タイのバンコクは世界的に見ても在住日本人が多い都市で有名ですが、タイ以外にも「シラチャ」や「チェンマイ」といった日本人が住んでいる街があります。
タイは治安も東南アジアの中では比較的良く、生活費も節約可能なので、中長期滞在する外国人が多くいます。
母国語はタイ語ですが、観光客が多い場所などでは英語を使える人も多くいるので、地域を選べばかなり住みやすい国です。
また、物件の契約も比較的簡単で、住みたい場所のレセプションに行って空いてる部屋があれば、そのまま内見をして入居することが出来ます。タイの物件には家具などが付いているケースが多いので荷物一つでタイ生活をスタート出来るのも魅力です。
また、ホテルやカフェなどのWiFiも比較的充実しており、リモートワークやワーケーションにも最適な国です。
そんなリモートで仕事をしながら働くという場所を選ばずに仕事をしている人にとって非常に魅了的なDTV ビザがスタートしました。
このDTV ビザによってタイを拠点にするリモートワーカーが増えるのではないかと注目されています。
DTV ビザについてご紹介!
DTV ビザの発給対象は働く場所を選ばない「ノマドワーカー」「リモートワーカー」などです。
取得条件が他のビザと比較して簡単なこともこのビザが注目されている理由で、取得の条件は以下の通りです。
申請条件 | ・20歳以上 |
・50万バーツ以上の資産証明 または 登録企業での雇用証明書 | |
有効期間 | 5年間 |
滞在期間 | 1回の入国につき最大180日滞在が可能 |
延長可否 | 180日滞在可能の延長が1回可能 (10,000THB) |
手数料 | 10,000THB |
20歳以上で、50万バーツ以上の資産証明さえ出来れば、10,000THBの手数料で5年間有効なビザが取得できるというのはかなりハードルが低いですね。
TV取得者の配偶者および扶養家族も対象とのことなので、家族を連れてタイでワーケーションという事も出来ますね。
タイに住むならどのエリア?
タイに180日滞在出来るDTV ビザを取得して住むとしたらどこのエリアがオススメなのでしょうか。
目的や好きな街の雰囲気などもあると思いますが、オススメの場所をご紹介いたします。
一押しはバンコク!
やはりバンコクは日本人が多く住んでいる事もあり、「日系サービスが充実している」「日本人が多いので住みやすい」「英語が通じる場所が多い」など日本人が住みやすい都市です。
タイの首都という事もあり、他の都市とは比較にならないくらい選択肢が多く、生活コストを抑えたい場合や、豪華な生活をしたい場合など、自分の生活スタイルに合わせて選んでいく事が出来ます。
また、他の都市と比べて日本食の選択肢もおおいので、初めてタイで中長期生活をするという方には、バンコクがオススメです。
バンコクは駐在良いの方も多く住んでおり、以下の記事で済むエリアに関して簡単にご紹介しております。
バンコクのオススメポイント
リモートワークをタイでする方にとってバンコクがオススメの理由をいくつかご紹介いたします。
コワーキングスペース・カフェが多い!
自宅ではなく少し外で仕事をしたいと思った時に役立つのがコワーキングスペースですが、バンコクにはかなりの数のコワーキングスペースがあり利用料金もかなり安いです。
また、バンコクにはWiFiや電源を完備したカフェなども多くあり、実際にパソコンを広げて作業している人も良く見かけます。
公共交通機関も充実しているので、駅近くのコワーキングスペースやカフェを巡って仕事をするのも楽しいです。
公共交通機関が充実!住むエリアの選択肢も多い!
バンコクには地下鉄と高架鉄道があり、この2つを使う事で主要な観光スポットを巡る事が出来ます。
最近はかなり路線が伸びているので、少しローカルな地域に住みたいという方も、地下鉄沿線の端の方を選んでみたり、BTSの端の方を選ぶことで家賃や生活コストを抑える事も出来ます。
日本人が多く住むエリアに住むと生活コストは上がりやすいですが、住むエリアを郊外にすればコストを抑えた生活も可能、選択肢の多さがバンコクの魅力です。
日本語対応の病院や薬局など医療も安心!
中長期の滞在で一番気になるのが、「医療」ではないでしょうか。健康な人でも年に1回程度は体調を崩すという事もあるかと思います。
そんな時に、症状をちゃんと伝えて薬を出してもらえるところがあるのは安心です。
バンコクは他のタイの都市と比べて医療という意味ではかなり安心できる場所です。
まずは60日滞在してみるのがオススメ!
いきなりDTVビザを取得してタイに来るのも良いですが、少し試してからという方にオススメなのが60日タイに滞在するお試し期間を作ってみる事です。
日本のパスポートでタイに入国する場合、ビザなしで最大60日間滞在することが出来ます。
例えば、バンコクで1ヵ月、他のとして1ヵ月程度生活をしてみてから、本格的に住む場所を探してみても良いと思います。