タイで実際に住んでみた生活費をご紹介!
タイでの生活費をご紹介!
今回は、私がバンコクで生活している際の1ヶ月の生活費について詳しく紹介します。タイは日本と比べると物価が安いとよく言われますが、実際には生活スタイルや住む場所によって費用は大きく変わります。
私は「できるだけストレスなく、快適に過ごす」ことを重視しており、無理な節約はせずに必要なところにはお金を使っています。そんな私の生活費を一例として参考にしていただければと思います。
私の生活スタイルについて
まず、私の生活スタイルを簡単にご紹介します。これを踏まえて、どのような生活費がかかっているのか理解しやすくなるかと思います。
・通勤手段
職場まで徒歩10分ほどで、通勤は基本的に徒歩で済ませています。これは大きな節約ポイントです。
・居住環境
バンコク中心部にある1LDKのコンドミニアムに住んでいます。中心部での生活は便利ですが、家賃はそれなりに高めです。
・昼食
昼ごはんは職場の近くで外食しています。現地のレストランやフードコートを利用することが多いです。
・趣味
ゴルフやお金のかかる趣味はありません。そのため、余計な出費は少なく抑えられています。
食生活について
私は自炊はあまりしていません。タイでは意外と野菜や新鮮な食材が高く、購入した野菜がすぐに傷んでしまうことも多いため、コスパを考えて自炊を控えています。代わりに外食やデリバリーを利用することが多いです。特にバンコクでは美味しくて手頃な価格の料理が豊富にあり、これが自炊をしない理由の一つです。
交通手段
移動には、主にBTS(スカイトレイン)やタクシーを利用しています。バンコクの交通網は充実しており、BTSやMRT(地下鉄)を使えば市内の移動は非常に便利です。また、タクシーも日本に比べて割安なので、短距離の移動では気軽に使うことができます。車を所有していないため、ガソリン代や駐車場代がかからないのも大きな節約です。
平均的な1ヵ月に使うお金のイメージ
年間の利用明細をまとめて平均値を出した金額となります。
内容 | 金額(バーツ) | 金額(円) |
朝食 | 1,260 | ¥5,292 |
昼食 | 6,390 | ¥26,838 |
晩飯 | 13,770 | ¥57,834 |
カフェ+お菓子 | 4,845 | ¥20,349 |
飲み会 | 5,749 | ¥24,146 |
衣服代 | 1422 | ¥5,972 |
携帯代 | 873 | ¥3,667 |
ゲーム課金 | 1,700 | ¥7,140 |
BTSチャージ | 200 | ¥840 |
タクシー・その他 | 1,283 | ¥5,389 |
生活用品 | 1,738 | ¥7,300 |
煙草 | 3,325 | ¥13,965 |
家賃+光熱費 | 22,879 | ¥96,092 |
総合計 | 65,434 | ¥274,823 |
2024年の家計簿から計算した金額はこんな感じです。1バーツ4.2円で計算しています。
今年は北海道に1回旅行に行ったくらいで他はどこにも旅行に行ったのですが、そこは計算に含めていませんので実際の利用金額はもう少し増えるかなという印象です。
普通の暮らしてだいたいこのくらい
私の生活スタイルに基づいたバンコクでの1ヶ月の生活費は、合計で約65,000〜75,000バーツ程度です。
もちろん、節約しようと思えばもっと費用を抑えることも可能ですが、快適な生活を送るためにはこれくらいの費用が必要だと思います。バンコクは比較的物価が安いですが、住む場所やライフスタイルによって生活費は大きく変わるので、自分のスタイルに合った支出を見極めることが大切です。
バンコクでの生活を快適に過ごしながら、適度な支出を心がけるのが理想だと思います。
他の人にも聞いてみたバンコクでの生活費の感覚
以下にて知人や友人に聞いたバンコクでの一般的な1ヶ月の生活費をご紹介いたします。
個人のライフスタイルや住む場所によって大きく異なりますが、以下に一般的な内訳を示します。
1. 家賃
・エリア: 中心部や人気のエリアであれば、1LDKで約30,000〜50,000バーツ。
・郊外 : 20,000〜30,000バーツで広めの部屋が見つかることも。
2. 食費
・外食: ローカルの食堂やフードコートを利用すれば、月に約10,000〜15,000バーツ。
・自炊: ローカルスーパーで食材を購入して自炊する場合、月に約7,000〜10,000バーツ。
3. 交通費
・公共交通機関: BTSやMRTを利用して、月に約1,500〜3,000バーツ。
・タクシー: 短距離移動を頻繁にする場合、追加で1,000バーツ程度。
4. 光熱費・通信費
・光熱費: 電気・水道・ガス代で月に約2,000〜4,000バーツ。
・インターネット: 月額約600〜1,000バーツ。
5. その他の支出
・日用品: 約2,000〜5,000バーツ。
・交際費: 外食や娯楽に月に約5,000バーツ。
合計
- 節約してみるの生活: 約40,000バーツ(ローカルレストラン・自炊中心、安めの家賃の場合)。
- 快適な生活: 約60,000〜80,000バーツ(レストランで外食や娯楽を楽しむ場合)。
バンコクでは生活スタイルによって費用が大きく変わるため、自分に合った予算を設定することが大切です。また、物価はエリアやシーズンによっても変動することがあります。
節約して生活するコツ!
