
タイでSIMカードや携帯電話を契約する際に気になるのが「どのキャリアが一番繋がるのか?」という点ではないでしょうか。
タイには長年、AIS・TrueMove H・dtacの3大キャリアがありましたが、2023年にTrueとdtacが経営統合を行い、現在は実質的に以下の2大通信事業者が市場をけん引しています。
- AIS
- True Corporation(True + dtac)
バンコクやチェンマイ、プーケットなどの主要都市ではどのキャリアでも大きな差はありませんが、地方や離島などでは依然としてエリアの違いがあります。
今回はタイの通信キャリアの電波エリア(カバレッジ)を確認する方法と、現時点での各キャリアの特徴をご紹介します。
タイのキャリアのカバレッジを確認する方法

携帯キャリアのエリアを確認する際に便利なのが「nPerf」です。nPerfは世界中の通信事業者の通信品質やカバレッジを確認できるサービスで、
- 4Gエリア
- 5Gエリア
- 通信速度
- ユーザー測定データ
などを地図上で確認できます。
旅行や移住前に利用予定エリアの電波状況を確認したい方には非常に便利です。
確認できる内容
nPerfを使えば以下の情報が確認できます。
✅ 5Gエリア
✅ 4Gエリア
✅ キャリア別のカバー範囲
✅ 通信品質
✅ 実際のユーザー測定結果
都市部だけでなく地方都市や観光地も確認できるため、タイ国内を頻繁に移動する方にもおすすめです。
AISのカバレッジ

AISは現在もタイ最大手の通信キャリアです。人口カバー率や地方での安定性に定評があり、観光客だけでなくタイ在住者からも高い支持を得ています。
AISの特徴
- タイ最大の契約者数
- 地方や離島に強い
- 安定した通信品質
- 5Gエリアも全国的に拡大
近年では5G-Advancedサービスの提供も開始しており、通信品質向上への投資を積極的に進めています。
特に地方へ行く機会が多い方や、仕事で安定した通信環境が必要な方にはAISがおすすめです。
Trueのカバレッジ

Trueはdtacとの統合後、大幅にネットワークを強化しています。
統合された「One Network」により、以前よりもエリアや通信品質が改善されました。
Trueの特徴
- 都市部で強い
- 5Gエリアが非常に広い
- プロモーションが豊富
- True OnlineやTrueVisionsとのセット割が充実
2025年時点でTrueグループは全国人口の約93%を5Gでカバーしていると発表しています。バンコク首都圏や東部経済回廊(EEC)では99%以上の5Gカバー率となっています。
以前はAISと比較すると地方で弱いと言われることもありましたが、統合後は大きく改善しています。
DTACとtrueは同じ
以前は独立したキャリアだったdtacですが、現在はTrue Corporationのブランドとして運営されています。
5Gエリアはどこが強い?

2026年現在の状況を見ると、そこまで大きな差はありません。
エリア重視
エリア重視なら若干AISの方がTrueの方が広くなっています。
都市部の5G重視
都市部の5Gの普及状況はAISとTrueでほぼ変わりません
使ってみるとAISの方が速度が安定していますが、通信品質調査会社Opensignalの2025年レポートでは、AISがタイ国内の5G体験で高い評価を獲得しています。
タイでSIMカードを契約するならどこがおすすめ?
タイでSIMカードを選ぶ際にオススメは以下の通りです。
AISがおすすめな人
- 地方へ行くことが多い
- 通信の安定性を重視
- 仕事で利用する
- 離島や山間部にも行く
Trueがおすすめな人
- バンコク中心の生活
- 通信料金を抑えたい
- プロモーション重視
- True系列サービスを利用している
迷ったらAISがおすすめ

2026年現在、バンコクで利用するだけであればAISとTrueの差はほとんどありません。
ただし、地方での安定性や通信品質、ユーザー満足度を総合的に考えると、現在でもAISを選んでおけば大きな失敗はないでしょう。
一方で、Trueもdtacとの統合によって大幅にネットワークを強化しており、都市部では非常に快適に利用できます。
タイ旅行やタイ移住を予定している方は、利用エリアに応じて最適なキャリアを選んでみてください。


