最適な組み合わせの衣装を準備、先の予定に基づいて服の購入をサジェストしてくれたり、常備薬や調味料は無くなる前に自動で注文。

こんな夢のような生活も5GとIoTがかなえてくれるかもしれません。

スマートシティー

長い時間待つことも、いちいち切符やICカードのチャージする必要なく、色々な交通手段を選択して街を自由に移動する事が出来るのはどうでしょうか。例えばバスの代わりに市営の完全無人の自動タクシーが街中を走る。

街の中は常に監視され、以前の傾向を踏まえて怪しい行動がある場合には事前にその場所に警官が移動し犯罪を未然に防いでくれ、体調が悪そうな人がいると救急車がその場に急行する。

プライバシーとの兼ね合いはありますが、環境に優しくエコな街づくりが5GとIoTがかなえてくれるでしょう。

病院に行く必要のない暮らし

現在もスマートウォッチで健康に関する様々な情報を見る事が出来ますが、これが進化し自動で健康状態を判断し、異常があればオンライン診察のがすぐに受診できる。

薬が必要な場合には、自宅もしくは職場などにすぐに薬を届けてくれて、入院が必要な場合には送迎をその場に送ってくれるようなサービスはどうでしょうか?今までの病歴や処方されている薬の情報は全てデータベースに蓄積されていく。

病気の早期発見や、体調不良時の即時診察により重症化するケースが減り平均寿命が長くなる未来が見えませんか?これも5GとIoTのおかげです。

働く場所を選ばない暮らし

PCもクラウド化し仕事中は、バーチャル環境のオフィスに出社といったイメージで、業務は何処でも行えるようになり、商談は基本的にオンライン商談、もちろん社内会議もオンラインのみです。

法人もわざわざ立派なオフィスを構える必要はなくなります。代わりにUIやUXにこだわったWEBサイトやアプリで自社の素晴らしさを表現するようになり、センスのある会社が目立つ時代になります。

これにより、タイの会社で働いているけどタイには年に数日しかいないという暮らしも可能になり、自宅での仕事が普通になります。

さいごに

本当にこんな時代が来れば面白いですね!ここまで急速に進むかはわかりませんが、5G×IoT+AIで新しい時代が来るのもそう遠い未来ではない気がします。

最近はこのジャンルのウェビナー(Webinar)も頻繁に開催されているので、興味がある程度でも無料であれば聞いてみて損は無いでしょう。ウェビナー(Webinar)なので少し聞いてみて期待している内容でなければミュートにして終わるまで放置しておけばOKです。