バンコクでは意外に使える5G
タイでも5G(第5世代移動通信システム)の商用利用が開始されていますが、使うにはまだそこまで種類が多くない5G端末のどれかを買う必要があります。
そんな5Gを実際に使ってみたので実際どうなのかをご紹介します。4Gをバンコクでスピードテストすると大体10~50Mbps程度が通常の数字なのでこれがどのくらい早くなっているのか気になります!
もっと詳しく5Gを知りたいという人は、是非以下の記事も合わせて読んでみてください。
現状、5Gが使えるのはAISとTrue
現状、AISが使えるのはAISとTrueの2社ですが、カバレッジではAISが一歩リードという所です。今回テストしたのもAISのSIMカードでテストを行いました。
AISはかなりのスピードでバンコクの5Gカバレッジを広げており、かなり使える範囲が増えています。
今回も歩きながら5Gを常に使えるかというとまだ微妙な状況でしたが、想像より多くの場所で使う事が出来ました。
現在のバンコクの5Gの通信速度はどんなもの?
では、早速5Gの通信速度に関してご紹介します。今回計測した場所はエムクオーティエのAISの前です。
今まで4Gと書いている部分が「5G」に変わっています。当然ですがテンションが上がります!
5Gでのスピードテスト結果!
果たして、5Gのスピードテストの結果はどのくらい出るのでしょうか?
エムクオーティエのAISショップ前で測定してみた結果が以下の画像です。
測定結果700Mbps出ました!
いままで、10~50Mbpsだったので、70~14倍程度のスピードが出ている事になります。ここからさらに整備が続くとさらに快適に使えるようになるのでしょうか?
実際に使ってみた4Gとの違い!
実際に使って実感できるほど4Gと5Gの速度の違いを感じられるのでしょうか?
インターネットサーフィン
体感で分かるくらいの違いが分かるかな?と思いましたがYahoo!のトップページや画像の多いページを見る時に4Gと比べるとサクサクネットサーフィンを楽しむことが出来ます!
画像などの読み込み時間が、短くなっていてこれを体験するともう4Gには戻れないかもしれない!と思ったくらいです。
アプリのダウンロード
今回は、「Call of Duty Mobile」という約2GBのデータ容量があるアプリをダウンロードしてみました。4Gの場合このくらいのサイズのアプリをダウンロードするのは時間がかかるので、ほとんどの方がWiFiでダウンロードすると思いますが、それでもかなりの時間がかかります。
それが、5G回線を使うと、、、たったの30秒でダウンロード完了です!この速さには驚きました。
動画のダウンロード
2時間の映画を3秒でダウンロードできると聞いた事があったので、こちらもテストしてみました。
今回はNetflixで2時間の動画をダウンロードしてみましたが、こちらも25~30秒程度でダウンロードする事が出来ました。バンコクから日本まで飛行機で約6時間、その間に見る映画をダウンロードするのに1分30秒でできてしまう計算です。
5Gの注意事項!
5Gの通信速度が早いので調子にのって、動画やアプリをダウンロードして遊んでいたら、一瞬で10GBを使い切ってしまいました。
5Gで使いたい方は、大容量のパッケージを申し込んでいないと、快適すぎて気が付いたら速度制限がかかる可能性もあると思います。
5Gが本格的にキャリアで提供開始になった際のプランがどういった物かは分かりませんが、無制限プランを使う事が一番5Gを楽しむ方法だと思います。
5Gの速度は今までのモバイルでの通信とは一線を画しています。今回、私が体感したのは速度だけですが、今後この通信速度を使って様々な5G専用サービスが提供開始されると思うと楽しみです。
5G通信無制限プランがどのくらいの金額で提供されるのかは分かりませんが、提供が開始されれば迷わず無制限プランを契約します!
今は、アプリのダウンロードや、OSの更新はWiFiに繫いで行うのが普通ですが、5Gが本格的にスタートしたらモバイル環境でこういった作業も快適に行えるようになるでしょう。
まだ、端末の選択肢が多くないので、最近機種変更をした人は慌てる必要はないですが、端末の買換えを検討している人は5G端末を候補に入れても良いでしょう。
タイの大手キャリアAIS・Trueは、2020年3月から次世代通信5Gの商用サービスを開始していますが、当初はバンコク中心部や、チェンマイ・パタヤなどのごく一部での範囲でしか使えませんでした。
まだ、5G端末を購入していないので小まめにチェックしてはいなかったのですが、久しぶりにカバレッジをチェックするとかなり広がっていました。そろそろ5G端末を購入するか悩むところです。今回はそんな現在の5Gのカバレッジや現在発売中の機種についてご紹介いたします。
現在の5Gのカバレッジ
では、さっそく広くなったという各社のカバレッジをチェックしていきましょう。
タイでの5Gはどのくらい広がっているのでしょうか?
AIS
まず、AISの5Gのカバレッジからチェックしていきましょう!
