子供用スマホはiPhoneが良い?
子供用にスマートフォンをどれにしようか悩む方も多いかと思いますが、おすすめはiPhoneです。
iPhoneは価格も高いし、子供用には少しと思われるかもしれませんが、お子様用スマホにiPhoneがオススメな理由はいくつかあります。
その中でも「ペアコントロール」機能を活用することで、親が子供のスマートフォン使用をしっかりと管理できる点が大きなメリットです。
今回はiPhoneが子供用スマホとして最適である理由と、その管理機能について詳しく解説します。
1. Appleのファミリーシェアリング機能
Appleのファミリーシェアリングを利用すると、家族最大6人でアプリやサブスクリプションを共有できるだけでなく、子供のアカウントを作成し、その使用状況を管理することができます。
これにより、親は子供がダウンロードや購入するアプリを承認したり、制限を設定したりすることが可能です。
最近は親の知らない間に子供がアプリ課金をすることが問題になっていますが、そういったことがないようにお子様が使うアプリをしっかりと管理できます。
2. スクリーンタイム機能
iPhoneの「スクリーンタイム」機能は、子供のiPhoneの使用状況を詳細に把握し、適切に管理するための強力なツールです。
この機能を使うと、以下の管理が可能になります。
- 使用時間の制限
特定のアプリやカテゴリー(ゲーム、SNS等)の使用時間を設定できます。 - コンテンツとプライバシーの制限
年齢不適切なコンテンツのブロックやプライバシー設定の管理が可能です。 - アクティビティレポート: 子供のデバイス使用状況に関する詳細なレポートを親が確認できます。
例えば、スマホを使ってYoutubeを見るのは〇〇時間まで、ゲームをするのは〇〇時間までというような設定を話し合って決めてそれ以上使うと使えなく出来たり、時間を設定して〇〇じ以降は使えないなどの設定も行えます。
3. 家族間でのコミュニケーション
iMessageやFaceTimeといったAppleのサービスを利用することで、家族内でのコミュニケーションがスムーズに行えます。
これにより、親は子供と常に連絡を取ることができ、安心して子供にスマホを持たせることが可能です。
iMessageやFaceTimeをメインに使う事で、LINEを使わせないなどの選択も出来るので、何のアプリをを使わせるかという設定も容易に行えます。
4. 位置情報を常に確認
iPhoneの「ファミリー共有」機能を活用することで、子供のiPhoneの位置情報を常に確認することが可能です。
これにより、親が子供の居場所をリアルタイムで把握でき、安全管理を効果的に行うことができます。以下にその設定方法を詳しく解説します。
ファミリー共有の設定
まず、ファミリー共有を設定して、家族メンバーを追加する必要があります。
- iPhoneで「設定」アプリを開きます。
- 自分の名前をタップして、その後「ファミリー共有」を選択します。
- 「家族を追加」を選択し、指示に従って家族メンバー(この場合は子供)を追加します。
位置情報の共有を有効にする
ファミリー共有が設定されたら、位置情報の共有を有効にします。
- 「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」を開きます。
- 「共有する位置」をタップして、共有したいデバイスを選択します。
- 続けて、「家族と共有」を選択し、位置情報の共有を有効にします。
子供のiPhoneでの設定
子供のiPhoneでも同様に位置情報サービスを有効にする必要があります。
- 子供のiPhoneで「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」を開きます。
- 「位置情報サービス」をオンにし、「共有する位置」をタップして、そのデバイスを選択します。
まずはお下がりのiPhoneを
iPhoneの最新機種をお子様用に買うと金額も高いですが、ルールを守れるか分からない状況で最新のiPhoneを買い与えるのはもったいないと考える親御さんが多いようです。
そういった場合、親御さんが使っているiPhoneを機種変更し、使っているiPhoneをまずはお子様に使ってみてもらうという方法もお勧めです。
もしくは中古で安いiPhoneを与えて、次の機種変更のタイミングまでルールを守って大切に使えたら最新機種を与えるという形でも問題ないでしょう。
親子でしっかりと話しあってスマホの利用ルールを決めていきましょう。