リタイアしてタイへの移住を考える
リタイアして、年金を受給しながら海外へ移住しようかなと考えている人も少なくないのではないでしょうか。私も「タイに移住しようと思うんだけど」という質問を良く受けます。
タイは温暖な気候で日本人も多いので移住に関しての情報がかなり多くあります。もちろん有益な情報もありますがビジネスで移住のメリットしか書いていないものもあります。この記事ではリタイヤしてタイに移住する際の注意点や流れについて書いていこうと思います。
タイでロングステイするメリット
タイでロングステイするメリットには、以下のような要素が挙げられます。
1. 日本からのアクセスの良さ
タイは日本から比較的近距離にあり、飛行機で約6時間程度で到着するため、急な帰国にも対応しやすいです。特にバンコクには、日本からのLCC(格安航空会社)が多く就航しており、航空券も比較的安価で手配することができます。この点は、タイでのロングステイを考えるうえで大きな利点となります。
2. 豊富なレジャーとアクティビティ
タイ、特にバンコク周辺にはゴルフやマリンスポーツなど、アクティブな休日を楽しむための施設や環境が整っています。ゴルフ場やビーチリゾートが豊富で、比較的低価格で楽しめるため、趣味を持っている方や新しいアクティビティに挑戦したい方にとって魅力的です。例えば、ゴルフはタイ国内のほとんどの地域で手軽に体験でき、リゾート地でのマリンスポーツも人気です。
3. 柔軟な滞在費の調整
タイでは、住居や食事、ショッピングなど、生活のあらゆる面で価格の幅が広いため、生活費を自分のスタイルに合わせて調整できます。例えば、質の高い暮らしを求める場合は高級エリアで快適な生活が可能ですが、逆にローカルエリアで生活することで費用を抑えることもできます。この柔軟さが、滞在者にとって大きなメリットとなります。
4. 人々の親しみやすさ
タイは仏教の影響を受けているため、年長者を大切にする文化が根付いており、親切で穏やかな人々が多いです。特にタイの人々は温かく、外国人にも親しみを持って接してくれることが多いですが、どの国にも注意すべき人物がいるので、用心は必要です。それでも、タイの社会は基本的に温かく、異文化交流を楽しむには理想的な場所と言えるでしょう。
5. 生活の質と安全性
タイは日本と比べて物価が安く、生活の質が高い場所が多いため、安心して長期滞在できます。また、バンコクや他の主要都市では、生活環境や医療施設も整っており、特に大都市には外国人向けのサービスが充実しています。安全性についても、都市部では特に問題なく過ごせるため、比較的安心して生活できます。
これらの理由から、タイでのロングステイは魅力的な選択肢となっており、長期間滞在することによって得られる生活の質や自由度の高さが、多くの人々にとって大きな魅力です。
本格的に移住する?
タイに本格的に移住を決める際に問題になるのが「ビザ」の問題です。リタイヤされた方の場合にはビザの問題が出てきます。リタイヤの方の場合は「リタイヤメントビザ」の取得を行う場合が一般的です。
リタイヤメントビザの条件
タイのリタイヤメントビザ(Non-Immigrant O-A ビザ)を取得するためには、以下の条件を満たす必要があります。
1. 年齢要件
リタイヤメントビザを申請するには、申請者は50歳以上でなければなりません。
2. 経済的要件
申請者は、以下のいずれかの条件を満たす必要があります:
・月収証明
月収が65,000タイバーツ以上(約2,000USD)。
・預金証明
口座に80万タイバーツ以上(約25,000USD)を保有していること。あるいは、月収と預金の組み合わせで、年間80万タイバーツ相当の金額を満たしていること。預金は申請の2ヶ月前から口座に入金している必要があります。
3. 健康保険
タイで必要とされる条件を満たす健康保険の証明書が必要です。通常、入院カバーとして40万タイバーツ、外来診療カバーとして4万タイバーツ以上が求められます。
4. 健康診断
特定の病気(結核や麻風など)にかかっていないことを証明する医療証明書が必要です。
5. 犯罪歴証明書
申請者は母国での犯罪歴証明書が求められることがあります。
6. 申請手続き
・初めに、自国のタイ大使館または領事館でNon-Immigrant Oビザを取得します。
・タイに到着した後、タイ国内の移民局でNon-Immigrant O-Aビザに変更する手続きを行います。
・このビザは1年間有効で、毎年更新が可能です。更新時には、引き続き経済的要件と健康保険の条件を満たしていることが求められます。
これらの要件を満たすことで、タイに長期滞在することができ、毎年更新を繰り返しながら、タイで快適に過ごすことができます。リタイアメントビザの取得の条件ですが、そこまでは厳しくないかなという印象です。年金の金額次第ではだれでも申請は可能なのではないでしょうか?
