ニュージーランド内での移動方法はさまざまですが、特に「長距離バス」が一番のおすすめです。その理由は、長距離バスが非常に便利で快適であり、旅行者にとって利用しやすい交通手段だからです。
もし「長距離バスは予約が難しそう」「旅行上級者向けだろう」と思っている方がいれば、ご安心ください！
ニュージーランドの長距離バスは、清潔で快適、しかも簡単に利用できるので、初心者の方でも安心して利用できます。今回は、ニュージーランドで長距離バスを利用する際のポイントを詳しくご紹介します。
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長距離バス運行会社について
ニュージーランド国内には、複数の長距離バス会社があり、それぞれが便利で快適な移動手段を提供しています。主な運行会社は以下の通りです。
- InterCity（インターシティ）
- Great Sights
- Grey Line
- Kiwi Experience
- Naked Bus
その中でも、InterCity（インターシティ）は国内最大の長距離バス会社であり、ニュージーランド全土を網羅する路線網を持っています。
InterCityのバスを利用すれば、ニュージーランドの主要都市や観光地を快適に移動できます。
InterCityバスの特徴
InterCityのバスには、旅行者に嬉しい多くの特徴があります。以下のポイントを押さえて、さらに魅力的な長距離バス移動が楽しめます。
Point 1: 広々としたシートで快適移動
バスは座席間隔が広く、長時間の移動でも快適に過ごすことができます。リクライニングシートも完備しており、リラックスした状態で移動できます。
Point 2: 車内Wi-Fi完備
車内には無料のWi-Fiが完備されており、移動中でもインターネットを利用できます。観光地の情報を調べたり、SNSで写真をシェアしたりすることができます。
Point 3: 広い窓で絶景を楽しめる
InterCityのバスは、広い窓が特徴で、ニュージーランドの素晴らしい風景を楽しみながら移動することができます。観光スポットへの移動中でも、車窓からの景色を存分に堪能できます。
バスチケットの種類
InterCityでは、さまざまなバスチケットを提供していますが、特に便利なのが「フレキシーパス」と「トラベルパス」です。
フレキシーパスの基本情報
フレキシーパスは、ニュージーランド周遊旅行を計画している旅行者に最適なパスです。乗り降りが自由で、旅行中の移動を柔軟に調整できるのが大きな魅力です。
特徴
乗り降り自由で、旅行のスケジュールに合わせて自由にルートを変更できます。バスの走行時間に応じてパスの種類を選べるため、移動距離に合わせた最適なプランを選択可能です。
もしクライストチャーチからマウント・クック、さらにクィーンズタウンを経由してダニーデンまで移動する場合、所要時間は14時間20分です。この3ルートを別々に購入すると、合計金額は$415。しかし、フレキシーパス（15時間）を使えば、たったの$128で移動できるため、非常にお得です。
フレキシーパスの種類 フレキシーパスは、15時間から60時間までの10種類のパスがあります。所要時間に応じたパスを選ぶことで、無駄な料金を支払うことなく、効率的に移動できます。
| フレキシーパスの種類 | 価格（NZD） |
|---|---|
| 15時間 | $128 |
| 20時間 | $170 |
| 25時間 | $211 |
| 30時間 | $246 |
| 35時間 | $287 |
| 40時間 | $309 |
| 45時間 | $370 |
| 50時間 | $401 |
| 55時間 | $438 |
| 60時間 | $473 |
フレキシーパスの活用法
フレキシーパスを最大限に活用するためには、以下の点を押さえておくと便利です。
・自由に観光できる
どこから乗っても、どこで降りてもOK！観光地に立ち寄ることができ、ニュージーランドを自由に周遊できます。
・お得な料金設定
一般的なチケットと比べて、フレキシーパスはかなりお得です。特に、観光地を巡る旅行者にとっては、非常にコストパフォーマンスが高い選択肢となります。
・南北をつなぐフェリーも利用可能
フレキシーパスは、バスだけでなく、北島と南島を結ぶフェリー（InterIslander）にも利用できるため、長距離移動の際にも非常に便利です。
有効期間は12ヶ月
フレキシーパスの有効期間は購入日から1年間なので、長期滞在者にも最適です。
トラベルパスの基本情報
トラベルパスは、フレキシーパスに比べて自由度は少ないですが、決められたコースに沿った移動が可能です。15種類以上のコースから選んで、スタート地点も変更可能です。
ニュージーランドのInterCityが提供するトラベルパスは、15種類のルートが用意されており、旅行者にとって効率的で便利な周遊プランを提供しています。以下は、主なトラベルパスのルート概要です。
特徴：ルート変更はできませんが、コース上のどこからでも、どちらの方向にでも旅行をスタートできるのが特徴です。
トラベルパスのおすすめルート５選
・グランドエクスプローラー（Grand Explorer）
ルート: オークランド ⇔ ウェリントン ⇔ クライストチャーチ ⇔ クイーンズタウン
ニュージーランドの北島と南島を一周するルート。主要都市を網羅しています。
・ベイ・オブ・アイランズ周遊（Bay of Islands Loop）
ルート: オークランド ⇔ パイヒア（Bay of Islands）
北島北部の美しいビーチや海岸線を楽しめるルートで、海洋アクティビティが豊富です。
・ルートバーントラッカー（Routeburn Explorer）
ルート: クイーンズタウン ⇔ ミルフォードサウンド ⇔ フィヨルドランド
世界遺産フィヨルドランド国立公園の自然を満喫できるルート。トレッキングやクルーズに最適。
・ワイカトディスカバリー（Waikato Discovery）
ルート: オークランド ⇔ ロトルア ⇔ タウポ ⇔ ウェリントン
温泉地ロトルアやタウポ湖など、北島中央部の自然や文化に触れられるルート。
・タラナキ周遊（Taranaki Loop）
ルート: ウェリントン ⇔ ニュープリマス ⇔ ウェリントン
タラナキ山の美しい風景や芸術文化を楽しめるルートです。
トラベルパスを使う際のポイント
トラベルパスを使う際のポイントは以下の通りです。
観光名所の多さ: パスのルートには主要観光地が組み込まれており、効率よく移動できます。
交通の心配不要: パスさえ持っていれば、煩わしいルートの計画が不要です。
公式ウェブサイトで最新情報や詳細なスケジュールを確認し、自分に最適なトラベルパスを選ぶとよいでしょう。
長距離バスを使ってニュージーランドを移動
ニュージーランドの長距離バスは、オークランドやウェリントン、クライストチャーチなどの主要都市をはじめ、ミルフォードサウンドやロトルア、マウント・クックなどの人気観光地にもアクセス可能。
車を運転する必要がなく、目的地に到着するまでリラックスして景色を楽しめます。
料金がリーズナブル
バスチケットの料金はとても手頃で、特に早期予約やパスを利用することでさらにお得に旅行できます。例えば、個別にチケットを購入するよりも、時間制のフレキシーパスを利用すれば、最大50%以上の節約が可能です。
長距離バスだと疲れるイメージだと思いますが、広々とした座席で長時間の移動でも疲れにくく、移動中にSNSの更新や観光地の情報収集が出来るWiFi完備です。車窓から絶景を楽しみながら移動しましょう。
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