
子供に持たせる携帯電話について
日本では「キッズケータイ」のように子供に持たせる携帯電話の取り扱いがありますが、タイでは子供に持たせるスマホがありません。
日本語キーボードがあるガラケーが無いのでどうするか悩む方が多いようですので、おススメの端末やスマホに関してご紹介していければと思います。
ガラケーを持たせる親は減少中
昔はタイ語と英語のみが使えるガラケーをお子様に持たせる人が主流だったようですが、最近ではそれが減ってきているようです。なぜなのか理由を分析してみました。
● ガラケーだとLINEが使えない
親子間の連絡が通話やSMSからガラケーに変わってきたことが一つの大きな要因になっているようです。日本のおじいちゃんやおばあちゃんもLINEを使う人が増えてきていて日本とも簡単に連絡が取れるという点が大きい用です。
● 今後スマホが主流になるので使えないと困るから。
タイに住んでいる間だけに限定して考えれば特にスマホは必要ないと思うけど日本に帰った後はスマホを使うので事前に家庭内でルール等を作っておきたいという親御さんが増えてきているようです。
● 位置情報が取れるので安心
端末に登録しているアカウントの情報さえあればAndriod端末であれば「端末を探す」 iPhoneであれば「iCloud」から端末の位置情報を確認する事が出来ます。万が一の時に位置情報が取りたいという人はやはり位置情報の取れないガラケーは敬遠されるようです。
ガラケー以外だと何?
大前提としてやはり「LINE」を使わせたいという要望が増えてきている中で、選択肢に上がるのは「スマホ」か「ガラホ」です。しかしタイには当然「ガラホ」が無いのでスマホを持たせるという事になるでしょう。
タイではガラホが使えない?
タイで使えるガラホという事は「SIMフリー」で「周波数帯に対応している」この2つの条件を満たしている必要があるのですが、現時点でその条件を満たしているのは以下の2機種です。
●Freetel MUASASHI
現在、新しく発売されていないので中古でしたら出回っています。

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●Mode1 RETRO
こちらは実機を触ってみましたが、キーボードが使いにくいです。結局画面をタップして使ってしまいます。ただ、日本語対応、LINEも使えます。

やはりスマホがおススメ!
タイで購入した端末であれば修理もタイで出来るのが大きいです。ではどんなスマホを購入すれば良いのでしょうか。
● RAMは2GBあれば充分。
● ROMは最低16GB。
● メーカーは大手が無難
上記の条件にある端末で2019年5月時点のおススメは「Samusung A10」です。

街中のショップで3,990バーツで購入可能です。是非店頭でいじってみてください。
プランはどうする?
まず、タイにはポストペイドとプリペイドがありますが、お子様に持たせるのであればポストペイドタイプがおススメです。おススメの理由は以下となります。
● 通話履歴の確認が簡単に行える。
ポストペイドの場合にはちゃんと通話明細が出るので、誰にどのくらい電話をしているのかの確認を簡単に行う事が可能です。
● 途中で回線の停止などが行える
ポストペイドの場合には、途中で回線を使えないように停止する事が簡単に行えます。お子様がルールを守らなかった場合回線を止めるという事も可能です。
さいごに
お子様に携帯電話を持たせる上で重要なのは「いつ持たせるか」より「スマホを使うルールをいかに守らせるか」です。
家族でしっかり話し合ってお互い納得した上で携帯電話を持たせましょう。