
はじめに
タイの首都バンコクを歩いていると日本人を見かけない日は無いのではないと思います。
特にバンコクのプロンポンやトンローを歩いていると日本人を多く見かけます。
以前にもまして日本人が増えてきているように感じるので、日本人数の推移を調べてみました。
タイの在住日本人推移
以下が、外務省が毎年発表している海外在住日本人数の推移です。
5年連続で増加傾向という事です。
2017年|67,148人|+3.2%
2015年|67,258人|+0.2%
2016年|67,997人|+1.1%
2017年|70,337人|+4.3%
2018年|72,754人|+3.4%
タイ人で労働許可を取得している外国人
タイで労働許可証を取得している外国人の数が毎年発表されているのですが、2017年のデータが2019年に発表されましたので以下にグラフを記載します。

結局日本人は増えている?
チェンマイ・シラチャ・バンコクの友人に聞いてみました。
■チェンマイの友人
チェンマイのロングステイヤーは減少傾向にある。駐在員も横這いかな?
■シラチャの友人
帰任後の後任が来ない事が増えてきているので、横這いか減少傾向にあると思う。
■バンコクの友人
基本的には入れ替わりで後任が来てるイメージかな。駐在から現地採用に切換えて行っているところも増えている。
感覚的には横這いか減少傾向というところでしょうか。
在留届の数で統計を取るのは合ってるのか?
在留届を出す人は多いですが、結局帰国する時に在留届を抜く人はいないので、その分がどんどん上乗せされていっているだけでは?という気もします。
家族帯同で来る駐在員が増加傾向にあるかと言うと特に以前と変わらない用な気はします。一応滞在終了予定日を1年経過した場合には在留届は抹消するらしいです。
私も嫁も労働許可証は取得していますが、在留届は出していないです。そういった方が多い気がするのですが、在留届が圧倒的に多いのは毎年の不思議の一つですね。
さいごに
どちらにしてもバンコクのスクンビットエリアに日本人が多く住んでいるのは事実なので、この数字が正しくても正しくなくても特に問題ないですが、タイ、バンコクで日本人向けの事業を行おうと思っている人はこの数字だけを基に事業計画を立てるのは危険な気がします。