
スマホカメラの性能が向上!もうデジカメはいらない。
旅行などにデジカメを持って行って写真撮影の際に活躍していたのはすでに過去の話です。
今、わざわざスマホとデジカメを持っていくという人は少ないのではないでしょうか?
仕事でカメラを使う人や、写真を本格的に趣味にしている人以外はスマホのカメラで必要な機能はほぼほぼ揃っており、わざわざ荷物になるデジカメを持っていく必要はなくなったでしょう。
デジカメは色々な設定を手動で出来るのでよりいい写真が撮れると言う人もいて、確かにその通りの部分もあるのですが、使いこなせなければ意味はなく誰でも簡単に撮れ、常に持ち歩いているスマホの方がほとんどの方にとっては便利に使えるでしょう。
カメラでスマホを選ぶ際のポイント
カメラでスマホを選ぶポイントに関していくつかご紹介いたしますので、スマホ選びの際の参考にしてもらえればと思います。
搭載されているチップを確認!

スマホで写真を撮った際の映像処理にはチップの性能が非常に重要なのですが、知らないという人もいるでしょう。
カメラの画素数やその他の性能にも大差ないのに写真を撮ると全然違うということがあるのですが、それはチップの性能が関係しています。スマホを購入する際にそこまで気にしないという人もいると思いますが、チェックするようにしましょう。
■最適なチップ・機種一覧
Apple A14 Bionic | iPhone 12シリーズ |
Snapdragon 888 5G | ROG Phone 5 Ultimate |
Apple A13 Bionic | iPhone 11シリーズ,iPhone SE(第2世代) |
Exynos 2210 5G | Galaxy S21,S21+,S21 Ultra |
Snapdragon 865 | Galaxy S20 |
Snapdragon 865 plus | Galaxy Note20 Ultra 5G , ROG Phone 3 |
Kirin 990 5G | Mate 30 Pro 5G |
Kirin 990 | MatePad Pro |
Apple A12 Bionic | iPhone (XSシリーズ , XR) |
Exynos 990 | Galaxy S20+ |
Dimensity 1000+ | Xiaomi Redmi K30 Ultra |
Snapdragon 855 | Galaxy S10 , Google Pixel 4 |
Dimensity 820 | Xiaomi Redmi 10X 5G |
Snapdragon 855 plus | ASUS ROG PHONE 2 , Galaxy Z Flip |
上記のチップが搭載されているスマホはチップの性能も高いのでカメラ性能を十分に生かせるでしょう。これらの機種はカメラ性能も間違いないですが金額が高い機種がほとんどです。
搭載されているレンズの数と種類を確認!

少し前はスマホのレンズは1つが普通でしたが、今は2眼タイプも少なく3眼・4眼というモデルが増えており主流は3眼になっています。いっぱい付いているのが良いとされていますが、実際にどんなレンズが搭載されているのか購入前に確認しておきましょう。
基本的に4眼スマホの場合には以下のカメラが搭載されていると思います。
・広角カメラ
・超広角カメラ
・望遠カメラ
・ToFカメラ
尚、ToFセンサーはiPhone12Proの場合LiDARスキャナはdToFとなり、多くのスマホに搭載されているiTOFとは若干特徴が異なり、LiDARスキャナの方が野外での利用に強いとされており、確かにiPhone12Proはかなり写真が綺麗に撮れる印象です。
F値を確認!

画素数や搭載されているレンズの数を確認するという人は多いと思いますが、F値まで確認するという人は少ないと思います。F値とは何なのかも含めてご説明します。
F値とはカメラの絞り値を表しており、光を調整するため、重要な役割を果たします。
小さいほど多くの光が入り、大きいほど入る光が減ります。それにより背景をぼかした写真を撮影したり出来ます。
F値は奥が深いので大小どちらが良いとは言いにくい部分もあるのですが、一般的に暗所や手振れでの撮影が綺麗に撮れ、背景をぼかして撮りやすいのはF値が小さいものと言われております。
いくつかの機種のメインカメラのF値を以下に載せておきます。
Galaxy S10+ | f/1.5-2.4(自動調整) |
12 Pro / Pro Max | f/1.6 |
HUAWEI P30 Pro | f/1.6 |
Google Pixel 4 | f/1.7 |
AQUOS R5G | f/1.7 |
Galaxy10シリーズは自動調整をしてくれるようですが、それを除けばiPhone12シリーズとライカと共同開発しているP30 ProがF値が小さいレンズを搭載しています。
個人的カメラで選ぶスマホ3選
小さいお子さんやペットを飼っている家庭では写真を撮影する機会が多いと思います。
そんなご家庭に個人的におススメなスマホをいくつかご紹介いたします。
Galaxy Note20 Ultra 5G

Galaxyはカメラにも力を入れており、Galaxy Note20 Ultra 5Gのカメラ性能はなかなか凄いです。
チップも当然良いスペックの物が入っています。
・メインのカメラは1億800万画素、3眼構成+レーザーAF
・50倍ズームが使える!(20倍以上は綺麗に撮れない)
・レーザーAFのおかげで背景がぼけた写真が簡単に撮れる
価格:42,900バーツ
■個人的な感想
良いポイント:20倍ズームまでは綺麗に撮れて、動画も8K動画が撮影可能。
悪いポイント:レーザーAFが仕事しすぎて背景が少しボケ過ぎる。
iPhone 12 Pro シリーズ

iPhone12もいいのですが、どうせ買うなら12 Proシリーズがおススメです。
搭載しているレンズは以下の通りです。
・広角カメラ(F1.6/焦点距離26mm)※光学手ぶれ補正対応
・超広角カメラ(F2.4/視野角120度/焦点距離12mm)
・望遠(F2.0/焦点距離52mm)※光学手ぶれ補正対応
・LiDAR測距センサー搭載
価格:36,900バーツ
■個人的な感想
良いポイント:夜間・逆光時の撮影で圧倒的に綺麗に撮影できる。
悪いポイント:望遠での撮影はあまり期待しないほうが良い。
Pixel 5

Pixel5は上記の2機種とは異なり2眼カメラとなるが、ナイトモードの撮影や手振れ補正など必要な機能は十分にそろっており、価格が他2機種と比較すると安い。
・広角(27mm/F1.7)※光学手ぶれ補正対応
・超広角(16mm/F2.2)※光学手ぶれ補正対応
※Googleフォト高画質無制限で利用可能。
価格:26,990バーツ
■個人的な感想
良いポイント:夜間も綺麗に撮影でき、Googleフォト無制限なので保存先に困らない。
悪いポイント:望遠レンズは非搭載※超解像ズーム(最大7倍)は使用可能。
さいごに
スマホのカメラ性能が飛躍的に伸びたので、タイトルの通り仕事や趣味でカメラを触るという人以外はスマホのカメラで十分綺麗に撮影できる時代になりました。
今回ご紹介した3機種はそこそこの値段がしますが、1万バーツ台でも十分綺麗に撮れるスマホが多く発売されているでの、カメラ性能を見ながらスマホを選んでみてください!