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タイで子供にスマホを持たせる?キッズケータイ事情についても調べてみた。

日本にはキッズケータイがあるけどタイには?

日本には子供用のスマートフォン「キッズケータイ」があるので小学生にはそういったスマホを持たせている人は多いのではないでしょうか?

お子様をタイに帯同される場合、タイで子供にスマホを持たせるかという事を考える人も多いと思いますが、タイでどんなスマホを持たせるか悩むという人は結構多いです。

基本的にはタイにはキッズ用のスマホは無いので、選択肢としては「スマホを持たせる」か「キッズウォッチ」を持たせるか「持たせない」という選択肢の3択になると思います。

今回はそんなタイの子供向けスマホ事情をご紹介します。

スマホを持っている子供が多い?

タイの携帯電話の普及率は2019年時点で人口普及率が190%となっており、モバイルを持っているのが当然と言える状況です。小さい子供が自分専用のスマホを持っているかというと微妙なところですが、駐在員の場合子供にスマホを持たせている家庭が多いと思います。

スマホを持たせる年齢や端末はどうする?

スマホを持たせるという選択肢を選んだ場合、持たせる年齢やスマホ端末はどうする人が多いのでしょうか?

■タイで子供にスマホを持たせる年齢は?

周りの子供がいる友人にスマホを持たせているか聞いてみたところ持たせる年齢は「小学生高学年」という家庭が多かったです。

持たせる理由としては、「習い事に一人で行くことがある」「友達と子供だけで遊ぶことがある」など一人での行動の増加に伴って緊急でも連絡が取れるようにと持たせているようです。

親と一緒に行動する事がほとんどの場合には確かに連絡することもないので不要ですね。

■持たせるスマホの種類はどうする?

スマホに関しては、「子供用に新しくスマホを買った」という人がほとんどですが、一部「昔使っていたお下がりのスマホをまずは使わせている」という人もいました。

持たせているスマホは、親がiPhoneの場合には子供もiPhone、親がAndroidの場合には子もAndroidと同じOSを持たせる傾向が強かったです。

ガラケーを持たせる親は最近はほぼいない。

2013年頃まではタイ語と英語のみが使えるガラケーをお子様に持たせるて通話だけ使えればいいという人が主流でしたが、最近ではそれが減ってきており、基本的にスマホを持たせるようになっています。
その理由を分析してみました。

● ガラケーだとLINEが使えない

親子間の連絡が通話やSMSからガラケーに変わってきたことが一つの大きな要因になっているようです。日本のおじいちゃんやおばあちゃんもLINEを使う人が増えてきていて日本とも簡単に連絡が取れるという点が大きい用です。

●今後生きていく上でスマホは絶対必要だから。

タイに住んでいる間だけに限定して考えれば特にスマホは必要ないと思うけど日本に帰った後はスマホを使うので事前に家庭内でルール等を作っておきたいという親御さんが増えてきているようです。 

● スマホの方が位置情報が取れるので安心

端末に登録しているアカウントの情報さえあればAndriod端末であれば「端末を探す」 iPhoneであれば「iCloud」から端末の位置情報を確認する事が出来ます。万が一の時に位置情報が取りたいという人はやはり位置情報の取れないガラケーは敬遠されるようです。

キッズウォッチってどうなの?

タイでは日本と同じようなキッズケータイを購入する事が出来ませんが、キッズウォッチは売られているので小学生1・2年生にはキッズウォッチを持たせているというご家庭も一定数いました。

タイでもキッズウォッチはキャリアでも販売されています。

機能としては通話と親子間のメッセージが可能という機能よりも「GPSでの位置情報確認」が目的という人が多かったです。そこまで位置情報の精度は高くないけど時計タイプなのでつけてくれるから持たせているという人が多かったです。

性能には満足していないけど、GPS情報を取るために持たせているという人が多い印象でした。
Lazadaで買えばとりあえず安く買えるので、高い物を買う前に使わせてみることも出来ます。

結果からすると、一時期喜んで使うけどスマホと比べて充電も持たないし、放置されて終わるという人が多いようです。であれば使い続けるスマホに徐々に慣れさせていくと良いでしょう。

やはりスマホがおススメ!

タイで購入した端末であれば修理もタイで出来るのが大きいです。ではどんなスマホを購入すれば良いのでしょうか。

選ぶ基本的な情報をご紹介します。
2021年時点ではこのくらいのスペックがあれば十分でしょう。

● RAMは3GBあれば充分。

● ROMは最低32GB、できれば64GB。 

● メーカーは大手が無難

上記のスペックであればAndroid端末で選ぶのであれば、5,000バーツを見ておけばそこそこ使える購入可能です。聞いたことの無いメーカーでなければ、最近のスマホは普通に使っていて1~2年で壊れることは少なくなりました。

上記のスペックであればAndroid端末で選ぶのであれば、5,000バーツを見ておけば購入可能です。
聞いたことの無いメーカーでなければ、最近のスマホは普通に使っていて壊れることは無いです。

SIMカードやプランはどうする?

まず、タイにはポストペイドとプリペイドがありますが、ポストペイドとプリペイドの両方にメリットがあるのでご紹介いたします。

月額は月額500バーツを見ておけば問題ないでしょう。

・ポストペイドのメリット

● 通話履歴の確認が簡単に行える。

ポストペイドの場合にはちゃんと通話明細が出るので、誰にどのくらい電話をしているのかの確認を簡単に行う事が可能です。変な時間に電話していないかなど時間のチェックも可能です。

● 急に使えなくなることがない。

プリペイドの場合には残高不足で発信が出来なくなるなどの可能性もありますが、ポストペイドは残高不足になることがないので安心です。

・プリペイドのメリット

●使いすぎることがない。

プリペイドSIMの場合には残高が無くなれば発信が出来なくなるので、電話をしすぎて高額な請求が来るという事がありません。ただタイは通話料金が安いので高額請求になることはあまりありません。

●解約したい時は放置でOK

持たせてみたけど、ルールを守らない場合など使わせたくない場合には、残高が無くなれば使えなくなるので解約手続きなどを行う必要がありません。一定期間であればチャージしてパッケージを選ぶことで再開も簡単です。

■最初は通話のみプランで様子を見てもOK!
外でスマホをあまり使えなくなりますが、最初は自宅のWiFiのみでインターネットを使える状況にしても良いかもしれません。通話とSMSで外ではやり取りを行い、自宅でのみインターネットを使わせるという方法です。

お子様にスマホを持たせる前にする事

● スマホを使うルームを決める

スマホを使う際のルールを決めるのはスマホを買う前に決めておくことをお勧めします。
子供はあっという間にスマホを使いこなすようになり色々親が知らない使い方をし始めます。
事前にスマホを使うルールを決めておきましょう。

● アカウント情報は親も管理する。

位置情報の確認の際に使える事とメールでのやり取りを見守る為にもAndroidであればGmailアカウントを、iPhopneであればiCloudの情報を親も知っている状態にしましょう。

● 9Hの液晶保護フィルム+ケースを付ける

最近のスマホの故障は「液晶の破損」がダントツで多くなっています。お子様にスマホを渡す際には9Hの液晶保護フィルムと落下しても大丈夫なようにケースも付けましょう。

さいごに

キッズウォッチでもスマートフォンでも基本的にはルールを守って使えるかどうかが一番重要です。他の記事でも書いていますが親子間でルールをしっかり決めて携帯電話を使うようにしましょう。

他にもいろいろ子供のスマホ関連の情報を書いているので併せてみてみてください。