せっかく家族帯同でタイに来るなら全員が楽しくタイ生活を送りたいところ。タイへの赴任が決定した際に家族構成によって色々悩む点は違うかもしれませんが、まずは日本語以外でのコミュニケーションをとる力を身に着けるのが大切です。
タイに赴任する際には「タイ語」か「英語」という選択肢が出てくると思いますが、期間を定めずにタイで働く・住むのであれば「タイ語」、赴任期間が終了したら日本へ帰国かスライドで他の国に異動になる場合には「英語」を勉強すると良いと思います。
タイで実際に生活してみると、意外に英語を話せる人が多いことに気づくと思います。
英語をある程度話せるようになれば、タイ語に関しては最低限使えれば生活でそこまで困ることはないでしょう。
家族構成によって色々変わってくる!
また、奥様も帯同されるのであれば、奥様が現地でどのように過ごして、赴任期間が終わったらどうやって夫婦で過ごしていくのかを考える必要がありますし、お子様も帯同する場合にはお子様の通う学校や赴任期間が終わったらどうするのかという事を考える必要もあるでしょう。
今回はそんなタイ赴任を成功させるためのポイントをいくつかご紹介いたします。
タイで生活する上でのマナーやルール
タイで快適に生活するためには、現地の文化やルールを理解し、タイ人が大切にしている価値観やマナーを尊重することが重要です。ここでは特に注意が必要なポイントを詳しくご紹介します。
タイ王室に関しての敬意を示す
タイは「タイ王国」として王室を中心にした文化が根付いており、国民の間で王室への敬愛が非常に強い国です。そのため、王室や王族に関連する事柄に対して敬意を払う姿勢が求められます。
王室に関するマナー
・国家演奏時に立ち止まる
毎朝8時と夕方6時には公共の場で国家が流れます。このとき周囲の人々は立ち止まり、国家が終わるまで静止します。あなたも同様に立ち止まって待つことが礼儀です。
・映画館での国王賛歌
映画の上映前には国王賛歌が流れ、観客は全員立ち上がって敬意を示します。これを忘れずに行いましょう。
・王室に関する話題への配慮
王室について批判や軽い冗談を言うことは法律違反となる場合があります(不敬罪)。話題にする際には十分に注意しましょう。
宗教に対する理解を深める
タイの国民の約90%は仏教徒であり、宗教が生活の中に深く浸透しています。宗教施設や僧侶に関するマナーを守ることは、タイで生活する上で欠かせません。
僧侶に関する注意点
僧侶には女性が触れることが禁じられています。直接触れたり、物を手渡したりしないように注意してください(女性が物を渡す場合は男性を介して行います)。
公共交通機関では、僧侶専用の席が設けられています。満席の場合は僧侶に席を譲るのが一般的です。
寺院(ワット)でのマナー
服装
寺院を訪れる際には肌の露出が少ない服装を心がけましょう。特にノースリーブや短パン、短いスカートは避けてください。多くの寺院では入り口でスカーフやサロンを貸し出しています。
写真撮影
寺院内では撮影が許可されている場所と禁止されている場所があります。僧侶や仏像の写真を撮る際には事前に確認し、失礼のないようにしましょう。
宗教行事や祝日
仏教関連の祝日(例:マーカブーチャ、アサラハブーチャ)には禁酒日が設定され、商業施設や飲食店での酒類販売が禁止されます。この日はお酒を控えるのがマナーです。
お酒に関するルール
タイにはお酒の販売や消費に関する独自のルールがあります。
販売可能な時間帯
・午前:11:00〜14:00
・午後:17:00〜24:00
上記以外の時間帯では、コンビニやスーパー、飲食店でお酒を購入することができません。ただし、自宅に備蓄しているお酒を飲むことは問題ありません。
禁酒日
仏教祝日や選挙日など、特定の日は禁酒日となります。この日はアルコールの販売だけでなく、一部の飲食店でも提供が停止されます。
喫煙に関するルール
タイでは喫煙に関しても厳しいルールがあります。
禁煙エリア
公共の場(駅、バス停、公園、ビーチなど)では喫煙が禁止されています。違反した場合、罰金を科されることがあります。
一部のビーチでは完全禁煙が実施されています。喫煙する際は、指定された場所で行いましょう。
電子タバコ
タイでは電子タバコの所持や使用が法律で禁止されています。違反すると罰金や刑事罰の対象となるため、持ち込まないようにしましょう。
家族で協力してタイ生活を楽しみましょう!
奥様やお子様を帯同されるという場合には、日本での生活以上に家族で協力してタイ生活を楽しい物にしていくように意識しましょう!
タイの日本人コミュニティーはそこまで大きな物ではないので、自分に合わないとストレスを感じてしまう事もあります。家族間で情報や悩みを共有することも大切なので日本にいる時より家族で過ごす時間を大切にするようにしましょう。
1.家族で過ごす休日を大切にしましょう!
