円安でお得感の薄れるタイ生活
タイのバンコクは最近は物価が上がっており、そこに円安の影響もある以前よりお得感が薄れたのは間違いありません。
そんな状況でも、タイのバンコクで生活してみたいという方も多いのではないでしょうか。
実際にタイで節約生活をする場合、どの程度の生活費で済むのか考察してみました。
実際にタイで現地採用で働こうと考えている方などの参考になればと思います。
最安値生活の設定
タイのバンコクでお金をかけずに生活するといっても、家族構成や年齢、職場などによって若干状況が変わっていると思いますので、今回は以下の条件での最安値の生活費を計算してみます。
性別| 男性…女性の化粧品などは全く分からないので男性とします。
年齢|20代…年齢が上がるにつれて設定交際費が増えるので20代とします。
職場|プロンポン…交通費も考えるためプロンポンが職場とします。
上記の条件に当てはまらない人でも、そこまで大きな違いはないと思います。
家賃 / 水光熱費
まず、バンコクで生活をする上で最も生活費における割合が高くなるのが、「家賃」でしょう。また、水光熱費も生活に欠かせないので計算していきます。
● 家賃
価格を抑えようと思えば、さらに安い物件もありますがセキュリティー面や清潔感、立地などを考慮するとある程度のレベルの物件を条件に調べてみます。
☑ ある程度セキュリティーがしっかりしている。
☑ 見た目もある程度綺麗で、友人を招待出来る。
☑ 駅から徒歩10分以内の物件
上記のような条件で調べてみたところ、8000~10,000THB程度で「BTS オンヌット」周辺などに多くありました。
一例としていくつかご紹介いたします。
・Regent Home Sukhumvit 81
・The Gallery Bearing
・My Condo Sukhumvit 52
● 水光熱費
家賃の次に水光熱費ですが、エアコンの年式やどのくらいの頻度で使うかによって変わってきますが、基本的には以下を参考にして頂ければ問題ないと思います。
☑ ある程度エアコンを使う(新型のエアコン)
電気代:1,500THB/Month
☑ かなりエアコンを使う(新型のエアコン)
電気代:2,500THB/Month
水道代は一律〇〇バーツ/月というよな設定がされている場合を除いてかなり安いのであまり気にしなくて良いでしょう。
今回は下の金額で計算してみます。
家賃+水光熱費
9,700THB
携帯電話代金
携帯電話代金は安い!
簡単にタイでおすすめのキャリアAISのパッケージをご紹介いたします。
タイ生活でもスマホは大活躍なので、少し余裕のあるパッケージを選ぶのがおすすめです。
プラン名 | 月額料金 | 高速データ | 無料通話 |
5G Easy Pack | 399THB | 20GB | 100THB |
5G Max Speed | 499THB | 40GB | 250THB |
5G Max UNLIMITED | 1,199THB | 無制限 | 350THB |
携帯電話はAIS社のプランの中から自宅のWiFiが不調な時でもストレスなく暮らせる40GBの高速データが付いたパッケージ499THBです。
AISのプランに関しては以下の記事にてご紹介しております。
携帯代金
490THB
食費
食費はどこでどんなものを食べるかによって、大きく変わってきますが今回は節約なのでコンビニや屋台が中心になります。
●朝食:55×30=1,650バーツ
コンビニでサンドイッチ1個+ドリンク1杯で計算し30日分で計算しました。
● 昼食:80×30=2,400バーツ
屋台やフードコートなどのローカルで食べた場合の価格30日分で計算しました。
● 夕食:80×20=1,650バーツ + 250×10=2,500バーツ = 4,150バーツ
夕食は月に10回くらいローカル以外を食べてその他はローカル屋台で計算しました。
食費
8,200THB
交通費
交通費は職場と家の距離やどの程度外出するかによって変わってきます。
以下を参考にどのくらい行動するかで増減させて下さい。
● 通勤BTS:60(往復)×20= 1,200バーツ
月に20日出勤、片道30バーツで計算しました。
● その他BTS:60(往復)× 8 = 480バーツ
月に8日の休みでBTSを使うと仮定した場合で計算しました。
● タクシー:150(往復)× 2 = 300バーツ
月に8日の休みでBTSを使うと仮定した場合で計算しました。
交通費
1,980THB
雑費
その他は色々な買い物や消耗品などでの支出ですが、買う物の品質によって価格も大きく変わってきます。
●洋服代:1,000バーツ
服を買わなくても靴下や靴・サンダルなど意外に月にこのくらいは使うかと思います。
●消耗品:1,000バーツ
シーツやトイレットペーパーティッシュなどで月にこのくらいは使うかと思います。
BTSを使うと仮定した場合で計算しました。
雑費
2,000THB
合計金額
上記の項目を全て足したのが以下の金額です。
合計
22,370THB
今回の計算では合計金額が22,370バーツとなりました。
バンコクで節約して生活しようと思うと、大体このくらいがかかるという計算になります。
この金額で生活出来れば、月に50,000バーツの現地採用の給与でも生活する分には問題ないでしょう。
貯金を20,000バーツ/月すれば年に240,000バーツ貯金する事が出来、毎月残り8,000バーツ程度の余裕がある状態です。
煙草を吸う人やお酒を飲む人も嗜む程度であれば問題ないと思いますし、マッサージが好きな人は月に何回か行っても問題ない生活が出来そうですね。
ただ、この節約生活はかなり心が強い人は上記の価格で生活が出来ると思います。
もう少し余裕のある暮らしが良い倍には給与が手取りで70,000バーツ以上あればさらに楽な生活が出来るでしょう。
タイで仕事探しをする際の基準は70,000バーツ以上で探してみてください!