住む地域はどうする?
タイでリタイヤメントビザを取得してロングステイする際、特に人気のある地域として「バンコク」「パタヤ」「チェンマイ」が挙げられます。
それぞれに特徴があり、生活のスタイルに応じて最適な場所を選ぶことができます。
バンコク
バンコクはタイの首都であり、経済・文化・商業の中心です。世界中から多くの外国人が集まり、その中でも日本人が多く住んでいることが特徴です。日本人向けのサービスや店舗も多く、日常生活の中で日本語を使ったコミュニケーションが取りやすい点は大きな魅力です。
特に日本食や日本製品も豊富にあり、安心して生活できる環境が整っています。
しかし、生活費は他のタイの都市に比べるとやや高めで、特に家賃や食費が高くなる傾向があります。それでも、バンコクは医療施設が充実しており、病院やクリニックの数も多いため、緊急時や健康管理に関しては安心感があります。
公共交通機関が発達しているため、移動にも便利です。全体として、都市生活を楽しみながらも日本人向けサービスを享受したい方には適しています。
パタヤ
パタヤは観光地として非常に有名で、ビーチリゾートとして国内外から多くの観光客が訪れます。パタヤには多くの外国人、特に西洋人のロングステイヤーが住んでおり、観光業が盛んな地域です。
近年では、韓国や中国からの観光客も増加しており、多国籍な雰囲気が漂っています。パタヤでは日本食を提供するレストランもありますが、観光地価格のお店も多いため、食費が高くなることがあります。
ビーチリゾートとしての魅力を楽しみながら、リラックスした生活を送りたい方には最適です。ただし、観光地としての面も強いため、常に賑やかで活気があります。
パタヤはバンコクと比べて家賃が安く、リタイヤメントビザを利用して過ごすには良い場所ですが、観光地価格を避けるために食事場所の選定が重要です。
チェンマイ
チェンマイはタイ北部に位置する古都で、静かな環境と豊かな自然が魅力です。観光地としても人気がありますが、バンコクやパタヤと比べると落ち着いた雰囲気があり、長期滞在に適した場所と言えます。
チェンマイには日本人のリタイヤ組も多く住んでおり、日系サービスも比較的充実しています。物価はバンコクやパタヤよりも安く、生活費を抑えたい方には非常に魅力的な選択肢となります。
ただし、最近はタイ全体で物価が上昇しており、以前に比べると少し高くなっています。それでも、依然として他の都市よりは比較的安価で生活できる点が大きな特徴です。
チェンマイは温暖な気候やリラックスしたライフスタイルを重視する人々にとって、理想的な地域です。
シラチャ/バンセーン(隠れた穴場)
シラチャの隣に位置するバンセーンは、比較的ローカルなビーチリゾートとして穴場のロングステイ場所としておすすめです。
観光地価格が少なく、地元のレストランも多く、安価に食事を楽しむことができます。バンセーンは海に近い物件も多く、ローカルな雰囲気を楽しみながら、静かなビーチライフを送りたい人には非常に適しています。
観光地の喧騒を避けながらも、ビーチの魅力を堪能できる場所です。シラチャは日本人も多く日系不動産や日本食レストランも多いです。
結論
タイでのロングステイ先として人気の地域は、それぞれに特徴があります。バンコクは利便性が高く、医療やサービスが充実していますが、生活費は高めです。
パタヤは観光地としての活気とビーチライフが魅力ですが、食費には注意が必要です。チェンマイは静かで物価も安く、自然を楽しみながらの生活ができます。そして、シラチャのバンセーンは穴場のリゾート地として、海近の物件が安価でローカルな生活が楽しめます。
自分のライフスタイルに合わせて、最適な地域を選ぶことが大切です。
日本食レストラン比較
