Apple売り上げは絶好調!
A2021年2Qのスマートフォンの販売台数でXiaomiに抜かれ、3位に落ちたAppleですが売り上げは絶好調のようです。
先日Appleが発表した2021年4月~6月の売上高は36%増加し、814億3400万ドルとなり、最終利益は1.9倍の217億4400万ドルとなりました。
世界的に5Gが普及しており、5G機種への切り替えに伴いiPhone12シリーズの販売が伸びたことが好調で、コロナの影響でiPadの販売が伸びていることも理由として考えられます。
iPhone部門の売り上げ
iPhoneの売り上げはAppleの売り上げの約半数を占めており、今回の発表によるとiPhone部門の売上げは50%増加する結果となり、実に395億7000万ドルを売り上げている。
タイでもかなり5Gが普及し、それに伴いiPhoneユーザーは5G対応のiPhoneへの切り替えが進んでいるようです。まだiPhone12シリーズに切り替えていないユーザーも次の新世代のiPhoneへの切り替えを行うと思われるので次のシリーズも安定した台数の出荷が予想されます。
iPad部門の売り上げ
タイでも学校がオンライン授業を導入するなど、自宅でのモバイル機器の利用の必要が増えていますが、スマホは画面が小さいのでタブレット機器を購入した人が増加したこともあり、12%増加して73億6800万ドルの売り上げを作った。
ただ、タブレットはそこまで5Gにこだわる必要もなくスマホより買い替えスパンが長いこともあり、そこまで売り上げ増加とはならなかったが、タブレット部門ではそこまで競合がいないため安定して売りあ上げを作れる部門ともいえそうです。
Mac部門の売り上げ
Mac部門も16%増加し82億3500万ドルの売り上げを作ることが出来たが、4月~6月期に関しては半導体不足の影響がなければさらに伸ばせたと予想されています。
独自開発半導体「M1」に関しても市場に拒否感なく受け入れられており供給が安定すれば今後も安定した台数を販売できそうな部門です。
Watch&周辺機器部門の売り上げ
Apple Watchや周辺機器関連の売り上げも増加という結果になっています。数字で言うと36%増加し87億7500万ドルを売り上げています。
新たに発売したAirTagやMagSafeなど売れる商品も増えており、今後も注目されるアイテムを出し続けることで売り上げを伸ばし続ける事ができそうです。
サービス部門の売り上げ
Appleが今後さらに力を入れていくと予想されている、音楽や動画サービス、アプリなどのサービス部門の売り上げも33%増加し174億8600万ドルという売り上げを作っています。
今後、さらにサブスクのサービスを投入してくる事が予想されており、今後売り上げの中心となる可能性があるサービス部門です。
さいごに
上記の通り、Appleは全部門で売り上げ絶好調という結果になりました。
ただ、次の7~9月期には半導体不足の影響がiPhoneにも出てくると予想されており、この影響により少なからず成長率は下がると思われます。
とはいえ、新機種の発表なども控えているので、楽しみです!