タイは留学先として、日本からの距離も近く、物価が安いため、費用を抑えながら充実した生活を楽しめる国として人気です。人気の都市としては首都のバンコクからビーチリゾートのプーケットなど色々な都市があります。
今回は、タイ留学の費用目安や魅力、留学中の楽しみ方について詳しくご紹介しますのでご確認ください。
タイの留学の種類については以下の記事でご紹介しておりますので、留学の種類が知りたい方は以下の記事をチェックしてみて下さい。
タイ留学の費用目安をご紹介
タイ留学を検討する際に一番気になるのが留学にかかる費用だと思います。
学びたい分野やライフスタイルによって金額は異なってきますが、目安として以下の通りで考えておけばいいでしょう。
・1ヶ月の費用:20万~35万円
学費、滞在費、生活費を含めた一般的な目安です。
・1年間の費用:150万~250万円
長期留学でも、日本や他の国に比べてコストパフォーマンスが高いのが特徴です。
タイの物価は日本と変わらない物もありますが、家賃や食費に関しては日本の1/2~1/3程度に抑える事も可能です。特に食費や家賃を大幅に抑えられるため、予算内でより充実した生活を送ることが可能です。
ただし、グレードの高い部屋を選んだり、日本食を食べたりと豪華ななライフスタイルや留学期間中に旅行を楽しむ場合、費用はかなり上振れしてきます。
タイ留学に必要な費用
先程、1ヵ月の費用を20万~35万円としましたが、実際にタイ留学をする際の費用感を見ていきましょう。
どういった生活をするかでかなり変わってくるのでしっかりと検討しましょう。
渡航費(往復)
航空費の費用の目安
4~10万円
日本からタイへの渡航費ですが、季節や航空会社、航空券を購入するタイミングによって大きく異なります。LCC(格安航空会社)を利用すれば4万円台で往復チケットを購入することも可能です。一方で、夏休みや年末年始といった繁忙期、フラグシップキャリアを利用して移動する場合には、10万円以上になることもあります。
航空費の節約ポイント
オフシーズンを狙う:航空券が安くなる5~6月や10~11月が狙い目です。
LCCを活用:タイへの直行便を運航しているLCCをチェックしましょう。
早めの予約:渡航予定が決まったら、航空券は早めに押さえるのがお得です。
学費(1ヶ月)
学費の目安
4~18万円
語学学校の学費は、学校の規模や提供されるコース内容によって幅があります。週3回程度の軽いスケジュールから、週5日のフルタイムコースまで選べるため、自分の学びたいスタイルに合わせて柔軟にプランを組むことができます。短期の語学学校であれば、1ヶ月あたり4万円台から始められるところも。
学校選びのポイント
タイの語学学校では、タイ語や英語を学べるだけでなく、世界各国からの留学生と交流できるのも魅力なので、日本人だけの学校ではなく多国籍な学校を選びましょう!
長期契約で学費が割引になる学校もあるため、長期留学を検討している方は確認してみましょう。
家賃(1ヶ月)
家賃の目安
3~10万円
タイの物価の低さは滞在費にも反映されています。学生が多い物件やゲストハウスに住む場合は月3万円程度から滞在可能で、設備が整ったコンドミニアムでも4万円程度からあります。アクセスの良い新しい物件を選ぶと10万円を超えてくる場合もあるでしょう。
費用を抑えたい人は学生が多い物件・ゲストハウスがおすすめ。学生同士の交流も楽しめます。一方でプライバシーを重視したい方はプールやジムが完備されているコンドミニアムを1万バーツ前後で探してみると良いでしょう。
家賃の節約ポイント
ローカルエリアを選ぶ:中心地から少し離れるだけで家賃がぐっと下がります。
シェアハウスを利用:他の留学生とシェアすることで、さらに滞在費を節約できます。
生活費(1ヶ月)
生活費の目安
4~12万円
食費や日用品費、光熱費などを含めても、タイの生活費は非常にリーズナブルな選択肢があります。屋台での食事なら1食50~100バーツ(約250~500円)程度で済むため、コストパフォーマンスの高い食生活が可能です。一方で日本食レストランなどでは1食500バーツ程度が簡単に飛んでいくので注意しましょう。
食費: 外食中心でも月2~4万円程度に抑える事も可能。工夫次第で抑えられます。
エンタメ費: 映画館や観光地の娯楽施設も日本より安価で楽しめる場所が多いです。
通信費:滞在期間に合わせてお得なSIMカードがあります。6ヵ月以上の滞在ならNetMarathonがオススメ!