バンコクで節約生活をしている人の暮らしは、工夫次第でかなりコストを抑えつつも、快適に過ごすことができます。以下に、具体的な節約のポイントや生活スタイルを紹介します。
1. 家賃の節約
まずは家賃を節約するコツをご紹介いたします。
・エリアの選択
節約志向の人は、バンコクの中心部や高級住宅街ではなく、郊外や交通機関でアクセスがしやすい場所を選びます。例えば、BTSやMRTの駅から少し離れたエリアでは、家賃が大幅に安くなることがあります。家賃相場は8,000〜10,000バーツ程度で見つけることができることもあります。
さらに家賃を抑えるために、恋人と家賃をシェアすることも可能です。二人でシェアして支払う事で家賃や光熱費の一人あたりの負担を減らすことができます。
2. 食費の節約
次に食費の節約のポイントです。
・屋台やローカル食堂での食事
バンコクには安くて美味しいローカルの屋台や食堂が至る所にあります。タイ料理は比較的安価で、1食あたり30〜50バーツほどで満足できる食事が取れます。1日3食すべてを屋台やローカルレストランで済ませると、月の食費は3,000〜5,000バーツに抑えられることも。
節約志向の人は自炊を取り入れる場合もありますが、タイのローカル市場やスーパーで食材を購入することがポイントです。特に地元の市場で売られている野菜や肉は、スーパーで購入するより安価です。簡単なタイ料理やパスタなどを作ると、さらに食費を抑えることができます。
3. 交通費の節約
つぎに交通費の削減も結構重要です。
・公共交通機関の利用
BTSやMRTなどの公共交通機関を積極的に利用することで、タクシー代やバイクタクシーのコストを抑えられます。定期券や1日パスを利用することでさらにお得に移動ができます。
節約生活の中で、可能な範囲で自転車や徒歩での移動を心がける人もいます。バンコクの中には自転車専用の道があるエリアもあり、健康にも良い選択肢です。
4. 娯楽費の節約
・無料・低価格の娯楽を活用
バンコクでは、無料または低価格で楽しめる娯楽が数多くあります。公園での散歩や、屋外でのフィットネスイベント、寺院の観光などは、お金をかけずにリフレッシュする方法として人気です。また、映画館でも平日の昼間に割引価格で映画を観ることができることがあります。
家にいる時間を楽しむために、安いWi-FiプランかネットマラソンなどのSIMカードを契約し、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスで娯楽を楽しむことも節約生活者にとっては定番です。
5. 日用品やその他の節約
・現地の市場やディスカウントストアを活用
日用品や衣類などを購入する際は、ショッピングモールや高級スーパーを避け、ローカルの市場やディスカウントストアで購入することが一般的です。例えば、バンコクの「Big C」や「Tesco Lotus」などのスーパーでは、比較的安価で質の良い商品を手に入れることができます。
・節電・節水の徹底
タイは年間を通して暑い気候が続きますが、エアコンの使いすぎを避け、扇風機や自然の風を活用することで電気代を大幅に削減することができます。また、節水も意識して、少しでも水道代を減らす工夫をする人が多いです。
このように、バンコクでの節約生活は、日々の小さな工夫の積み重ねで実現可能です。交通費や食費、娯楽費のコントロールを意識しながら、快適で充実した生活を楽しむことができます。