タイに奥様を帯同される場合、日本では自分で自由に行動していた人も、海外赴任に帯同に伴って環境が大きく変わり少なからずストレスを感じるという方や、仕事をバリバリこなしていたのに、社会から離されたように感じで虚無感を覚えるという人も少なくありません。
タイ生活でのストレスは家族全員でしっかりと理解しあって対策を考えていくようにしましょう。
コミュニティーに馴染めずに、唯一の頼れる旦那様も忙しくて会話の機会がなくなると夫婦仲もどんどん冷え切っています。
どうしていくかという明確な解決策は無いので、家族の時間を大切にして話をする時間もしっかりと作りましょう!
2.奥様がある程度自由に行動出来るようにしましょう!
まず、奥様がタイで生活する上で一番の壁は言語の壁でしょう。タイ語を話せるようになると行動範囲が徐々に広がっていき、日本語コミュニティーの外でも友人を作ったりすることが出来るようになります。あまり乗り気でない場合にも、とりあえず語学学校に通ってタイ語を勉強するのはオススメです。
次にある程度自由に使えるお小遣いの金額を決める事をオススメします。
タイ生活の中で生活費とは別に奥様が自由に使えるお小遣いをある程度の金額設定しておくことをお勧めします。旦那さんがいない昼間にショッピングやカフェに行ったり好きな本を買ったりできる金額は毎月渡すようにすると良いと思います。
✅ せっかくの海外生活をいい思い出にしましょう!
せっかくタイという海外で生活する機会。家族を帯同する場合には家族にとってもいい思い出になるように考えましょう。旦那さんが仕事や接待で頑張っているように帯同家族もタイでの生活を頑張っています。お互いに認めて楽しい海外生活を送ってください。
ストレス発散の方法を考える!
忙しくてストレスを感じる人もいれば、やることが無いことにストレスを感じる人もいて、ストレスの原因は人それぞれ、タイ生活でも日本と同様に何らかのストレスが溜まっていくものです。
ストレスの溜まるポイントや溜まった時に感じる度合いは人それぞれなので、なんでストレスが溜まるのか理解されない事も多いです。
最初は非日常だったタイ生活が日常になるにつれて、日本と比べて自由がないなと感じる部分が増えてきてストレスを感じるといった人も。
自分自身に合ったストレス発散の方法を考えて、ストレスを溜めないようにしていきましょう!
よくあるストレス発散方法をいくつかご紹介いたします。
自分に合うストレス発散方法を見つけましょう!
1. 美味しい物を食べる!
タイには色々な美味しいお店があり、日本食でもイタリアンでも中華でも自分の好きな美味しい物をだべるのはストレス発散になるという人もいます。
家事から解放されて、いつも行かないようなお店に行くと、それだけで少し非日常を味わう事ができて、ストレスをリセット出来るかもしれません。
定期的にアフターヌーンティーに行ったり、高級ランチを食べたりしてみてはいかがでしょうか。
2. タイ国内や近隣の国へ旅行に行く!
高級レストランで非日常を味わう更にもうワンランク上の非日常が旅行だと思います。
タイ国内や近隣の国へ旅行へ行って気分をリフレッシュするという方法もオススメです。
タイからだと1泊で行ける場所もかなり多いですし、同じバンコク内のホテルに泊まるだけでも結構楽しくてストレスを発散出来る物です。
定期的にどこか行きたい場所が無いか調べて、家族で旅行に行く場所を探すのも良いと思いますし、たまには家事を旦那さんに任せて一人で旅行に行ってみるのもストレス発散出来るかもしれません!
3. 日本に帰ってのんびりする
タイでの生活がストレスという場合には、しばらく日本に帰ってみるというのもオススメ。
日本に帰ってみると、タイの良さが見えてくる部分もあるので、とりあえず数週間日本で暮らして日本成分を補給するというのも良いでしょう。
なかなか帰れないから日本が理想郷のように感じていただけど、いざ帰ってみればタイも良い部分があるなと見つめ返すいい機会になるかもしれません。
短期間でも良いので、一時帰国の数を増やしてみるというのも良いかもしれないですね。
✅ ストレス発散方法は人それぞれ
今回は3つのパターンのストレス発散方法をご紹介しましたが、基本的にストレス発散方法は人によって合った物があるので、自分で自分にあったストレス発散方法を探してみましょう。
せっかくのタイ赴任がストレスまみれにならないようにご注意ください!
あまり考え過ぎずに楽しみましょう!
タイのバンコクは世界的に見ても日本人が多く住んでいる都市です。
日本人が住みやすくなるように様々なサービスがあるので、そういった物を上手く活用して快適なたい生活になるようにしましょう。
私自身のストレス発散は読書と映画鑑賞をして自分の時間を楽しむ事です。
今はアマゾンプライムで読書と映画鑑賞をするのが一番充実していると感じる瞬間です。
VPNを使えばかなり日本の動画サービスを使えるようになるので、読書と映画鑑賞が好きな方は是非試してみてください。