
タイの携帯電話で国際ローミングを使うと。
日本であれば「海外パケ放題」のようなパッケージを利用する事が可能だと言う事はみんなが知っているのではないでしょうか?
タイの場合も同様に国際ローミング時のデータ通信を定額で利用する事が可能なパッケージがあります。ただ、このパッケージを申し込む人はタイの法人で出張に行く人くらいしかいないのではないでしょうか。
ほとんどの方が、国際ローミングパッケージではなく、「SIM2FLY」などのSIMカードか「一時帰国向けPocket WiFi」を使っていると思います。
では、パッケージを使わずに国際ローミングを使ってしまった場合どの程度の請求が行われるのか見ていきましょう!
データはかなり高額‼
海外でのデータ通信の課金方法は、タイのデータパッケージの料金体系とは異なるので非常に高額になる可能性があります。国際ローミングのパッケージをキャリアショップで申し込まずにご利用データ量に応じて課金されてしまいます。
パッケージ無しの料金イメージ:1MB=約700THB
上記は日本でタイのAISのSIMカードをパッケージ無しで使った際の料金
特に動画の閲覧やアプリケーションのダウンロード・フルブラウザ等のご利用は辞めておいた方が良いでしょう。
パッケージ無しの際の料金イメージ
あくまで目安ですが、以下のようなイメージで料金が発生してしまいます。知らない間に国際ローミングを使ってしまってもかなり高額になるイメージを持っていただけるでしょう。
通信内容 | データ量 | ローミング料金 | |
メール | 全角100文字 | 10KB | 7バーツ |
画像1枚添付 | 100KB | 70バーツ | |
動画1件添付 | 2MB | 1,400バーツ | |
地図 | アプリ上で現在チ確認 | 700KB | 470バーツ |
GPSが自動で1時間移動 | 50KB | 35バーツ | |
ダウンロード | 画像1件 | 100KB | 70バーツ |
音楽ファイル | 3MB | 2,100バーツ | |
ゲームアプリ | 300MB | 210バーツ | |
ネット検索 | 10ページ連続で移動 | 1MB | 700バーツ |
国際ローミングパッケージを使わない為に
・タイ国外でご利用になる場合、スマートフォンの『データローミング設定』がOFFになっているかご確認しましょう。
※『データローミング設定』がOFFの場合でも、発着信・SMSの送受信は利用可能。
・『機内モード』に設定した場合は、データ通信・通話の発着信・SMSの全てがご利用いただけません。
※機内モードでも、WiFiでのデータ通信は可能。
最後に
こんなことを言っている私も、以前日本で国際ローミングを利用してしまい、タイに帰ってきてから12,000バーツの請求が来たことがあります。。。
皆様も設定に気を付けて旅行や一時帰国を楽しんでください!