タイの各都市での日本食レストランの価格を比較してみると、意外にも大体の地域でランチの価格が似通っています。人気の定食を中心に見ていきましょう。
バンコク: キッチン新潟
バンコクの「キッチン新潟」は、日本食を提供するお店の中でもコストパフォーマンスが良いと評判です。ランチメニューの価格は160バーツからで、日本の家庭料理を再現した定食や丼物などを楽しめます。
特に、日本人向けの味にこだわりつつも、タイでの価格帯としてはお手頃な価格です。バンコクは生活費が高くなる傾向にあるため、日本食レストランの価格もやや高めに感じるかもしれませんが、それでも他の地域と比較しても十分にリーズナブルと言えます。
パタヤ: 大阪(OSAKA)
パタヤの「大阪(OSAKA)」は、観光地でもあるため、価格が少し高めです。ランチのメニューは200バーツから提供されています。
パタヤは観光業が盛んなため、観光地価格の影響を受けやすく、日本食の価格も他の都市に比べて若干上がることが多いですが、その分、観光客にとっては便利な立地でアクセスしやすい点が魅力です。また、食事の品質も高く、日本の味に近い料理を提供しています。
チェンマイ: スマイルキッチン
チェンマイの「スマイルキッチン」は、ランチメニューが150バーツからで、コストパフォーマンスが非常に良いお店として知られています。
チェンマイはバンコクやパタヤに比べて物価が安いため、日本食の価格もかなりリーズナブルで、チェンマイ在住者にとっては手軽に日本の味を楽しむことができるスポットです。最近では、大戸屋などのチェーン店も進出してきており、質の高い日本食がリーズナブルな価格で手に入るようになりました。
日本食の価格傾向
上記のように、タイでの日本食の価格は大体どの地域も一律で、ランチであれば150~200バーツ程度が一般的です。ワンコインで手軽に日本食を楽しめるというのが、タイで生活する日本人や観光客にとって非常に便利で魅力的な点です。最近ではチェーン店が進出してきており、特に「大戸屋」などは、品質が高く、タイでも手軽に日本食を楽しめる選択肢として人気を集めています。
タイの日本食は、地元の人々にも好まれる味付けをしているお店が多く、日本の家庭料理を懐かしみながら食べることができるため、どの地域でも安心して食事を楽しむことができます。
それぞれの地域のコミュニティー
コミュニティーに入るか入らないかは別として、情報を得る手段としても最初に住む地域はコミュニティーが多い地域の方が良いと言えるでしょう。
タイでのロングステイや移住をサポートするコミュニティは、地域ごとに活発に活動しており、特にバンコクやチェンマイには日本人向けの多くの組織があります。これらのコミュニティは、生活に必要な情報交換や日本人同士のネットワーキング、社会活動を支援しており、タイでの生活をよりスムーズにするために役立つリソースを提供しています。
バンコクのコミュニティ
・タイ国日本人会
タイ国日本人会は、バンコクを中心とする日本人社会の代表的な団体で、長年にわたり、タイと日本の架け橋としての役割を果たしてきました。
会員には、ビジネスマンから旅行者、リタイア後のロングステイヤーまで様々な背景を持つ日本人が含まれ、交流イベントや文化活動を通じて、互いに情報を交換しています。また、会員向けには、ビザや税務、医療、生活全般に関するサポートも提供しています。
・タイロングステイの会
タイロングステイの会は、特にリタイアメントビザを取得してタイに長期滞在する日本人に向けたコミュニティです。この会は、ロングステイを楽しむために必要な情報やアドバイスを提供するだけでなく、会員同士の交流を促進するイベントやサポート活動も行っています。
会員は、タイの生活情報や医療情報、文化活動など、多岐にわたるテーマについて学びながら、心地よい長期滞在生活を送ることができます。
