
タイ・パタヤの沖合約7.5kmに浮かぶラン島(Koh Larn/เกาะล้าน)は、「コーラルアイランド」の愛称でも親しまれる小さな島です。
島の周囲は約10kmほどしかありませんが、エメラルドグリーンに透き通る海と真っ白な砂浜が広がり、パタヤ本土のビーチとは比較にならないほどの透明度を誇ります。
喧騒のパタヤから少し足を延ばすだけで、まったく違う景色に出会えることから、日帰り離島旅行の定番スポットとして絶大な人気を集めています。
島内には個性豊かなビーチが点在し、シュノーケリングやパラセーリング、ジェットスキーなどのマリンアクティビティはもちろん、おしゃれなカフェやローカル食堂でのグルメも楽しめる、盛りだくさんの島です。
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パタヤからラン島への行き方

ラン島への出発地点となるのは、パタヤの中心部にある「バリハイ桟橋(Bali Hai Pier)」です。ここから船で渡るのが基本のアクセス方法で、選択肢は主に「フェリー」と「スピードボート」の2つになります。
バリハイ桟橋までの行き方
パタヤ市内のホテルからは、Grabやタクシーを使えばおおむね15分程度、渋滞がなければ200バーツ前後で到着します。
ビーチロード周辺からであれば、乗合バスの「ソンテウ」を利用すればさらに安く移動可能です。桟橋に着いたら案内板を確認し、フェリーは「KOH LARN」、スピードボートは「SPEEDBOAT」と書かれた乗り場へ向かいましょう。
① フェリー(一番安く行ける定番の足)
もっとも一般的でリーズナブルな移動手段です。料金は片道約30バーツと非常に安く、所要時間はおよそ30〜40分。ゆったり潮風を感じながら海を渡る、旅情あふれる移動時間そのものも魅力の一つです。
到着地はナーバーン埠頭またはタワエン埠頭のいずれかで、時間帯によって発着場所が異なるため、事前に時刻表を確認しておくと安心です。帰りの最終便を逃すとフェリーでは戻れなくなるので、島で遊ぶ前に復路のスケジュールを必ずチェックしておきましょう。
▶ パタヤ→ナーバーン埠頭
| 7:00 | 10:00 | 14:00 |
| 15:30 | 17:00 | 18:30 |
▶ パタヤ→タワエン埠頭
| 8:00 | 9:00 | 11:00 |
| 13:00 |
② スピードボート(時間を節約したい人向け)
フェリーより速く移動したい場合はスピードボートがおすすめです。所要時間は15〜20分程度と半分近くに短縮され、料金は乗り合いで片道150〜250バーツほど。
人数が多い場合はチャーターすることも可能で、大人数であればフェリーとの価格差を抑えつつスピーディに移動できます。
桟橋には常にスピードボートの客引きスタッフがいるので、声をかければそのまま案内してもらえます。行き先のビーチをリクエストできるのも大きなメリットです。
③ 現地ツアーに申し込む
自分で船を手配するのが不安な方は、KKdayやツアー会社が催行する日帰りツアーに参加するのも良い方法です。
往復の送迎やアクティビティ、ランチなどがセットになったプランも多く、初めての離島旅行でも安心して楽しめます。
アクセス方法比較表
| 手段 | 所要時間 | 料金目安(片道) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| フェリー | 約30〜40分 | 約30バーツ | 最安・定番。時刻表の確認が必須 |
| スピードボート | 約15〜20分 | 約150〜250バーツ | 速くて便利。到着ビーチを指定できる |
| 現地ツアー | ツアーによる | ツアー料金に含む | 送迎・アクティビティ込みで手間いらず |
島内での移動手段

ラン島に到着したら、島内の移動も考えておきましょう。主な手段は次の3つです。
ソンテウ(乗合バス)
島内を巡回しており、料金は1回30バーツ程度からと格安。主要ビーチを結んでいます。
バイクレンタル
1日150〜200バーツほどで借りられ、海風を感じながら島を一周できるのが魅力。時間に縛られず好きなビーチを回りたい人におすすめです。
タクシーバイク
短距離の移動や荷物が多いときに便利です。
島内を効率よく回りたいなら、到着した埠頭から近いビーチをまず楽しみ、その後ソンテウやバイクで他のビーチへ移動するプランが定番です。
ラン島のおすすめビーチ7選