タイ全土をチェック
まずは広い範囲をチェックしてみると、タイの多くの部分がカバーされているように見えます。実際に、近寄ってみるとまだまだなのですが、前回よりかなり広がっている事が確認できます。
バンコク近郊をチェック
バンコク近郊を拡大してみました。こう見るとかなりピンの数が増えている事が分かります。バンコク中心部であればかなりの範囲ですでに5Gを利用可能な状況になってきているようです。
アソーク周辺をチェック
ここまで近寄ると、やはりピンの密度に差が出てきますが、自宅の近くにピンが立っているという方も多いのではないでしょうか?自分の自宅周辺をチェックして5Gのピンが立っているかチェックしてみましょう!
チョンブリ県 シラチャ
日本人が5,000人ほど住んでいる町のシラチャをチェックしてみます。結構5Gのピンが立っていますね。順調に増加傾向にあるようです。チョンブリ県全体で見てもスクンビット通りはかなりピンの数が増えていました。
上記の通り、AISはかなり急ピッチで5Gの整備を進めているようですね!この状況で進めばバンコクでは本格的に使えるようになる日も近いでしょうか。
True
では次に、Trueの5Gのカバレッジからチェックしていきましょう!
Trueに関しては、AISのように地図で確認する事は出来ませんが、一応イメージがありましたのでご紹介します。
タイ全土をチェック
タイ全土のイメージとしては、AISよりはピンの数が少ないですが、かなり数は増えてきているイメージです。このまま順調に増やしていって欲しいですね。
バンコク近郊をチェック
バンコク周辺のピンの数もAISには負けています。ただ、かなり利用可能範囲は広がってきておりますので、5G端末を購入してもバンコクであれば十分に5Gを体感できそうですね。
タイ東部をチェック
AISと比べるとかなりピンの数が少ないです。True利用者でチョンブリ県やシラチャに住んでいる人は、まだ5G端末購入を急ぐ必要はなさそうですね。ただ、前回よりは使える場所は増加傾向にありますね。
現在の5Gの利用状況
現在の5Gのカバレッジで見ると、AISがダントツで頑張っている印象ですね。次にTrueが頑張っています。この状況を見ると、AISとTrueユーザーは5G端末を買っても楽しく使えそうですね。
DtacやDtac系列のFINNmobileを使っている人は、今5G端末を買ってもあまり意味が無いかなという印象です。
5G端末のプロモーションに関して
現状、AISやTrueといったタイのキャリアで販売されている5G端末は高い物が多いですが、キャリアが端末を安く販売しているプロモーションがあります。
かなり安く購入できるのですが、購入時には「契約期間」や「プラン」の縛りがあるので事前にチェックしてから購入するようにしましょう。
今回は、AISのWEBサイトで端末のプロモーションについてご説明いたします。
まず、この画像のように「39,900バーツが25,900バーツ」で購入可能なプロモーションがあります。14,000バーツもお得とはなかなかすごいですね!
端末ページへ進んでみよう。
上記のピンクの枠で囲まれた部分が価格ですが、どれか選択すると注意事項として、契約の内容を確認する事が出来ます。
上記の27,900バーツの物は1,549THB以上のプラン指定で1年契約の縛りになります。イメージとしては端末を割賦で買う日本と同じような形ですね。
プロモーション価格で購入する場合には、契約内を十分理解した上で購入するようにしましょう。
現状は安い5Gの販売開始を待つ!
Samsungユーザーの機種変更やアンドロイド端末の機種変更を検討されている方は、Samsung Galaxy S20 Ultra 5Gはかなりおススメです。
お店でデモ機を触ったりしましたが、かなりカメラ性能も、動作もサクサクで良かったです!ただ、個人的にはもう少し安い端末が販売されるまで待とうかなと思います。下で紹介する端末がタイでも販売開始になったら、嫁の端末を機種変更しようかなと考えています。
Realme X50 5G
おススメする理由①
安い!2020年2月に発売されているのですが、価格はタイバーツにすると「11,000THB」程度です。5G端末がタイで普及するとすればこの価格帯が重要になってくると思います。
おススメする理由②
5Gに対応している事はもちろんですが、第6世代のWi-Fi、WiFi 6にも対応しています。eSIMには対応していませんが、次世代通信機能を十分に兼ね備えた端末でしょう。
おススメする理由③
Realmeはカメラが綺麗に撮れるのが気に行っていましたが、さらに進化していました。インカメラに32MPと8MPのデュアルカメラを登載。しかもこの32MPのインカメラのセンサーはSONY製をつかっています。自撮りを今まで使わなかった人も多いと思いますが、今後オンライン学習やオンラインミーティングが増加する中でインカメラはかなり重要です!
現状は、Realmeのタイサイトにはこの端末の情報がないですが、Lazadaではタイ国外で販売されいる物を購入する事は可能です。
回線と端末について
回線に関しては、AISとTrueが5Gの整備がかなり進んでいます。端末はまだ種類がすくないですが、世界的にみると廉価端末も登場してきているので、今年の年末には5Gがかなり身近な物になっていると思います。
これから携帯電話を契約しようという方はDtac以外を選びましょう!笑