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iPhone12は街中で修理が出来なくなる?メリットが一つ減る?

タイの街中でのiPhoneの修理に関して

タイでは、MBKなどでiPhoneのバッテリーや液晶・カメラのパーツが購入出来たり、修理店で修理をする事が可能です。

正規のApple Careでの修理申し込みも可能ですが、お店が混んでいたり、パーツの取り寄せや修理に時間がかかるため即日対応が難しいのですが、街中のiPhone修理の非正規店では低価格ですぐに修理してくれるというメリットがあります。

iPhone12の修理は街中では不可に?

iPhone12のカメラやディスプレイを修理する際にはAppleが提供しているシステム構成ツールのアプリが必要になる可能性があるとの事です。

YoutuberのTaylor Dixonさんが公開している上記の動画では、修理後のカメラで超広角カメラへの切り替えやカメラ自体が動作しなくなったりしている様子が確認できます。

また、iPhoneの分解や修理方法を公開している「iFixit」でもiPhone12のカメラを交換した場合に正しく動作しないという結果が出ているそうです。

Appleもシステム構成ツールが必要と明記

以下にAppleの修理ガイドの「システム構成ツール」が必要とされている修理内容にiPhone12シリーズの全ての機種が含まれています。

AppleとしてiPhone12シリーズから非正規点での修理を出来ないようにしたいという考えがあるのでしょうか。

iPhone12の画面修理の費用

日本でのiPhone12の液晶修理価格を見てみましょう。


iPhone12Proシリーズと11Proシリーズでは金額に差はないですが、iPhone12とiPhone11を比較すると21,800円 → 30,400円と8,600円金額が上がっています。

街のリペアショップも資格を取得すればOKになる?

Appleでは、アメリカを対象に昨年の9月よりIndependent Repair Provider Programという非正規リペア店向けのプログラムを提供している。

これがタイでもプログラムが提供されれば街中のリペアショップでも安心できる場所と、そうでない場所の線引きが出来るので是非早くタイでもスタートして欲しいですね。

このプログラムに合格すると、純正のパーツが仕入れ可能になる他、システム構成ツールやマニュアルやトレーニングもApple正規サービスプロバイダーと同額・同内容で受けられるとの事です。

さいごに

iPhoneに関しては、ネットショッピングで液晶やカメラを購入して交換するという人も意外に多くいたのですが、そういった方はiPhone12以降は自身で簡単に修理が出来なくなるかもしれないですね。

また、非正規の業者に関しても「Independent Repair Provider Program」の提供を受けないとiPhoneリペアサービスの提供を受ける事が難しい時代になるかもしれません。

質の低いリペア業者が淘汰される事は賛成ですが、タイでそのプログラムが広がる前に「システム構成ツール」の偽物が出てきそうな気もしますね。笑