総務省がキャリアの契約数・シェアを発表!
先月、日本の総務省が発表した第4四半期(2022年3月)の携帯キャリアの契約数とシェアを発表したので今回はそちらをご紹介しようと思います。
各社格安プランを出すなどしてきましたが、どのような動きになっているのでしょうか。
日本の携帯電話回線シェアを見てみる
では、今回総務省が発表した携帯電話回線のシェアを見てみましょう。
以下が「携帯電話の契約数における事業者別シェアの推移」です。
上記の通り、パッと見て気づくのがDocomoのシェアが四半期の間に0.6%減少している点と、楽天モバイルが0.5%増加しているという点です。
ただ、Docomoは減少と言ってもそこまで大幅な減少にはなっておらず、シェアNo.1はまだ守っています。
シェア1位:NTTドコモ – シェア:36.4%
シェア2位:KDDI(au) - シェア:27.1%
シェア3位:ソフトバンク - シェア:20.8%
種類 | キャリア | 2021年 | |||
第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 | ||
4大キャリア MNO | Docomo | 37.0% | 36.9% | 36.7% | 36.4% |
KDDI | 27.2% | 27.1% | 27.1% | 27.1% | |
Softbank | 20.8% | 20.8% | 20.7% | 20.9% | |
楽天モバイル | 1.9% | 2.1% | 2.3% | 2.4% | |
格安キャリア MVNO | Docomo系 | 5.3% | 5.3% | 5.3% | 5.3% |
KDDI系 | 3.7% | 3.6% | 3.5% | 3.4% | |
Softbank系 | 4.2% | 4.3% | 4.4% | 4.3% |
昨年は楽天モバイルが「0円スタート」のプランでサブ回線をどんどん取っていった印象でしたが、右肩上がりに増加している印象でしたが、今回の発表でも順調に増加していたのが分かりますね。
ただ、楽天モバイルは0円プランを7月1日から終了して、新しい1078円(税込)のプランに変わったので、次の発表でどういった動きをするのか楽しみですね!
0円プラン終了移行、auの格安プランの「povo」に乗り換えている人が増加しているという話もよく聞くので、これがどのように数字に出てくるのかも楽しみです。
携帯の契約数も成長!
また総務省の発表によると、携帯電話は2億292万となっており、前年同期比では4.4%の増加となっています。
また、詳細も発表されているのですが、5Gの契約数は4502万と、前年の同期と比べて1000万以上契約数が増加しています。携帯電話の契約総数からするとまだ少ないですが今後さらに5Gの契約数が増えてくるでしょう。
ちなみに4G/3.9Gの契約に関しても前年同期から比較して9.9%増加して1億3,905万となっています。