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タイのレジ袋廃止から4年以上経過したけど、レジ袋の利用状況、実際どうなの?

タイでも2020年1月から、大手スーパーやコンビニエンスストアでのレジ袋の無料配布が廃止され、環境に対する意識が急速に高まっています。タイ国内でも、使い捨てプラスチック削減への取り組みが進んでおり、国全体で環境保護の意識が強まっていることが実感されます。

実際の買い物シーンでの変化

多くの店舗では、レジ袋が有料化されており、これに伴いエコバッグの利用が急増しています。特に、日本人主婦の間でエコバッグを持ち歩く習慣が根付いており、タイに住む日本人コミュニティでも環境意識の高まりが感じられます。レジ袋の使用は確実に減少しており、店舗でのプラスチック削減の効果が現れているようです。

また、スタート当初には、プラスチック製ストローを紙製のストローに切り替える店舗も増加しており、飲食店やカフェなどでも環境への配慮が進んでいました。初期の取り組みは目覚ましいもので、タイ全土でエコ意識が急激に高まっていると感じられましたが、現状はどうなのでしょうか?

現在の状況

現実には、すべての店舗でプラスチック袋の配布が完全に廃止されたわけではありません。一部の店舗では、依然としてプラスチックバッグが無料で提供されている場合もあります。

しかし、大手コンビニエンスストアやスーパーでは、レジ袋の無料配布が停止され、必要な場合は有料で購入することが求められています。エコ意識の高い消費者は、有料の袋を購入せずに、自分のエコバッグを持参するケースが増えており、少しずつ社会全体でプラスチック袋の使用が減少しています。

ただ、コンビニでもたくさん買うとレジ袋をくれたり、温かいお弁当を注文したらレジ袋に入れてくれたりと対応は様々で完全にレジ袋廃止には至っていないですね。

プラスチックバッグの有料購入によって集められた資金が、自然保護や環境保全の活動に使われるような取り組みがあれば、より良い循環が生まれるでしょう。環境に配慮した消費行動を促進するためには、こうした仕組みの導入も期待されます。

エコバッグの普及

エコバッグは今やどこでも購入可能なアイテムとなっています。コンビニやスーパーでは、レジ横にエコバッグが常備されており、エコバッグを忘れた場合でもその場で購入できるため、安心して買い物ができます。デザインやサイズも豊富で、手軽に使えるエコバッグが身近にあるため、消費者が環境に配慮した行動を取るハードルが下がっています。

エコ意識のこれから

私自身も、積極的にエコバッグを利用して、脱プラスチックに向けた取り組みを実践していきたいと考えています。タイの人々の間でも、少しずつエコ意識が根付いており、今後さらに環境保護の取り組みが広がることを期待しています。プラスチックごみ削減は私たち全員が参加できる大きな挑戦であり、小さな一歩から始めることが大切です。

プラスチック削減の取り組みが持続的なものとなるよう、私たち一人ひとりが環境への意識を高め、日々の生活で実践していくことが重要です。