チェンマイのコミュニティ
・チェンマイ日本人会
チェンマイ日本人会は、チェンマイで生活する日本人のためのネットワークを提供する団体です。このコミュニティでは、チェンマイの文化や生活情報を共有するためのイベントが定期的に開催されており、新たにチェンマイに移住した日本人にも大きな支援となっています。
また、チェンマイ日本人会は、日本からの観光客や移住希望者向けに、現地での生活に役立つ情報を提供することでも知られています。
・チェンマイロングステイライフの会(CLL)
チェンマイロングステイライフの会(CLL)は、リタイアメントビザを利用して長期的にチェンマイでの生活を楽しもうと考える日本人に特化したコミュニティです。
CLLは、リタイア後の生活を豊かにするための情報や支援を提供しています。会員は、チェンマイでの生活に必要なサポートを得ることができ、同じようなライフスタイルを持つ仲間と交流しながら、新しい生活をスタートさせることができます。
これらのコミュニティに参加することで、タイでの生活における不安や疑問を解消し、同じような状況の人々と情報を交換しながら、より快適な長期滞在を実現することができます。それぞれの地域には、特有の文化や生活スタイルがあるため、どのコミュニティが自分に合っているのかを確認するのも大切です。
病院について
タイでの医療に関しては、特に都市部である「バンコク」「パタヤ」「チェンマイ」では、医療水準に大きな問題はありません。大きな病院やクリニックがあり、先進的な医療設備を整えている施設も多いため、医療サービスは非常に高いレベルを誇ります。
これらの地域には、特に日本人向けに日本語対応が可能な病院やクリニックもあり、言葉の壁を感じることなく安心して受診できます。
医療水準について
バンコクやチェンマイ、パタヤには、世界基準の医療を提供する病院が数多くあります。たとえば、バンコクでは「バムルンラード病院」や「サミティヴェート病院」などがあり、これらの病院は外国人にも広く利用されており、最先端の医療技術を提供しています。
また、チェンマイには「チェンマイラム病院」や「サワディ病院」などがあり、地域に根差した高品質な医療を提供しています。さらに、これらの病院は緊急医療サービスや手術、健康診断なども提供しており、安心して生活するための強力なサポートとなっています。
医療費の問題
ただし、タイでの医療における唯一の懸念点は、医療費の高さです。特に、保険に加入していない場合、治療費が予想以上に高額になることがあります。特に私立病院では、診療や処置が比較的高額な場合があるため、事前に保険への加入を検討することが強く推奨されます。
タイでは、医療保険が充実しているため、保険に加入していれば、医療費の負担を大きく軽減できます。日本の健康保険や海外旅行保険、タイ現地で提供される医療保険を活用することで、医療費の支払いに不安を感じることなく、安心して治療を受けることができます。
また、タイの病院でも多くの病院が医療保険との提携を行っているため、手続きがスムーズに行えることが多いです。
医療保険の選択肢
タイに滞在する日本人にとっては、海外旅行保険やロングステイ用の医療保険に加入することが一般的です。医療保険に加入することで、タイ国内での医療費がカバーされ、特に手術や長期治療が必要な場合に大きな助けとなります。タイの保険会社や、国際的な保険会社が提供するプランもあるので、どの保険が自分に適しているのかをよく比較検討することが重要です。
タイでは、特に都市部での医療施設が整っているため、医療の質に関して大きな問題はありません。しかし、保険に未加入の状態で病院にかかると、予想外の出費を強いられる可能性があるため、滞在を始める前に必ず保険への加入を検討しましょう。
日本人はどのくらい住んでいる?