ラン島にはたくさんのビーチがありますが、その中でも特におすすめのビーチを7選でご紹介いたします。
1. タワエンビーチ(Tawaen Beach)
ラン島最大かつ最も賑やかなビーチ。マリンアクティビティのショップやレストラン、ビーチチェアが充実しており、観光客の多くが最初に訪れる定番スポットです。
パラセーリングやバナナボート、ジェットスキーなど水上アクティビティの種類が豊富で、初めてラン島を訪れるならまずここへ行くのがおすすめです。
2. サメービーチ(Samae Beach)
タワエンビーチに次ぐ規模を持ちながら、比較的落ち着いた雰囲気が魅力のビーチです。特に夕日の美しさで知られ、カップルに人気のスポットとなっています。
レストランも点在しており、海を眺めながらのんびり食事を楽しめます。
3. ティエンビーチ(Tien Beach)
ラン島の中でも屈指の透明度を誇るビーチで、シュノーケリングに最適です。観光客が比較的少なく、穏やかな海で熱帯魚を眺めながら静かなひとときを過ごせます。
おしゃれなビーチカフェもあり、絶景を眺めながら軽食やドリンクを楽しめます。
4. ヌアンビーチ(Nual Beach)
落ち着いた雰囲気の小さなビーチで、混雑を避けてゆったり過ごしたい人向け。透明度の高い海と静けさが魅力です。
5. トンランビーチ(Tong Lang Beach)
自然のままの景観が残るビーチで、施設は少なめですが、その分静かで穏やかな時間を過ごせます。
6. サンワンビーチ(Sang Wan Beach)
タワエン埠頭近くにある小規模なビーチ。こぢんまりとしていますが、静かに過ごしたいときに立ち寄りやすい立地です。
7. ターヤイビーチ(Ta Yai Beach)
島の奥まった場所にあり、観光客が少なく穴場的な存在。プライベート感のあるビーチタイムを求める人におすすめです。
ラン島での楽しみ方・アクティビティ

マリンスポーツを満喫する
タワエンビーチを中心に、以下のようなアクティビティが充実しています。
- シュノーケリング:透明度の高い海でカラフルな熱帯魚やサンゴ礁を観察できます。ティエンビーチなど、観光客の少ない静かなビーチもおすすめ。
- パラセーリング:上空からラン島の絶景を一望できる人気アクティビティ。
- ジェットスキー・バナナボート:スリル満点のマリンスポーツを気軽に楽しめます。
- 体験ダイビング:初心者向けの体験ダイビングを実施しているショップも多く、本格的な海の世界を覗くことができます。
ビーチでのんびり過ごす
ビーチチェアは1日80〜100バーツほどでレンタル可能。パラソルの下で読書や昼寝をしながら、南国のゆったりとした時間を満喫するのも贅沢な過ごし方です。
バイクで島一周
レンタルバイクで島をぐるりと一周すれば、各ビーチの違った表情や、島の裏側にある静かな景色にも出会えます。海風を感じながらのツーリングは、ラン島旅行のハイライトの一つです。
島グルメを楽しむ
タワエンビーチやサメービーチ周辺には、シーフードを中心としたローカル食堂やおしゃれなカフェが軒を連ねています。
新鮮な魚介を使ったタイ料理や、アサイーボウルなどのヘルシーメニューを提供するカフェも人気です。手頃な屋台グルメも豊富にあるので、予算に応じて食事を選べます。
日帰りモデルコース例

パタヤのホテルに滞在して、日帰りでラン島を楽しむ際のモデルコースをご紹介いたします。
| 時間 | 行動 |
|---|---|
| 7:30 | パタヤ市内のホテルを出発(Grab/タクシーで約15分) |
| 8:00 | バリハイ桟橋でフェリーまたはスピードボートのチケットを購入 |
| 8:30〜9:00 | ラン島に到着、タワエンビーチでビーチチェアを確保 |
| 9:00〜11:00 | シュノーケリングやパラセーリングなどマリンアクティビティを楽しむ |
| 11:30 | ソンテウやバイクでサメービーチへ移動 |
| 12:00 | ビーチ沿いのレストランでシーフードランチ |
| 13:30〜15:30 | ティエンビーチなど静かなビーチでゆったり過ごす |
| 16:00 | 埠頭に戻り、最終便に間に合うようフェリー・スピードボートでパタヤへ帰還 |
持ち物・注意点
- 貴重品は最小限に:紛失・盗難のリスクを考え、クレジットカードなど本当に大切なものはホテルのセーフティボックスに残し、必要最低限の現金(2,000バーツ程度)とスマホ、タオル、サンダルだけを持って行くのが安心です。
- 日焼け対策は必須:日差しが強いため、日焼け止めや帽子、サングラスを忘れずに。
- 帰りの船の時刻を事前確認:特にフェリー利用の場合、最終便を逃すと帰れなくなるため要注意です。
- 現金を用意しておく:島内ではビーチチェアのレンタル代やソンテウ代など、細かい支払いが現金のみとなる場面が多くあります。
ベストシーズン
タイの乾季にあたる11月〜4月頃が、雨も少なく海の透明度も高くなるベストシーズンです。特に12月〜2月は気候も穏やかで過ごしやすく、マリンアクティビティを満喫するのに最適な時期といえます。
ラン島はパタヤ滞在時に是非行って欲しいスポット

ラン島は、パタヤ滞在中に少し足を延ばすだけで、まったく違う南国リゾートの表情を楽しめる贅沢な離島です。フェリーなら片道約30バーツというコストパフォーマンスの良さも大きな魅力で、時間を優先するならスピードボートを選ぶこともできます。
タワエンビーチで賑やかにマリンスポーツを楽しむもよし、ティエンビーチやヌアンビーチで静かな時間を過ごすもよし。
バイクで島を一周すれば、ビーチごとに異なる表情にも出会えるでしょう。パタヤ旅行の際は、ぜひ日帰りでラン島まで足を延ばしてみてください。


