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Android12の新機能、顔でスマホを操作する「カメラスイッチ」!

Android12に追加される新機能 「カメラスイッチ」

Googleがリリースした「Android12」のbeta4に置いて「カメラスイッチ」という機能がユーザー補助のスイッチアクセスに追加されました。

カメラスイッチとは顔の動きでスマホを操作可能な機能で画面をスクロースしたり、ページを送ったりすることが可能になるとの事です。

カメラスイッチの設定方法

カメラスイッチの設定方法をご紹介します。

カメラスイッチのセットアップ(操作に顔の動きを割り当て)

まずは、基本設定と操作とジェスチャーを紐付ける設定を行っていきます。
設定できるジェスチャーは「口を開く」「微笑む」「両眉をつり上げる」「左を向く」「右を向く」「上を向く」の6種類です。
設定できる操作は「次へ」「前へ」「長押し」「前方スクロール」「後方スクロール」「ホーム」「戻る」「通知」「クイック設定」「最近」の10種類です。

  1. お使いのスマートフォン(※Android12)で設定アプリを開きます。
  2. 「ユーザー補助」 をタップ。
  3. 「操作のコントロール」から「スイッチアクセス」をタップ。
  4. 「スイッチアクセスを使用」をタップしONにする。
  5. 「設定」→「設定ガイド」をタップ。
  6. 「設定ガイド」で「カメラスイッチ」→「次へ」→「2つのスイッチ」→「次へ」→「2つのスイッチ」 →「次へ」→「リニアスキャン」→「次へ」とタップ。
  7. スマホの操作にジェスチャーを割り当てるには、上記の画像のイメージでジェスチャーごとに設定を行っていきます。
ジェスチャーのサイズの変更

ジェスチャーのサイズによって、動きの大小設定可能です。
小さなジェスチャーで操作したい場合や、大きなジェスチャーで反応させたい場合などに変更します。

  1. お使いのスマートフォン(※Android12)で設定アプリを開きます。
  2. 「ユーザー補助」 をタップ。
  3. 「操作のコントロール」から「スイッチアクセス」をタップ。
  4. 「スイッチアクセスの設定」→「カメラスイッチの設定」をタップ。
  5. ジェスチャーサイズを変更するジェスチャーを選択。
  6. 「動きのサイズ」でダイヤルを動かしてジェスチャーの大小を設定。
ジェスチャーの持続時間を変更

ジェスチャーの持続時間を変更し、ジェスチャーの状態をホールドする必要がある時間を変更できます。短い時間で操作可能にすることも可能です。

  1. お使いのスマートフォン(※Android12)で設定アプリを開きます。
  2. 「ユーザー補助」をタップ。
  3. 「操作のコントロール」から「スイッチアクセス」をタップ。
  4. 「設定」→「カメラスイッチの設定」をタップ。
  5. 持続時間を変更したいジェスチャーを選択。
  6. 「ジェスチャーの持続時間」をタップ。
  7. 変更したい長さに時間を選択。
  8. 「保存」をタップして設定を保存。
「カメラスイッチ」 の設定が完了画面上部にアイコンが表示

上記のようなイメージで、カメラスイッチがONの場合スマホ上部にアイコンが表示されます。
「右を見たら次に進む」「左を見たら戻る」「両眉を吊り上げてホームに戻る」などの操作が可能になります。

常にカメラが起動している状態になるので、電池の消耗が多くなる点は注意が必要ですが、手での操作が困難な人にとっては嬉しい機能ではないでしょうか。

さいごに

カメラスイッチは、カメラ機能を使う他のアプリでは使用できなくなるという事で使えないアプリもあるようですが、こういった機能が充実して誰でも快適にスマホを使えるようになるのは非常にいいと思います。

今後さらにアクセシビリティの機能がAndroid・iPhoneともに拡大していくと良いですね。