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スマホ全面ディスプレイ化に向けた様々な方法のカメラ配置の選択肢をご紹介、最新のカメラ埋め込みタイプもご紹介!

スマホの全面ディスプレイ化に向けて各社工夫

スマホには背面にあるメインカメラと前面にあるフロントカメラの2か所にカメラがあり、それによりディスプレイにカメラの場所を確保する必要があります。

カメラ以外だと「受話口」「近接センサー」などの前面に配置するためどうしてもその場所が必要ですがスマホの前面をスッキリ古ディスプレイにすることで動画を見る際の没入感が上がったり、前面がシンプルになり見た目がおしゃれになるなどのメリットがあります。

そのメリットを得るために各社スマホの前面に工夫を凝らしています。どういったタイプの工夫が行われているのかご紹介します。

これまでの様々な前面のデザイン

各社インカメラを置く位置を工夫しています。

ノッチ

iPhoneはiPhoneXシリーズ以降、ノッチを採用したデザインに変わりました。他にもいくつかのAndroidスマホでもノッチが採用されていました。本体前面に対する液晶の面積が大幅に増加したため、デザインもおしゃれになりました。

ノッチ – ティアドロップ

写真はSamsungの廉価端末ですが、現在は多くのAndroidスマホでこのティアドロップ型のノッチが採用されています。iPhoneなどのノッチと比べると大幅に小さいので画面専有面積が増加しています。
最近の廉価端末でもこのタイプが多く、現在の主流と言えるかもしれません。

ピンホール

ピンホール型は個人的にはHuaweiの印象が強いですが、SamsungのGalaxy S21 5Gなどにも採用されています。上記のような形でスマホの画面にカメラ用の穴が開いている形です。
ティアドロップ 型と比べてそこまで面積は変わりませんが、穴が浮いているので個人的には若干目立って気になります。

ダブルパンチホール

インカメラを2つ設置するためにカメラ用の穴が2つありそれが繋がっている形になっています。
個人的にはこれが一番微妙な形だと思いますが、デザインの好みは分かれるでしょう。写真はHonorV30です。ただインカメラが2つなのでインカメラので撮影が綺麗に行える形です。

ポップアップカメラ

ポップアップ式のインカメラを搭載した機種もいくつか出ていますが、私はOPPOのRenoシリーズで初めて見ました。落下時に自動でカメラが収納されるなど故障対策も行われていたのが衝撃だったのを覚えています。インカメラをディスプレイに配置していないので完全に全画面で使用することが可能です。

スライドカメラ

こちらは2018年に発売されたXiaomiのMi Mix 3というスマホですが手動でスライドすることでインカメラが出てくる形になっています。こちらもカメラがディスプレイに無いので全画面になっています。
あまりこのタイプのカメラ収納は流行らなかった印象です。

フリップカメラ

これは今までのカメラと違いメインカメラを回転させることでインカメラとしても使う事が出来るというタイプです。メインカメラと共有するので通常のインカメラより高性能にしやすいという特徴があります。上記はZenphone6です。他にもいくつかフリップカメラ搭載スマホがありましたがあまり流行りませんでした。

上記の通り各社色々な工夫をしていますが、個人的にはピンホール’型やダブルパンチホール型はかなり目立つ印象で、現状はティアドロップ型のノッチがメインで使われています。

またカメラを収納するタイプはどうしても本体を薄くしにくいので個人的にはあまり流行らなそうな気がします。今後これがディスプレイ下埋め込み型カメラになり穴やノッチがなくなっていくと予想されています。

なぜ全面ディスプレイ化が求められるのか?

スマホの前面には、通常以下のようなパーツが配置されています。

📸 フロントカメラ(自撮り・ビデオ通話用)
🔊 受話口(通話用スピーカー)
📡 近接センサー(顔を近づけた際に画面をオフにする機能など)
💡 光センサー(周囲の明るさを感知し画面の輝度を調整する)

これらのパーツは非常に重要ですが、画面内に配置するとディスプレイの一部を占有するため、視認性が低下し、デザイン上の制約も生まれます。

しかし、前面全体をディスプレイ化することで以下のメリットが得られます。

動画視聴やゲームの没入感アップ
シンプルで洗練されたデザイン
より大きな画面を確保できる(画面サイズの最大化)

これらの理由から、各スマホメーカーはフロントカメラやセンサー類をいかに目立たせずに配置するかを研究し、さまざまな技術を開発しています。

今後どういった形に進化していくのか楽しみですね!