2023年スマホ世界出荷台数
海外で生活していると、XperiaやSharpなどの日本メーカーのスマホを見かけることはほとんどないのではないでしょうか。
2023年のスマートフォンの世界の出荷台数は以下の通りです。
1位 | Apple | 2億3460万台 |
2位 | Samsung | 2億2660万台 |
3位 | Xiaomi | 1億4590万台 |
4位 | OPPO | 1億0310万台 |
1位のAppleと2位のSamsungがかなり出荷台数を伸ばしていますが、Appleは低価格帯のスマホなしで出荷台数No.1となっており、売り上げでいうと圧倒的なのかもしれません。
日本メーカーは日本国内でのみ有名で、海外のスマホ市場では全く存在感がなく、中国勢がかなりシェアを伸ばしているのもお分かりいただけるかと思います。
コスパに優れた端末を立て続けに発表し台数を伸ばすXiaomi
Xiaomiが世界的にシェアを拡大しており、特にラテンアメリカ・アフリカで・ヨーロッパでシェアを拡大しています。
ただ、現状はTOP3の中では販売価格が安い端末が売れており、ブランドイメージとしては「安くていい端末」という感じではないでしょうか?4位・5位は同様のブランドイメージがあるOppoとVivoなのでこの2社には圧倒的に差をつけた形です。
タイで発売したコスパの良い端末には以前ブログで紹介したこんな端末があります。
まずは、低価格モデルでシェア拡大に成功したXiaomiですが、ここからはハイエンドモデルの販売数を伸ばし単価を上げていくことが課題でしょう。
ハイエンドモデルの売れるどうかが課題
先ほども記載いたしました通り、Xiaomiのブランドイメージとしては、「安くていい端末」なので、今後ハイエンドモデルを売れるようになるかどうかがポイントになっていきます。
現在、Xiaomiが発表しているハイエンドモデルは「Xiaomi 14」です。
定価が約3万バーツの「Xiaomi 14 シリーズ」は他のAndroidスマホと比較して高いこの端末ですが、3万バーツを超えるとiPhoneやSamsungのハイエンドモデルとの戦いになりますが、そうなるとブランド力で少し厳しい状況かなという印象です。今後どうハイエンドモデルを売っていくのか戦略が楽しみです。
さいごに
日本国内のシェアもAppleとGoogle Pixcelが伸ばしており、日本メーカーはSharpが頑張っているということろです。
海外では日本メーカーは全く出てこなくなりましたが、部品などではまだ日本の企業が頑張っているので、応援していきましょう!