日本人が多く住んでいるという事はそれだけ、日本人が住みやすい環境という事です。
逆に日本人の少ない場所で暮らしたいという人もいるかもしれませんが、日本人の数をチェックしてみましょう。
令和元年(2019)版の外務省が出しているデータを基にしています。
都市名 | 在住数 |
バンコク | 55,081 |
シラチャ | 5,506 |
チェンマイ | 3,127 |
バンコクが圧倒的に多く、次に工業地帯が多いシラチャに人が集まっています。3位のチェンマイにも工業地帯があり、日系法人もありますがのんびりしており、ロングステイヤーが多い地域と言えるでしょう。
どこに住むかおススメかはプチ滞在で決めよう
タイでのロングステイを考える際、最初に行うべきステップとして「バンコクで90日間のプチ移住体験」をおススメします。バンコクはタイの首都で、便利な生活環境が整っており、食事や買い物、交通機関など、日本人にとっても非常に住みやすい環境が整っています。
また、医療施設や日系サービスも豊富で、安心して生活ができます。旅行では見えなかった生活にかかる実際の費用感や生活のリズムも、この期間で把握できるでしょう。
90日間の滞在後に他の地域も検討
バンコクでの滞在後、90日間のうちの2週間を他の地域で過ごしてみるのも良い方法です。例えば、チェンマイやパタヤなど、異なる地域に滞在することで、その地域特有の生活環境や費用感、雰囲気を体験できます。
チェンマイは、静かな生活を好む人々に人気で、物価も比較的安いため、リタイア後の生活にぴったりの場所かもしれません。一方、パタヤは観光地として賑やかで、ビーチやリゾート地の魅力がありますが、観光地価格の影響を受けやすいので、食費や生活費はやや高めになることがあります。
これらの地域を一通り体験した上で、どの場所が自分のライフスタイルに合っているかを見極めることが重要です。特に、長期間住むことを考えると、日常生活の利便性や周辺環境、食費などを慎重に選ぶ必要があります。
90日間の滞在後、長期滞在へ
「絶対に移住!」という前提ではなく、まずはこの90日間の体験を通じて、タイでの生活に慣れ、実際に自分のライフスタイルがどこに合っているのかを判断することが大切です。自分にとって最適な地域を見つけた後、本格的にリタイヤメントビザを取得してロングステイをするのが理想的です。
保険についても検討
また、タイでの長期滞在において重要なのが保険の問題です。特に医療面での不安は大きいため、タイでの医療費が高額になることもあります。万が一の病気や事故に備えて、旅行保険や医療保険に加入しておくことが推奨されます。タイには外国人向けの医療保険も多くあり、しっかりとしたカバーを選ぶことが大切です。保険を選ぶ際は、現地の医療施設との提携状況や、補償内容をよく確認することをお勧めします。
結論
タイでのロングステイを考える場合、まずはバンコクでの90日間のプチ移住体験を通じて、自分に合った地域や生活スタイルを見極めることが重要です。その後、他の地域での滞在も加えて、最適な場所を決め、移住後の生活に備えた保険の検討も行うと良いでしょう。このように段階的に計画を立て、準備を整えることで、タイでの長期滞在をより安心して楽しむことができます。
さいごに
日本人が多い住みやすい場所で住むか、日本人が少ないもっとローカルな場所で住むのかは個人の趣味嗜好によって変わってくると思うので、先述した通り一度タイに観光ビザで長期滞在しながら色々な場所を回ってみるといいでしょう。
タイ国政府観光庁がロングステイの案内資料として「アジアの楽園 タイで暮らす」という冊子を出しているので事前にそういった資料を基にイメージを膨らませてみるといいでしょう。
タイも徐々に物価が上昇しており、バンコクではコストを抑えて生活が難しくなってきている印象です。ロングステイをするのであれば、チェンマイ・シラチャなどの日本人が多い地方都市か日本人の少ないタイの地方が個人的にはおススメです。