生活費の節約ポイント
ローカルショッピングモールを活用:ローカルショッピングモールのフードコードはコスパが良く、ローカル市場に行けば新鮮な野菜や果物が格安で手に入ります。
公共交通機関を利用:特にバスをマスターすれば交通費も抑えられます。
語学学校の特徴と学び方
タイには、多種多様な語学学校があり、特にバンコクは選択肢がかなり多くあります。
レッスン数やコース内容によって学費が設定されており、短期留学から長期留学まで、個々の目的に合わせたプランを選ぶことができるので、自分の学びたい期間やレベルに合わせて語学学校を選ぶと良いでしょう。
語学学校に留学するメリット
・柔軟なスケジュール
語学学校は大学のタイ語コースなどと異なり、午前中だけ通うコースから、1日フルタイムのコースまで、自分の生活スタイルに合わせて選べます。
・多国籍な環境
タイは観光地としても人気が高いため、語学学校ではさまざまな国からの留学生と交流でき、国際的な視野が広がります。日本人もおいので困った時も安心です。
泰日経済技術振興協会付属語学学校
バンコクでタイ語を本格的に学びたい方におすすめしたいのが、アソークエリアにある日本語対応のタイ語学校です。この学校では、経験豊富なタイ人講師が日本語でタイ語を丁寧に指導してくれるため、初心者でも安心してスタートできます。
さらに、独自に開発されたテキストブックを使用しているため、効率的かつ実践的なタイ語学習が可能です。
経験豊富な教師陣が揃っており、レベル別クラス(グループもしくはプライベート)などの初めてタイ語を学ぶ方でも安心です。
便利なロケーション(BTSアソーク駅から徒歩)にあり、オンライン・出張レッスン可能でEDビザ発行可能なのでまずは相談してみましょう。
以下はコース料金を表形式にしたものです。
コース名 | 料金 | 時間・回数 | 備考 |
---|---|---|---|
初級読み書きコース | 9,000バーツ | 60時間・20回 | – |
中級・中上級コース | 20,000バーツ | 70時間・24回 | – |
プライベートコース | 要相談 | 時間・回数はカスタマイズ | 詳細は要相談 |
タイ語1年コース | 要相談 | プログラムにより異なる | ビザなどで価格変動 |
こちらの表を参考に、ご自身に合ったコースを検討して問い合わせてみましょう。
Rak Thai Language School
1年コースでタイ語を学ぶならRak Thai Language School(ラックタイ・ランゲージスクール)は、タイのバンコクにある語学学校で、日本人に人気のあるタイ語学習機関の一つです。タイ語学習を希望する外国人向けに多様なコースを提供しています。
日本人向けに特化した学校で、日本語が堪能なタイ人講師が在籍しており、初心者でも安心して学べます。授業中も日本語で質問ができるため、言葉の壁を感じることなくタイ語を習得可能です。
初心者向けの読み書きコースから、中級・上級コース、プライベートレッスンまで幅広いプログラムを提供。自分のペースや目的に合わせて学習できます。
長期滞在者向けにビザ取得が可能な「タイ語1年コース」も用意。日常会話はもちろん、深いレベルのタイ語を身に着けるのに最適です。
以下は、コース料金を表形式でまとめたものです。
コース名 | 料金 | 時間帯 | 備考 |
---|---|---|---|
午前・午後コース | 8,500バーツ | 午前・午後 | 日中の時間帯に学習可能 |
夜間コース | 9,500バーツ | 夜間 | 仕事後や夕方以降に最適 |
タイ語1年コース | 60,000バーツ | 時間帯は要相談 | 長期滞在者向け、ビザ取得可 |
この表を参考に、自分の生活スタイルや目的に合ったコースを選んでみてください!
タイ留学のビザに関して
タイ留学で必要なビザの種類と概要を簡単にご紹介いたします。
短期滞在(30日以内)
・ビザ不要
30日以内であれば、観光目的での滞在が可能です。
語学学校や短期講座に通う場合も、この枠内であればビザを取得せずに参加可能です。
長期滞在(30日を超える場合)
・教育ビザ(Non-Immigrant ED Visa)
・語学学校や大学などで長期的に学ぶ場合に必要なビザ。
ビザの種類は以下の通りです。
・シングルエントリー(90日間有効)
- 申請料:9,000円
- タイ国外に出る場合は再入国許可が必要。
・マルチエントリー(360日間有効)
- 申請料:22,000円
- 期間中、自由にタイ国外への出入りが可能。
教育ビザ申請に必要な書類
教育ビザを申請する際の必要な書類をご紹介します。必要な書類は変更する可能性もあるので、語学学校などに確認をすると良いでしょう。
・有効な旅券(パスポート)
有効期限がタイ滞在予定日から6ヶ月以上残っていることが必要です。
・ビザ申請書
タイ大使館または領事館の公式サイトからダウンロード可能。
・カラー写真
パスポートサイズ(規定に沿ったもの)
・航空券または予約確認書のコピー
往復チケットまたは出国予定の証明。
・経歴書
学歴や職歴を簡潔にまとめたもの。
語学学校または大学からの入学許可証
必ず正規の教育機関から発行された公式書類が必要。
教育ビザ取得の注意点
ビザ取得可能な語学学校を選ぶことが重要
一部の語学学校では教育ビザを取得するためのサポートを提供しているので、事前に学校に相談しておきましょう。
手続きに時間がかかる
ビザ申請から発給まで通常1週間~10日程度かかります。余裕を持って準備することが大切です。
スムーズに留学準備を進めるために
留学前に学校としっかり連携を取る
ビザの申請サポートがある学校に通う場合は、必要書類や手続きの流れを事前に確認しましょう。
早めの計画を立てる
タイ渡航直前に焦ることがないよう、1~2ヶ月前には書類を準備しておくと安心です。
タイ留学では、滞在期間や目的に応じて適切なビザを取得することが必要です。特に長期留学の場合、教育ビザ(Non-Immigrant ED Visa)は必須となるため、語学学校や大学と連携しながら、早めに準備を進めてください。
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